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SK hynix、1兆5400億円投じ韓国に新工場建設へ2025年に完成予定

SK hynixは2022年9月6日(韓国時間)、韓国・清州市に今後5年で15兆ウォン(約1兆5400億円)を投じ新工場「M15X」を建設すると発表した。新工場は2022年10月に着工し、2025年に完成予定だ。

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 SK hynixは2022年9月6日(韓国時間)、韓国・清州市に今後5年で15兆ウォン(約1兆5400億円)を投じ新工場「M15X」を建設すると発表した。新工場は2022年10月に着工し、2025年に完成予定だ。同社の副会長兼共同代表Park Jung-ho氏は、「過去10年間を振り返ると、SK hynixは危機の中でも果敢に投資を行い、グローバル企業へと成長した。次の10年に向け準備する今、M15Xを始動することは、将来の堅実な成長のための基盤を築く第一歩になる」と述べている。

 新工場は、清州テクノポリス工業団地内にある約6万m2に建設予定で、今後5年間で合計15兆ウォンを投じ、工場建設と生産設備の設置を行っていく。同社は、「工場の規模は、既存工場『M11』と『M12』を合わせた規模の2階建ての建物になる予定だ」としている。

 現在、世界的な景気減速およびサプライチェーンの不安定化に伴って、メモリ需要が急速に減少しているが、同社は、「近年、メモリ市場のサイクルはますます不安定になっているため、2024年から順調に回復し、2025年にはリバウンドする」とする専門家の予測を挙げ、「この建設計画は、当社が2025年に訪れると予想される次の好転に備えるために行うものだ。M15X建設により、業界が再び好景気に突入した際に、われわれはより多くのメモリを提供する準備が整うことになる」とコメントしている。

 SK hynixは、2015年に公開した「Future Vision」に沿って10年間の投資を推し進めてきた。同ビジョンは2014年から46兆ウォンを投資し、韓国利川市の工場「M14」を含む3つの工場を建設するというもので、2018年には清州市にM15、2021年には利川市にM16が完成した。 

 なお、次に計画する工場「M17」については、「半導体事業サイクルの変化など事業環境全般を見極めた上で、建設計画を決定する予定だ」という。

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