直接液冷に初対応、キオクシアがデータセンター用NVMe SSD:シーケンシャルライト性能38%向上
キオクシアは、E1.Sフォームファクターを採用したPCIe 5.0対応のデータセンター向けNVMe SSD「KIOXIA NX1シリーズ」を開発、一部の顧客に対しサンプル出荷を始めた。同社では始めてとなる直接液冷(DLC)方式に対応する製品で、独自開発のコントローラを採用するなどして高い性能と電力効率を実現した。
独自開発のコントローラを採用、高い性能と電力効率を実現
キオクシアは2026年7月、E1.Sフォームファクターを採用したPCIe 5.0対応のデータセンター向けNVMe SSD「KIOXIA NX1シリーズ」を開発、一部の顧客に対しサンプル出荷を始めたと発表した。同社では始めてとなる直接液冷(DLC)方式に対応する製品で、独自開発のコントローラを採用するなどして高い性能と電力効率を実現した。
KIOXIA NX1シリーズは、KIOXIA XDシリーズの後継モデル。XD8シリーズに比べシーケンシャルライト性能は最大約38%、ランダムライト性能は最大約20%、それぞれ向上させた。また、コールドプレートを用いたDLC構成に対応していて、効率の良い放熱を実現している。
KIOXIA NX1シリーズはフォームファクターとして、空冷と液冷に対応する「E1.S 9.5mm」と、空冷に対応する「E1.S 15mm」を用意した。データの読み出しが中心のシステム向けに、記憶容量1.92T〜15.36Tバイト品をそろえている。搭載するメモリ素子はCBA(CMOS directly Bonded to Array)アーキテクチャを採用した第8世代BiCS FLASHのTLC(Triple-level-Cell)製品だ。
この他、PCIe 5.0、NVMe 2.0および、OCP Datacenter NVMe SSD Specification 2.6に準拠し、NVMe Flexible Data Placement(FDP)をサポートしている。オプションで、ストレージデバイス向けハードウェア自己暗号化セキュリティ規格「TCG Opal」準拠のSED(Self-Encrypting Drive)モデルを提供する。
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