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体積75%減の「世界最小」MLCCを開発、村田製作所:016008Mサイズ
村田製作所は2024年9月19日、016008Mサイズ(0.16×0.08×0.08mm)の積層セラミックコンデンサーを「世界で初めて」(同社)開発したと発表した。現行の最小品である0201Mサイズ(0.25×0.125mm)と比較して体積比で約75%小型化している。
村田製作所は2024年9月19日、「世界最小」(同社)サイズの016008Mサイズ(0.16×0.08×0.08mm)の積層セラミックコンデンサーを開発したと発表した。現行の最小品である0201Mサイズ(0.25×0.125mm)と比較して体積比で約75%小型化している。2024年末のサンプル提供開始を予定する。主に、小型モバイル機器に組み込む各種モジュールやウェアラブル機器向けを想定している。
昨今、電子機器の高性能化/小型化に伴い、電子部品の搭載点数増加や搭載スペースの縮小が進んでいる、積層セラミックコンデンサーにおいても同様で、最新のスマートフォンでは1台で最大約1000個使用されている。限られた搭載スペースで高密度な部品実装を可能にするために、超小型品へのニーズが高まっている。
なお、016008Mサイズの積層セラミックコンデンサーは、「CEATEC JAPAN 2024」(2024年10月15〜18日/幕張メッセ)の同社ブースで展示する予定だ。
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