レゾナック、ハードディスク増産に150億円追加投資:生産能力44%増を見込む
レゾナックは2026年7月28日、ハードディスクメディアの生産拡大に当たって、シンガポール拠点であるResonac HD Singapore(RHDS)に約150億円の追加投資を行うと発表した。5月発表の施策とあわせて、生産能力を現状の年間約1億6000万枚から44%増の年間約2億3000万枚規模へと拡大する見込みだ。
ハードディスクメディア生産能力44%増で年間2億3000万枚規模へ
レゾナックは2026年7月28日、ハードディスクメディアの生産拡大に当たって、シンガポール拠点であるResonac HD Singapore(RHDS)に約150億円の追加投資を行うと発表した。
データセンター向けストレージ需要は中長期的な拡大が見込まれている。中でも高信頼性かつ大容量で、コスト効率に優れるニアライン向けHDDは中核製品として期待される。
こうした背景のもと、レゾナックは2026年5月にグループ全体でハードディスクメディアの生産能力を増強すると発表。RHDSを中核拠点と位置付け、同社の既存および遊休フロアを活用して増産に必要な生産設備を導入し、2027年以降、市場動向や需要を見ながら順次生産ラインを立ち上げるとしていた。
今回の発表では、上記に加えてRHDSの遊休設備を活用し、投資効率を確保しつつ追加投資を行うとする。追加投資額は約150億円で、2029年以降、市場動向や需要に応じて順次生産ラインを立ち上げる。5月発表の施策とあわせて、生産能力を現状の年間約1億6000万枚から44%増の年間約2億3000万枚規模へと拡大する見込みだ。
また本投資の実行に当たり、ハードディスクメディアの投資額相当の価格改定を実施する。レゾナックは「(価格改定は)顧客であるHDDメーカーと合意している。供給能力の拡充と収益性の向上を両立していく」と述べる。
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