メンテナンス・レジリエンスTOKYO2024:
沖縄発のLiLzが高砂熱学と開発した「IoT×AI」遠隔監視カメラの対応力 満充電で3年間は稼働
LiLzは、沖縄科学技術大学院大学や琉球大学出身の研究者やエンジニアが集結し、2017年に沖縄のITベンチャーからのカーブアウトという形で創業したAIスタートアップ企業。「機械学習とIoTの技術融合で、現場の仕事をラクにする」をミッションとし、高砂熱学工業と共同で、バッテリー駆動だけで3年間稼働するIoTカメラと計器の値を機械学習で解析するクラウドサービス「LiLz Gauge」を開発した。(2024/11/21)
Innovative Tech:
液体ジェットが熱い表面に“一切触れることなく跳ね返る”新発見 フランスの研究者らが発表
フランスのコートダジュール大学とInstitut Universitaire de Franceに所属する研究者らは、液体の噴流(液体ジェット)が高温の表面に触れることなく跳ね返る現象が新たに発見された研究報告を発表した。(2024/11/20)
ちょっと昔のInnovative Tech:
「第一子は兄弟姉妹よりもIQが高い」――“出生順位”による知能や性格の違いを分析 ドイツチームが2015年に発表
ドイツのライプツィヒ大学などに所属する研究者らは2015年、出生順位による知能や性格の違いを調査した研究報告を発表した。(2024/11/18)
Innovative Tech:
ゾウ、ホースを自在に操る シャワーにして水浴び、水を出なくする妨害行動も ドイツチームが研究報告
ドイツのベルリン・フンボルト大学などに所属する研究者らは、ゾウがホースを使用して水浴びをする行動と、他のゾウがホースを圧迫して水流を遮断する妨害行動を観察・分析した研究報告を発表した。(2024/11/15)
車両デザイン:
RJCカーオブザイヤーは「スイフト」、技術部門はBYDの電池が選出
日本自動車研究者ジャーナリスト会議は「第34回(2025年次)RJCカーオブザイヤー」の各賞を発表した。(2024/11/14)
Innovative Tech:
「片足立ち」が老化測定でもっとも効果的 “バランス能力”は性別関係なく如実に低下 米研究者らが発表
米Mayo Clinicなどに所属する研究者らは、高齢化に伴う歩行、バランス、筋力の変化を調査した横断研究を発表した。(2024/11/13)
Innovative Tech:
火山灰に埋もれた親子の遺体→実は他人同士だった 古代都市ポンペイの遺体をDNA解析 歴史の誤りが判明
イタリアのフィレンツェ大学や米ハーバード大学などに所属する研究者らは、古代都市ポンペイの火山噴火で埋没した人たちに関する歴史が、DNA分析により書き換えられることとなった研究報告を発表した。(2024/11/13)
Cybersecurity Dive:
SonicWall製品に潜む脆弱性が、ランサムウェア活動のアクセスポイントになっている
Arctic Wolf Labsの研究者によると2024年8月以降、SonicWallのファイアウォール製品は少なくとも30件のランサムウェア攻撃における初期のアクセスポイントになったという。(2024/11/11)
Innovative Tech:
「最古の文字」の前段階を解明か 古代の“コロコロスタンプ”が手掛かり イタリアの研究者らが発表
イタリアのボローニャ大学に所属する研究者らは、最初期の文字体系の一つである原楔形文字の起源について、それ以前から使用されていた円筒印章(メソポタミアで所有者などを示すために使われた印章)との関連性を示した研究報告を発表した。(2024/11/11)
Innovative Tech:
“熱力学第二法則の例外”発見か 熱が「冷たい→熱い」場所に流れる状況とは? 米研究者らが発表
米カリフォルニア大学サンディエゴ校に所属する研究者らは、「熱は高温から低温へ流れる」という物理学の基本原理が、特殊な条件下では異なる振る舞いを示すことを明らかにした研究報告を発表した。(2024/11/11)
“放送中止”にもなったドラマ「不良少女とよばれて」から40年…… キャストたちの現在 40代で大学入学→理系研究者へ
抗議が寄せられ再放送が放送中止になったことも。(2024/11/10)
セキュリティニュースアラート:
iOSにシンボリックリンクの脆弱性 PoC公開済みのため急ぎ対処を
セキュリティ研究者が「iOS」のシンボリックリンクに関する脆弱性に対してPoCを公開した。この脆弱性が悪用されるとバックアップファイルが操作され、システム設定や権限を操作される可能性がある。(2024/11/8)
Innovative Tech:
移動する方向で「質量を持つ/持たない」が変わる“奇妙な粒子”発見 国際チームが研究発表
