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2020年に向け開発が進む先端技術、待ちきれない音声翻訳や新しいスポーツ体験を動画で紹介(3/3 ページ)

パナソニックは2016年2月4日、顧客向けプライベート展示会「Wonder Japan 2020」の事前内覧会を開催した。本記事は、展示会の一部から、新しいスポーツコンテンツ体験技術や多言語音声翻訳機、光ID技術を活用した「バリアフリーナビ」などを紹介する。

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対面KIOSK


オペレーターと会話ができる「対面KIOSK」 (クリックで拡大)

手話や筆談、多言語会話などでコミュニケーションが可能だ (クリックで拡大)

光ID技術を使ったバリアフリー

 最後に紹介するのは、GPSが届かない屋内でも目的地までのバリアフリー経路をナビゲーションする「バリアフリーナビ」である。位置情報検出には、パナソニックの高指向性ビーコンを活用。従来は隣接するビーコンとの電波干渉により、どのエリアにいるのか判別することはできなかったが、高指向性ビーコンは独自のビームフォーミング技術により、どのビーコンの電波が強いのかを判別して位置情報を検知できるという。

 また、LED光源にスマホをかざすことで情報が得られる「光ID」技術を活用している*)。サイン看板にスマホをかざすと、ユーザーの母国語で、施設内の目的地まで誘導してくれる。車いすやベビーカーの方には、バリアフリー経路でナビゲーションを行ってくれるので、複雑な施設内においても安心して移動できるとした。

*)関連記事:光の点滅とスマホでIDをやりとり、どんな仕組み?

サイン看板(LED光源)にスマホをかざすと、「光ID」技術を通して施設内の目的地まで誘導してくれる。車いすやベビーカーの方には、バリアフリー経路でナビゲーションを行ってくれるという (クリックで拡大)

高指向性ビーコンと骨伝導ヘッドフォン。骨伝導ヘッドフォンは視覚障がい者向けで、耳をふさがないため周囲の音を聞きながら、音声案内を受けることができる (クリックで拡大)

 バリアフリーナビは今後、「乗換案内」を展開するジョルダンと技術連携し、空港から目的地までのバリアフリー経路の検索/ナビゲーションを実現したいという。

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