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東京大、量子コンピュータの国内設置でIBMと合意:127量子ビットEagleプロセッサ搭載
東京大学は2023年4月、127量子ビットのEagleプロセッサを搭載した量子コンピュータ「IBM Quantum System One」を国内に設置することでIBMと合意した。今年中に稼働予定。127量子ビットEagleプロセッサ搭載のIBM Quantum System Onが北米以外で稼働するのは今回が初めてという。
KBIC(新川崎)で2023年中にも稼働、北米以外では初めて
東京大学は2023年4月、127量子ビットのEagleプロセッサを搭載した量子コンピュータ「IBM Quantum System One」を国内に設置することでIBMと合意したと発表した。2023年中に稼働予定。127量子ビットEagleプロセッサ搭載のIBM Quantum System Onが北米以外で稼働するのは今回が初めてという。
東京大学は、2021年7月からクラウド経由で利用できる量子コンピュータ「IBM Quantum System One」を導入し、「新川崎・創造のもり」内にある「かわさき新産業創造センター(KBIC)」において活用を始めた。専有使用権を持つ東京大学は、量子イノベーションイニシアティブ協議会(QII)に参画する企業や公的団体、大学などの研究機関とともに、量子コンピュータの利活用に関する研究を行ってきた。
これらの活動をベースに両者は今回、127量子ビットのEagleプロセッサを搭載したIBM Quantum System OneをKBICに設置することで合意した。これまでと同様に、QIIのメンバーなどと協力しながら最新の量子コンピュータを利活用していく計画である。
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