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Sandiskの四半期業績、前期比で2四半期連続の増収増益に:福田昭のストレージ通信(297)(2/2 ページ)
今回は、Sandiskの2025年7月〜9月期(2026会計年度第1四半期)の業績を紹介する。
PCハードウェアとOSの更新需要がNANDフラッシュの売り上げ増に貢献
Sandiskは、売り上げを3つの分野に分けて公表した。「データセンター(Datacenter)」「エッジ(Edge)」「コンシューマー(Consumer)」である。
「データセンター(Datacenter)」「エッジ(Edge)」「コンシューマー(Consumer)」分野の売上高推移(2025会計年度第1四半期〜2026会計年度第1四半期)[クリックで拡大] 出所:Sandiskが2025年11月6日に実施した四半期業績説明会のスライドから
「データセンター(Datacenter)」「エッジ(Edge)」「コンシューマー(Consumer)」分野の売上高まとめ。出所:Sandiskが2025年11月6日に発表したリリースから筆者が抜粋したもの[クリックで拡大]
分野別で売上高が多い順にならべると「エッジ(Edge)」「コンシューマー(Consumer)」「データセンター(Datacenter)」となる。
「エッジ」分野の売上高は前期比26%増、前年同期比30%増の13億8700万米ドルである。売り上げ全体に占める割合は60.1%と半分を超える。PCの更新時期とOSの更新時期が重なったことで、売り上げが伸びた。PC1台当たりのNANDフラッシュ搭載容量は2025年(暦年)から2026年(暦年)にかけて5%前後(mid-single digits)で伸びると予測する。
「コンシューマー」分野の売上高は前期比11%増、前年同期比27%増の6億5200万米ドルである。メモリカード市場をけん引する企業との提携が売上増に寄与した。任天堂との共同ブランドによるSDカード(SanDisk microSD Express Card for Nintendo Switch 2)の販売枚数は2026会計年度第1四半期(2025年7月〜9月期)だけで90万枚に達したとする。「データセンター」分野の売上高は前期比26%増、前年同期比10%減の2億6900万米ドルとなった。
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