コラム
英語ができれば開発力も上がる? やっぱり立ちはだかる語学の壁:モノづくり総合版メルマガ 編集後記
日本人は「完璧な英語」を目指そうとするから、苦手意識が強くなってしまうのでは? と思うこともあります。
この記事は、2024年11月28日に発行した「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたコラムの転載です。
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先月、プロダクトエンジニアリングサービスを手掛けるクエスト・グローバル・ジャパン(以下、クエスト・グローバル)を取材してきました。同社は、半導体開発や製品開発を国内外のエンジニアが支援するアウトソースサービスを提供しています。
他のさまざまな業界同様、日本の半導体業界も深刻な人材不足に直面しています。単純に、業界に携わる人が減っているというのもありますが、半導体設計が複雑化、高度化していて、それに対応できるハイスキル人材がとにかくいないという側面もあるそうです。
さらにもう一つ、日系半導体企業ならではの原因もありました。それが「英語でのコミュニケーション能力」の不足です。
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