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onsemiが新開発のAFEチップを公開、高精度の電気化学センシングを超低消費電力でembedded world 2024(2/2 ページ)

onsemiが、高精度の電気化学センシングを低消費電力で実現する、小型アナログフロントエンド(AFE)「CEM102」を開発し、ドイツ・ニュルンベルクで開催された組み込み技術の展示会「embedded world 2024」(2024年4月9〜11日)で初公開した。

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初の車載向けデュアル誘導型回転位置センサーも

 今回ブースでは、同社初の車載向けデュアル誘導型回転位置センサー「NCV77320」のデモも展示していた。

 onsemiは2022年のエレクトロニクス展示会「electronica 2022」において、「光学式に匹敵する精度/速度」(同社)の産業向けデュアル誘導型回転位置センサー「NCS32100」を発表していたが、こちらは自動車安全規格ISO26262のASIL B(D) 準拠の製品。精度/速度は産業向けより多少低いが「車載用途では十分なレベル」(説明担当者)で、より安価でもあるという(NCS32100の詳細は下記リンク参照)

 ブースでは、クルマのブレーキ/アクセルペダル用センサーとしての用途のデモや、パートナーの導入事例を展示していた。

展示されていた車載向けデュアル誘導型回転位置センサー「NCV77320」を導入したパートナーの事例展示されていたデモのペダルで用いられていた「NCV77320」搭載ボード 左=車載向けデュアル誘導型回転位置センサー「NCV77320」を導入したパートナーの事例/展示されていたデモのペダルで用いられていた「NCV77320」搭載ボード[クリックで拡大]
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