Cybersecurity Dive:
OTでのセキュリティリスクを甘く見るな 被害額が3000億ドルに達する恐れも
Dragosの報告書において、OT環境を混乱させる壊滅的なサイバー攻撃が発生した場合、世界全体での経済的損失は年間3300億ドル近くに達するという。被害額3000億ドルがどのように試算されたか確認しよう。(2025/8/24)
他人のID・パスワード提供か「指示役」男子高校生を逮捕 楽天モバイル回線不正契約事件
通信事業者の楽天モバイル回線を不正に契約したとして少年3人が摘発された事件で、このうち1人に他人の楽天IDとパスワードを提供したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は不正アクセス禁止法違反の疑いで、長野県松本市の高校2年の男子生徒(16)を新たに逮捕した。「知りません」と容疑を否認している。(2025/8/22)
「鬼滅」も被害 違法アップロード「映画泥棒」にホワイトハッカーで対抗 84サイト閉鎖
7月18日に全国で上映開始されたアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座(あかざ)再来」が異例の速さで興行収入を伸ばす中、映画館で盗撮したとみられる本編映像が海外を中心に大量に拡散している。(2025/8/19)
Cybersecurity Dive:
生成AI悪用の最前線 イランと北朝鮮の脅威グループの事例から学ぶ
CrowdStrikeが毎年発表している脅威調査報告書によると、犯罪者はサイバー攻撃のさまざまな段階で生成AIを悪用しているという。イランと北朝鮮の脅威グループが生成AIをどう使っているのか。具体的な事例を見てみよう。(2025/8/18)
Cybersecurity Dive:
ライバル組織の摘発は商機? 激化するRaaSグループたちの勢力図
当局が「LockBit」や「RansomHub」を壊滅させた後、他の犯罪グループがそれらのグループの仲間(アフィリエイター)を奪おうと一斉に動き出した。これは、サイバー犯罪の世界の大きな変動を示している。(2025/8/17)
Cybersecurity Dive:
若手が集まるサイバー犯罪のベンチャー「Scattered Spider」 その内情に迫る
悪名高いハッカーグループ「Scattered Spider」は世界各国の政府当局から注目を浴びている。このグループはさまざまな点から既存のサイバー犯罪グループと比較して特異な存在だ。その内情や活動遍歴を解説しよう。(2025/8/16)
Cybersecurity Dive:
前年比で“爆増”するランサムウェア攻撃 今最も勢いがあるグループの動向とは?
Zscalerの新たなデータによると、製造業は依然としてランサムウェア攻撃の最大の標的となっているという。一方、石油およびガス業界への攻撃も増えているようだ。ランサムウェアグループの最新動向に迫る。(2025/8/15)
頼みのバックアップデータも暗号化:
ランサムウェア攻撃被害が中小企業で増加、完全復旧できない企業が7割 「サイバーリカバリー」のポイントとは
警察庁の調査によると、ランサムウェア被害の報告件数が中小企業を中心に増加傾向にある。攻撃を完全に防げない今、求められるのはシステムやデータを復旧するプロセスを迅速化する「サイバーリカバリー」の取り組みだ。(2025/8/14)
セキュリティニュースアラート:
Z世代を狙う新たな脅威 副業ブームに忍び寄るサイバー攻撃
多様な働き方が広まる今、Z世代がサイバー攻撃の新たな標的になっている。フリーランスでよく見られるビジネス慣行を悪用した攻撃の手口とは。(2025/8/6)
Microsoftが39万台の「Windows」PCを救う
人気の攻撃ツール「Lumma Stealer」を撲滅 “犯罪のサブスク”をどう止めた?
