実装技術ロードマップの対象範囲と前版(2024年度版)との違い:福田昭のデバイス通信(518) 2026年度版実装技術ロードマップ(1)(2/2 ページ)
電子情報技術産業協会(JEITA)が発行した「2026年度版 実装技術ロードマップ」の概要を紹介するシリーズ。今回は、国産技術の競争力や、前版(2024年度版)との比較などを取り上げる。
国産半導体技術の競争力はどこにあるか
続いて半導体製品の種類と用途、国産技術の競争力(半導体の種類別に分析)が説明された。半導体の種類はロジック、メモリ、アナログ、パワー、光、センサとなっていた。国産技術の競争力があるのは、マイコン、制御IC、高精度アナログ、化合物パワー、CMOSイメージセンサなどだとした。
「電子部品」の省略、技術コラムの復活
それから、前版(2024年度版)と新版(2026年度版)の違いが示された。まず章立てが変更された。前版(2024年度版)では第2章〜第6章がロードマップの本体部分だった。新版(2026年度版)では、本体部分が第2章〜第5章と変わった。具体的には前版の第4章「電子部品」が省略され、新版では第3章「電子デバイスパッケージ」と第4章「プリント配線板」に組み込まれた。
またコラムが復活した。従来は第2章第5節「新技術・新材料・新市場」でトピックスを採り上げており、新版でも「ペロブスカイト太陽電池」などが掲載されている。第2章第5節で述べるには時期尚早であるものの、今後のために注目しておきたいトレンドを半ページほどのコラムにまとめた。具体的には「電子廃棄物」「人型ロボット」「新規高放熱材料」「昆虫サイボーグ」などのコラムが載っている。
「2026年度版(第14版) 実装技術ロードマップ」も前版と同様に、PDFファイルの電子書籍(データ容量約116メガバイト)でダウンロード販売される(既に頒布中)。頒価は会員が2万2000円、非会員(会員以外)が4万4000円である。
(次回に続く)
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