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ソニー、0.44型フルHD OLEDマイクロディスプレイを発売小さな画素サイズと高い輝度を両立(2/2 ページ)

ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)は、極めて小さい画素サイズと高い輝度を両立させた0.44型フルHD(1920×1080画素)OLEDマイクロディスプレイ「ECX350F」を開発、2024年10月よりサンプル出荷を始める。AR(拡張現実)グラスなどの用途に向ける。

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フルHD以下の映像を好きな場所に表示可能

 さらに、「可変黒枠機能」を搭載した。入力される映像信号がフルHD以下の任意解像度の場合、デバイスの表示領域内において任意の位置に映像を表示させることができる。これにより、前段で外部処理を行わなくても表示映像と実空間を重ねた表示が可能となった。

可変黒枠機能(イメージ図)
可変黒枠機能(イメージ図)[クリックで拡大]出所:ソニーセミコンダクタソリューションズ

 ECX350Fのフレームレートは最大120fps、コントラスト比は10万対1以上、色域はsRGB面積比100%である。ビデオインタフェースとしてはMIPI DSIをサポートしている。サンプル価格(税別)は4万円。

OLEDマイクロディスプレイを用いたARグラスとその光学システム例
OLEDマイクロディスプレイを用いたARグラスとその光学システム例(イメージ図)[クリックで拡大]出所:ソニーセミコンダクタソリューションズ

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