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GeO2パワー半導体開発加速、Patentixが1.5億円資金調達社会実装の早期実現目指す

立命館大学発スタートアップのPatentixは、シリーズA1で総額約1億5000万円の資金を調達した。今回の出資者は三菱UFJキャピタルとTMH。半導体材料「二酸化ゲルマニウム(GeO2)」を用いたパワーデバイスの開発を加速し、社会実装の早期実現を目指す。

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「基礎研究フェーズ」から「実用化開発フェーズ」に移行

 立命館大学発スタートアップのPatentixは2026年4月、シリーズA1で総額約1億5000万円の資金を調達したと発表した。今回の出資者は三菱UFJキャピタルとTMH。半導体材料「二酸化ゲルマニウム(GeO2)」を用いたパワーデバイスの開発を加速し、社会実装の早期実現を目指す。

 Patentixは、超ワイドバンドギャップ(UWBG)半導体材料であるGeO2の研究開発と製造販売を主力事業とする。特にGeO2は、p型とn型両方の制御が可能で、高いコスト競争力を持つなど、次世代パワー半導体材料として優れた特長がある。

 Patentixは2022年2月の創業以来、n型ドーピングの確認やショットキーバリアダイオードの動作実証などを行ってきた。今回の資金調達によって研究開発体制をさらに強化すると同時に、6インチGeO2半導体基板および、GeO2パワーデバイスの開発を加速させる。

 また、今回の資金調達を機に、これまでの「基礎研究フェーズ」から、「実用化開発フェーズ」へと舵を切る。さらに製造体制を強化するなどしてサンプル品の出荷を加速させる。なお、創業以来の資金調達額は今回分も含め合計12億900万円となった。

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