米コロンビア大学や米ペンシルベニア州立大学などに所属する研究者らは、物質中で特異な性質を持つ新しい粒子の存在を確認した研究報告を発表した。(2024/11/7)
Innovative Tech:
“乳がん”を描いている? ミケランジェロ「大洪水」に描かれた1人の女性 欧州チームが研究発表
ドイツのルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンやフランスのパリ・サクレー大学などに所属する研究者らがは、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画「大洪水」に、乳がんの症状を示す女性が描かれている可能性があることを指摘した研究報告を発表した。(2024/11/5)
Innovative Tech:
古代文献に登場する「井戸に投げ込まれた伝説の男」 その正体は“生物兵器”か? 800年後の今、DNA解析
ノルウェー科学技術大学やノルウェー文化遺産研究所などに所属する研究者らは、ノルウェーの古代文献に登場する「井戸に投げ込まれた男」の正体が、最新のDNA解析技術によって800年の時を経て明らかにした研究報告を発表した。(2024/11/1)
Innovative Tech:
最強生物クマムシの新種、“人が即死レベルの放射線”を浴びると活性化 中国チームが発表
中国の青島大学などに所属する研究者らは、新種のクマムシを発見し、その放射線耐性のメカニズムを解明した研究報告を発表した。(2024/10/31)
Innovative Tech:
米国の女子高校生2人「ピタゴラスの定理」を新証明 しかも5通り 査読済みで権威ある学術誌に登場
2023年、米国の高校生ネキヤ・ジャクソンさんとカルセア・ジョンソンさんは、地元の高校のコンテストで驚くべき成果を披露した。それは、三角関数を用いてピタゴラスの定理を証明するという方法の発見であった。(2024/10/31)
Innovative Tech:
ネコ vs. 人間の赤ちゃん、賢いのはどっち? 言語の学習速度を比較→猫の方が速い可能性 麻布大学が発表
麻布大学に所属する研究者らは、猫が人間の言葉を予想以上に早く学習する可能性を示す研究報告を発表した。(2024/10/29)
Innovative Tech:
若い頃のいじめ被害→長年にわたって脳構造が変化 2000人以上を調査 男女で異なる変化も
アイルランド王立外科医学院などに所属する研究者らは、慢性的ないじめ被害が青年期から成人初期にかけての脳発達に及ぼす影響を調査した研究報告を発表した。(2024/10/29)
OpenAIの文字起こしAI「Whisper」、医療現場での利用に研究者らが警鐘
ed Pressが多数の研究者らへのインタビューに基づいて報じた。既に多数の医療機関がWhisperベースのツールを診察に利用していることに警鐘を鳴らす。(2024/10/27)
Innovative Tech:
人と犬の目が合うとき、脳が同期する──中国チームが発表 ビーグルとの交流時の脳波を計測
中国科学院などに所属する研究者らは、犬と人間が社会的に交流している際の脳波を同時に測定し、両者の間に神経活動の同期が生じることを調査した研究報告を発表した。(2024/10/23)
Innovative Tech:
エントロピー増大の3つの計算式、量子系では一致しない新発見 従来の常識を覆す 米研究者らが発表
米メリーランド大学と米ロチェスター大学に所属する研究者らは、量子系において、従来同等と考えれてきた3つのエントロピー増大の計算式が異なる結果を示すことを証明した研究報告を発表した。(2024/10/23)
管理職がまさかの“燃え尽き退職” 研究者が勧める「4つの防止法」
非管理職に比べ、管理職は燃え尽き症候群に陥る可能性が36%高い。チームメンバーのニーズと組織の目標達成のバランスを取るという綱渡りの仕事を、しばしばプレッシャーと限られたリソースの中でこなしているためだ。企業はどう対処すべきだろうか。(2024/10/21)
ロボット開発ニュース:
自律移動ロボットの効率的な移動や柔軟な動きを可能に、ソニーグループが技術発表
ソニーグループとソニー・インタラクティブエンタテインメントが共同で発表したロボットの移動機構に関する5本の論文が、AI、ロボティクス分野の国際学会において採択された。(2024/10/18)
ちょっと昔のInnovative Tech:
会話中の“スマホいじり”、結婚生活に悪影響 トルコの研究者らが23年に発表 既婚者700人に調査
トルコのニーデ・オメル・ハリスデミル大学に所属する研究者らは2023年、会話中にスマートフォンを触る行為「ファビング」が結婚満足度に与える影響と、その関係における効果的なコミュニケーションスキルの媒介効果を調査した研究報告を発表した。(2024/10/21)
