コラム
酪農王国から半導体王国へ、Rapidusは北海道をどう変えるか:電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記
Rapidus半導体工場(北海道千歳市)の起工式が2023年9月1日に開催されました。道産子筆者は、Rapidusや関連会社の北海道進出により、ミルクランド北海道が、シリコンアイランド北海道としても盛り上がってくれることに期待しています。
この記事は、2023年9月11日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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酪農王国から半導体王国へ、Rapidusは北海道をどう変えるか
2023年9月1日、北海道千歳市でRapidusの次世代半導体工場「IIM-1」(IIM=Innovative Integration for Manufacturing)の起工式が開催されました。IIM-1は、国内初となる2nmプロセス以下の最先端ロジック半導体を製造する施設。2025年4月に試作ラインの稼働を開始し、2027年には量産を開始する計画です。
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