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三菱ガス化学、タイで半導体パッケージ用BT積層材料の生産能力を倍増25年12月から商業運転開始

三菱ガス化学は、半導体パッケージ用BT積層材料(BT材)の生産拠点であるタイの工場において能力増強工事が完了し、2025年12月から商業運転を始めると発表した。これによって生産能力は従来の約2倍となる。

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新規ビジネスの獲得や競争力強化による事業拡大を目指す

 三菱ガス化学は2025年11月、半導体パッケージ用BT積層材料(BT材)の生産拠点であるタイの工場において能力増強工事が完了し、2025年12月から商業運転を始めると発表した。これによって生産能力は従来の約2倍となる。

 半導体市場は、5/6G(第5/6世代移動通信)や自動車、IoT機器向けの需要拡大および、AI関連技術の進展などから、今後も大きな伸びが見込まれている。これに伴いBT材の需要も拡大している。

 三菱ガス化学は、福島にある生産子会社の「MGCエレクトロテクノ」(ET)および、ETのタイ子会社である「MGC ELECTROTECHNO(THAILAND)」(ETT)の2拠点でBT材を量産し供給してきた。今回、ETTの生産能力を増強したことで、新規ビジネスの獲得や競争力強化による事業拡大を目指す考えだとしている。


ETTの外観[クリックで拡大] 出所:三菱ガス化学

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