麻酔の「娯楽やいたずら」目的での使用に日本麻酔科学会が声明 「誤った使用を強く非難」
(2024/10/16)
Innovative Tech:
“エントロピー増大”を永遠に回避できる? 量子系が示す新たな数学的証明、米コロラド大学が報告
米コロラド大学ボルダー校に所属する研究者らは、自然が無秩序へと向かうエントロピー増大に抵抗できる量子状態が存在することを、新たな数学的証明で示した研究報告を発表した。(2024/10/15)
「現在のLLMに真の推論は困難」──Appleの研究者らが論文発表
Appleの研究者らは、「LLMにおける数学的推論の限界を理解する」という論文を発表した。OpenAIのGPT-4oやo1-previewなどのLLMは、他のLLMと比べて高性能だが、真の推論には課題があるとしている。(2024/10/13)
Innovative Tech:
中国の衛星、“星より明るすぎて”星空鑑賞に影響か 約1万4000基の打ち上げ計画中、最初の18基だけで 国際天文学連合が発表
国際天文学連合(IAU)などに所属する研究者らは、8月に打ち上げられた中国の衛星の明るさを調査した研究報告を発表した。(2024/10/11)
Innovative Tech:
視力低下を回復する新手法 神戸アイセンター病院などが研究報告 サルへの移植で網膜修復を確認
神戸市立神戸アイセンター病院などに所属する研究者らと理化学研究所生命機能科学研究センターは、加齢による網膜の病気を治療し視力改善を図る新たなアプローチを示した研究報告を発表した。(2024/10/11)
セキュリティニュースアラート:
Visual Studioに任意のコード実行が可能な脆弱性 研究者がPoCを公開
Visual Studioに脆弱性(CVE-2024-30052)が見つかった。この脆弱性は細工したダンプファイルを使用して任意のコードを実行可能にするもので、PoCも公開されている。(2024/10/9)
ちょっと昔のInnovative Tech:
正常なCPUがたまに“こっそり”計算ミスする「Mercurial core」とは何か 米Googleが21年に研究報告
米Googleに所属する研究者らが2021年に、大規模データセンターにおいて、一見正常に動作しているように見えるCPUコアが、実際には誤った計算結果を出力する「Mercurial core」と呼ばれる問題が発生していることを明らかにした研究報告を発表した。(2024/10/9)
Innovative Tech:
洞窟で見つかった“1万7000年前に生きていた幼児” DNAを解析 「青い目」「親はいとこ同士」などを物語る
イタリアのボローニャ大学やフィレンツェ大学などに所属する研究者らは、約1万7000年前に生きていた幼児の遺骨について、多角的な分析が行われた研究報告を発表した。(2024/10/9)
研究者が自宅キッチンを新調→落ち着くと思ったら…… 妻の“まさかの指摘”に爆笑 「どう見てもラボ」「実験台すぎる」
実験がはかどりそうだ。(2024/10/8)
セキュリティニュースアラート:
Microsoft Officeに重大な脆弱性 セキュリティ研究者がPoCを公開済み
セキュリティ研究者がMicrosoft Officeに重大な脆弱性(CVE-2024-38200)が存在すると報告した。この脆弱性を悪用すれば、攻撃者が認証情報を不正に取得する可能性がある。PoCが公開されているため急ぎ対処が求められる。(2024/10/8)
モグラに似てる“ヤベぇ虫”を、2カ月育ててみたら…… 感動の展開に「これはマジで凄い」「学術発表レベル」
最後に奇跡が……。(※虫が苦手な人は閲覧注意!)(2024/10/6)
Innovative Tech:
教科書を書き換えか? 新たな化学結合「一電子結合」発見 北大と東大が“1世紀前の理論”を実証
東京大学と北海道大学に所属する研究者らは、炭素原子間の新しい結合様式を発見した研究報告を発表した。炭素と炭素が電子1つだけで結合できることを実験で実証。この発見により、1世紀前に提唱された理論が実証された。(2024/10/3)
Innovative Tech:
「そのスマートTV、こっそり“スクショ”されてます」──視聴しているものを追跡する技術、海外チームが検証
英UCLや米UC Davisなどに所属する研究者らは、スマートTVにおいて、視聴者の見ているコンテンツのスクリーンショット(フレームキャプチャー)を1秒間に複数回撮影していることが明らかになった研究報告を発表した。(2024/10/1)
Innovative Tech:
「お酒のエナジードリンク割り」を飲むと脳に特有の悪影響? 若者は大人になっても影響 イタリアの研究者らが発表