Microsoftは、情報窃取型マルウェア「Lumma Stealer」を提供するサービスの活動を停止させることに成功した。その鍵を握ったのは、国際的な公共機関との密な協力だ。この大規模な撲滅作戦の詳細を見てみよう。(2025/8/5)
ALSOKが攻撃者に? 60年のノウハウを詰め込んだ新型物理ペネトレの中身に迫る
攻撃はサイバー空間だけで発生するとは限らない。従業員による情報の持ち出しやコピーといった内部不正から、侵入者によるシステムの破壊など物理的なセキュリティも見逃せない。こうした脅威に対処するために立ち上がったALSOKの新サービスの詳細に迫った。(2025/7/30)
「Citrix Bleed」と同等の危険性
「NetScaler ADC」「NetScaler Gateway」の新しい脆弱性で“あの悪夢”再びか
Citrix Systemsのネットワーク機器に危険な脆弱性が見つかった。セキュリティ専門家によると、Boeingも被害を受けた脆弱性「Citrix Bleed」と同等の危険性を持つ。その脅威の正体とは。(2025/7/29)
新たな脅威「CaaS」とは何か:
自動サイバー攻撃増加の裏にあるAI以外の要因とは? フォーティネットが調査結果を発表
フォーティネットジャパンは「フォーティネット グローバル脅威レポート」の最新版を発表した。レポートによると、「CaaS」がサイバー攻撃の新たな脅威になっているという。(2025/7/28)
Cybersecurity Dive:
「フィッシングは見抜ける」 自信満々な企業と現実の悲しいギャップ
ある調査では、セキュリティ責任者の96%が「自社の従業員はフィッシング攻撃を見抜ける」と自信を持っている一方で、実際には半数以上の企業で、経営幹部になりすましたSMS詐欺に従業員がだまされた事例があったという。(2025/7/25)
セキュリティニュースアラート:
身代金交渉にAIチャットbotを採用? 新興ランサムグループの詳細
新興ランサムウェアグループ「GLOBAL GROUP」の詳細が明らかになった。このグループは既存ランサムウェア「Mamona RIP」と「Black Lock」の攻撃基盤を再利用しており、身代金交渉用にAIチャットbotを採用していることも判明している。(2025/7/24)
Cybersecurity Dive:
使ってるだけで標的に? サイバー攻撃者が狙う"危険な業務ツール"とは
脅威グループ「Scattered Spider」は日本企業を含む約300社の大手企業を標的にしている。これらの企業には共通して使用しているツールや技術があり、攻撃者はこれを狙っているようだ。使っているだけで狙われるツールとは。(2025/7/24)
「日本が重視する内部犯行への備え」は外部脅威への対策にもなる:
PR:今のサイバーセキュリティの本質は「時間のゲーム」――生成AI・エージェンティックAI時代に有効なセキュリティ対策の在り方とは
サイバー脅威が日々高度化し、複雑化する現代において、企業が直面するセキュリティ課題は増大の一途をたどっている。特にAI技術の進化は、攻撃者と防御者の双方に大きな影響を与えている。サイバーセキュリティの最前線で活躍する企業の有識者に、今のセキュリティリスクの本質と課題、生成AI・エージェンティックAI時代における有効なセキュリティ対策の在り方を聞いた。(2025/7/22)
Cybersecurity Dive:
イスラエルの軍事行動への加担に対する報復か イランの脅威アクターが活動開始
CISAらは共同勧告の中で、イランが現在の地政学的状況を背景に、短期的なサイバー作戦として米国企業を標的にする可能性があると指摘した。報復活動の一環として、イランに関連したサイバー攻撃者が大規模なDDoS攻撃を展開する可能性がある。(2025/7/13)
Cybersecurity Dive:
今度は航空業界? 特定の業界を狙う脅威グループが次なる標的をロックオン
Hawaiian Airlinesに対するサイバー攻撃には、悪名高い脅威グループ「Scattered Spider」による攻撃に共通する特徴が幾つか見られた。この脅威グループは特定の業界を狙って攻撃を仕掛けることで有名だ。(2025/7/13)
「Amazonに似たドメイン」が急増中 プライムデーに便乗したフィッシング詐欺に注意
Amazonの大型セール「プライムデー」に便乗し、偽サイトや詐欺メールによるサイバー攻撃が急増している――セキュリティ企業のチェック・ポイントが警鐘を鳴らしている。6月には、Amazonに類似した名称のドメインが1000件以上確認され、その9割近くが「悪意ある」または「疑わしい」と判定されたという。(2025/7/9)
ITmedia エグゼクティブセミナーリポート:
NIST CSFを踏まえつつ、危機があっても「しなやかに回復できる」組織へ――PwCコンサルティング丸山満彦氏
サイバーレジリエンスという言葉の本質と、改定されたNISTサイバーセキュリティフレームワーク(NIST CSF)を踏まえたサイバーセキュリティの方向性とは。(2025/7/1)
詐欺の手口から対策まで
