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DRAM/SSDの課題解決 キオクシアの最新フラッシュメモリ技術FMS展示内容を紹介(2/2 ページ)

キオクシアは、半導体メモリとストレージに関するイベント「FMS: the Future of Memory and Storage」で紹介した技術のメディア向け説明会を開催し、AI時代のフラッシュメモリの課題や、それにこたえる製品展開について紹介した。

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フラッシュメモリの電力効率改善でSSDを進化

 SSDの消費電力は、半分以上をフラッシュメモリが占める。PCIeインタフェースのSSDは供給できる電力量が決まっていることもあり、シーケンシャルライト性能は電力制限によって、本来出せるはずの性能を出せずにいる。またPCIe 7.0ではランダムリード性能も同じ状況になると見込まれる。このことから、松寺氏は「SSDをさらに進化させるためには、フラッシュメモリの電力効率を上げることが大事だ」と述べる。

省電力化の重要性
省電力化の重要性[クリックで拡大]

 キオクシアは2026年7月から、北上工場(岩手県北上市)で第10世代の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」の製造を開始するとともに、1Tb(テラビット)TLC(Triple-Level-Cell)製品のサンプル出荷も開始した。第8世代品と比べてビット密度は59%、読み出し電力効率は40%、書き込み電力効率は30%向上している。

 これに電力効率を改善した新インタフェースチップを組み合わせることで、パッケージ当たり最大4TBの容量と、第8世代品から読み出し電力効率100%、書き込み電力効率40%の向上を実現した。「電力効率を改善した第10世代BiCS FLASHによって、PCIe 7.0でランダムリードの飽和性能を引き出すことを期待している」(松寺氏)

第10世代BiCS FLASH第8世代品との比較 左=第10世代BiCS FLASH、右=第8世代品との比較[クリックで拡大]

 また第3世代XL-FLASHや、第10世代BiCS FLASHの2Tb QLC品も開発中で、ともに前世代品と比べて読み出し/書き込み性能や電力効率を大きく改善できる見込みだとした。

開発中の第3世代XL-FLASHと第10世代BiCS FLASHの2Tb QLC品
開発中の第3世代XL-FLASHと第10世代BiCS FLASHの2Tb QLC品[クリックで拡大]

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