イタリアのカリアリ大学などに所属する研究者らは、青年期におけるアルコールとエナジードリンクの混合物の摂取が脳機能に及ぼす長期的影響を調査した研究報告を発表した。(2024/10/1)
Innovative Tech:
第2の月「ミニムーン」、期間限定で出現 9月29日から11月25日まで地球を周回 スペインの研究者が発表
スペインのマドリード・コンプルテンセ大学に所属する研究者らは、9〜11月の約2カ月間、地球が小型の天体を一時的に捕獲し「ミニムーン現象」を引き起こすことを示した研究報告を発表した。(2024/9/26)
AIで変革:
がん医療はデジタル化でどう変わる? 日立ハイテクと医療研究者が語る
テクノロジーの発展は、がん治療の在り方をどこまで変えられるのだろうか? 日立ハイテクと国立がん研究センター がんゲノム情報管理センターのセンター長が語り合った。(2024/9/25)
Innovative Tech:
「量子もつれ」で空っぽの空間からエネルギーを抽出→瞬間移動→後で使えるよう保存に成功 米研究者が発表
米パデュー大学と米ノースカロライナ州立大学に所属する研究者らは、量子力学の性質を利用して、一見空っぽに見える空間からエネルギーを抽出し、瞬間移動させ、さらには貯蔵する方法を実証した研究報告を発表した。(2024/9/25)
Innovative Tech:
宝くじに14回当選した男 「全通り購入」という力技に行き着いた結果は? ドイツの研究者が分析
ドイツの研究者は、1960年代に14回も宝くじに当選したルーマニアのステファン・マンデルさんの手法を分析した研究報告を発表した。マンデルさんが初期に用いた手法「Combinatorial Condensation」は長年謎に包まれていたが、その手法を解明しようと試みた。(2024/9/19)
ちょっと昔のInnovative Tech:
“鼻をほじる”と認知症になりやすい? オーストラリアの研究者が23年に研究発表 指に付いた細菌が嗅覚系から脳に侵入
オーストラリアのウェスタンシドニー大学などに所属する研究者らが2023年に、アルツハイマー病(AD)の発症メカニズムに関する新たな仮説を発表した。(2024/9/19)
Innovative Tech:
モニター画面上の“ピクセルの生成音”を盗聴、機密データを盗む攻撃 “ネット未接続PC”も標的に
イスラエルのBen-Gurion University of the Negevに所属する研究者は、インターネットに接続していないエアギャップPCの画面から漏れ出るノイズ音を盗聴してデータを盗み出す攻撃を提案した研究報告を発表した。(2024/9/17)
米ガートナーが「生成AIは幻滅期」宣言 研究者は反対意見、論点は?
米国の調査会社・ガートナーが「生成AIは幻滅期に入った」とのレポートを発表した。しかし、研究者の間では「数年以内にシンギュラリティに入る」という論調も増えてきている。それぞれの主張を整理してみよう。(2024/9/16)
Cybersecurity Dive:
Volt Typhoonがネットワーク管理製品Versa Directorのゼロデイ脆弱性を悪用
Black Lotus Labsの研究者は、国家に関連する攻撃者がカスタムWebシェルを使用して、Versa Directorのゼロデイ脆弱性を通信業界で悪用していると警告した。(2024/9/16)
Innovative Tech:
“ネットに未接続”のPCからデータを盗む攻撃 7m先からエアギャップPC内の機密情報を盗む
イスラエルのBen-Gurion University of the Negevに所属する研究者は、インターネットに接続していないコンピュータ(エアギャップPC)から機密情報を漏えいさせる新たなサイドチャネル攻撃手法を提案した研究報告を発表した。(2024/9/13)
Innovative Tech:
「鏡よ、鏡」と問う魚──自分のサイズを確認→“敵と戦って勝てるか判断する”現象 阪公大などが発表
大阪公立大学とスイスのヌーシャテル大学に所属する研究者らは、魚(ホンソメワケベラ)が鏡を使って自身の体長を認識し、その情報を戦略的に利用する能力を持っていることを示した研究報告を発表した。(2024/9/13)
LLMのリスクが明らかに
「RAG」が特に危ない? NVIDIAが指摘した生成AIの“2大脅威”
生成AIの利用が広がる中、大規模言語モデル(LLM)を狙った攻撃も活発になりつつある。NVIDIAの研究者が生成AIの“2大脅威”について語った。生成AIを安全に使うために知っておきたい点とは。(2024/9/12)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。