犯罪者の「だます技術」と「だまされる被害者心理」をラックが解説
「詐欺の被害に遭う可能性を下げるために、詐欺に対する理解を深める」ことを目的に、ラックの金融犯罪対策センターが昨今のデジタル詐欺のトレンドを紹介した。(2025/6/30)
セキュリティニュースアラート:
PR TIMESの不正アクセス事案はなぜ起きた? 根本原因を深堀りする
KnowBe4はPR TIMESの不正アクセス事案について見解を発表した。セキュリティ体制や運用の問題点を指摘するとともに、組織文化にまで踏み込んで対策を講じることを提案している。(2025/6/27)
セキュリティニュースアラート:
ランサムウェア被害で自信喪失…… Veeamの年次調査で分かった理想と現実
ヴィーム・ソフトウェアはサイバー脅威動向に関する年次調査結果を公開した。調査から、組織におけるランサムウェア対策の理想と現実のずれが顕著に明らかになった。このギャップを解消するための手段・方法論についても提案している。(2025/6/25)
Cybersecurity Dive:
21万以上の被害者を生んだ攻撃者を撲滅せよ 国際的大規模作戦の詳細
合計21万6000人以上の被害者を生んだ情報窃取型マルウェアのコンピュータインフラが解体された。各国の法執行機関とサイバーセキュリティ企業が共同で実行した大規模作戦「Operation Secure」の詳細を確認しよう。(2025/6/24)
AI作成の偽サイトをAI用いて捜査、フィッシングサイト作成の男2人を逮捕 大阪府警
ECサイトになりすましたフィッシングサイトを作成し、インターネットに公開したなどとして、大阪府警サイバー犯罪捜査課は不正アクセス禁止法違反の疑いで2人を逮捕したと発表した。(2025/6/23)
セキュリティニュースアラート:
アングラAI「WormGPT」の亜種が登場 Grokなどのモデルを改造か
Cato Networksは、地下フォーラムで流通するWormGPT派生2モデルの存在を報告した。GrokとMixtralを悪用したkeanu-WormGPTとxzin0vich-WormGPTが検閲回避で犯罪支援に利用されている実態が明らかになっている。(2025/6/20)
セキュリティニュースアラート:
生成AIによる攻撃の「質」と「量」が増加 Zscalerがフィッシングレポートを公開
Zscalerは2025年版のフィッシングレポートを公開した。調査によると、AIを悪用したフィッシング攻撃の「質」と「量」は拡大傾向にあるという。利用者の油断を突くその悪質な手口が明らかになった。(2025/6/19)
Cybersecurity Dive:
アパレル小売企業を“計画的に”狙うサイバー攻撃者たち
Victoria’s SecretやThe North Faceをはじめとしたアパレル小売企業を狙うサイバーが多発している。専門家によると、これらの攻撃は計画的な犯行である可能性が浮上しているという。(2025/6/15)
Cybersecurity Dive:
攻撃者をかく乱する大規模作戦 マルウェアDanaBot解体のてん末
当局によると、ロシアを拠点とするサイバー犯罪グループに関連するマルウェアが世界中で30万台以上のコンピュータに感染したという。同マルウェアに対するかく乱作成の内容を確認しよう。(2025/6/13)
セキュリティニュースアラート:
悪名高いインフォスティーラー「Lumma」 摘発後にも不穏な動き
チェック・ポイントは摘発された情報窃取マルウェア「Lumma」の開発者が活動再開を目指していると発表した。摘発後も認証情報の販売が確認されている。Lummaの今後の動向に注目が集まる。(2025/6/11)
ITmedia エグゼクティブセミナーリポート:
緊急出動の現場から見える、ランサムウェア対応の勘所
セキュリティインシデントに遭った企業のSOSに応じて、緊急対応に必要な侵害原因調査・事業再開支援を行うラックの「サイバー救急センター」。緊急出動を通してインシデント対応を目の当たりにしてきた同センターが対策ポイントを紹介。(2025/6/11)
半径300メートルのIT:
セキュリティ人材は業界を越える――専門家と一般従業員で考える安全対策
サイバー攻撃が激化する今、IT以外の業界にこそセキュリティの知識が必要とされる時代が来ています。セキュリティ人材が他業界に進出する中、私たち一般の従業員が“ちょっとセキュアになる”ためにできることは何でしょうか。(2025/6/10)
M&SやCo-opが被害
“対策不足”で英小売業界が大混乱 ランサムウェア攻撃の犯人は誰?
英国小売大手M&Sなどを標的にしたランサムウェア攻撃の波紋が広がっている。攻撃を仕掛けたサイバー犯罪集団も明らかになった。どのような集団が、どのような攻撃の手口を用いたのか。(2025/6/9)
備蓄米販売に便乗した“偽アイリスオーヤマ”出現 なりすましサイト40件超を確認 公式が注意喚起
アイリスオーヤマは6月4日、同社の公式通販サイト「アイリスプラザ」の偽装サイトを確認したとして注意を呼び掛けた。政府備蓄米の販売に便乗して作られた可能性があるという。(2025/6/6)
委託先経由で情報流出?
Deloitte認証情報を悪用か 64万人の情報が漏えいした攻撃の真相とは
攻撃によるデータ流出を防ぐには侵入の手口を知ることが有効だ。2024年、攻撃の標的になった米国ロードアイランド州の事例からデータ流出の予防策を学ぼう。(2025/6/6)
ランサムウェア攻撃者との交渉ガイド【後編】
「身代金を支払う」のは得か損か? ランサムウェア攻撃で迫られる苦渋の選択
FBIはランサムウェア被害における身代金支払いには反対する立場だが、企業が事業継続のために支払いをせざるを得ない場合があることも認識している。企業はどう対処すべきなのか。(2025/6/2)
Cybersecurity Dive:
なぜ攻撃者たちはインフォスティーラーを好むのか? 大規模攻撃から見えた事実
情報窃取型のマルウェアである「Lumma infostealer」は、ハッカーがパスワードやクレジットカード情報、暗号通貨ウォレットを盗むためによく使われている。この度の摘発により2300件のドメインが押収された。(2025/5/30)
Gartner Insights Pickup(400):
リスクマネジメントにおけるサイバー抑止――従来の受け身の対策を補完する必須のアプローチに
従来のサイバーセキュリティ対策は、防御的で受動的な戦略に重点を置いてきた。こうした対策は依然として重要だが、それらだけでは足りない場合が多い。持続可能なサイバー抑止プログラムを確立するには、よくある誤解を解消することが不可欠だ。(2025/5/30)
医療データセキュリティとリスク管理【第1回】
攻撃者にとって格好の標的「医療データ」をどう守る? 5つの脅威と対策
機密性の高い患者データを扱う医療機関が、サイバー攻撃の標的になる例が後を絶ちません。医療データに対する5つの脅威や、医療データのセキュリティを維持する方法を解説します。(2025/5/28)
ランサムウェア攻撃者との交渉ガイド【前編】
ランサムウェア集団への「身代金支払い」を企業が拒否し始めた理由
企業によるランサムウェアへの身代金支払い額が減少傾向にある。こうした傾向は望ましいが、企業がランサムウェアによる侵害を受けたら危機的な状況に陥ることには変わりがない。攻撃を受けたらどうすべきなのか。(2025/5/26)
セキュリティニュースアラート:
主流のマルウェアが使う検知回避テクニックとは? 対抗するための5つの防御策
サイバー犯罪者は高度なマルウェア回避技術を駆使し、従来のセキュリティ対策をすり抜ける攻撃を展開している。最近のマルウェアが使う主流の検知回避技術と、これに対抗するための5つの防御策を紹介する。(2025/5/22)
フィッシング攻撃に使われるブランド、Mastercardが急浮上 日本の利用者も標的に
サイバー犯罪者によるMastercardのなりすましが顕著に増加しており、日本の利用者も標的となっている――チェックポイントが、2025年第1四半期のブランドフィッシングレポートで明らかにした。(2025/5/20)
認証情報の大規模な盗難が増加:
攻撃者が"低リスクモデル"へ転換 IBMのセキュリティレポートから最新の動向を探る
IBMは2025年4月17日、「2025 X-Force Threat Intelligence Index」を発表した。2023年と比較してランサムウェアのインシデントは減少傾向にある一方、認証情報を窃取する攻撃が急増している。(2025/5/20)
脆弱性対策が後退するリスク
脆弱性識別子「CVE」に突如として訪れた“存亡の機” これからどうなる?
2025年4月16日、米国のIT研究団体MITREが提供している脆弱(ぜいじゃく)性識別子「CVE」の存続が危ぶまれているという衝撃的なニュースが世界中を駆け巡った。一体どういうことなのか。(2025/5/19)
素材/化学メルマガ 編集後記:
アナログ時代の記憶を抱えて銀行に行ったら あの頃とは違うと知ってしまった
今回はアナログ時代の記憶を抱えて口座開設を目的に銀行の支店に行ったら、あの頃とは違うと知ってしまったというお話です。(2025/5/16)
Cybersecurity Dive:
サイバー攻撃者たちも生成AIが大好き 特に人気のツールとは?
Check Pointは報告書の中で「ハッカーが攻撃にAIを利用するケースが増えている」と伝えた。ダークWebで収集された情報によると、複数の生成AIツールが悪用されているという。特に人気のものは何か。(2025/5/16)
中国政府はあなたを見ている?
“普通のアプリ”が危ない? 世界を揺るがす新型スパイウェアの正体
英国や米国のセキュリティ機関によると、中国政府の関与が疑われるスパイ攻撃が活性化している。こうした攻撃から企業の情報を守るためにはまずその手口を知ることが重要だ。具体的な対策と合わせて解説する。(2025/5/16)
セキュリティニュースアラート:
日本を標的にした大規模フィッシングキャンペーンが激増 その高度な手口
Proofpointは、日本を標的とした大規模な「CoGUI」フィッシング攻撃を観測した。攻撃者は楽天やPayPayなどの有名ブランドを装い、ユーザーから個人情報を盗み取ろうとしている。(2025/5/9)
認知バイアスで考えるサイバーセキュリティ:
「いたちごっこ」の先へ 攻撃者心理を読み解く“先回りの防御術”
サイバー攻撃者たちは一体何を考え、どのようなモチベーションで攻撃を仕掛けるのでしょうか。今回は彼らの心理を掘り下げて思考を先読みしながら、有効な防御策について解説していきます。(2025/5/8)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。