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パナソニックが津山工場を閉鎖へBlu-rayディスクなどを生産

パナソニック コネクトは2023年10月2日、Blu-rayディスクなどの光ディスクを生産していた津山工場を閉鎖すると発表した。Blu-rayディスクの生産は2023年2月に終了していて、同工場は2024年3月末をめどに閉鎖する。同工場については、今後、社外での活用を検討していくという。

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 パナソニックホールディングス傘下のパナソニック コネクトは2023年10月2日、Blu-rayディスクなどの光ディスクを生産していた津山工場(岡山県津山市)を閉鎖すると発表した。Blu-rayディスクの生産は2023年2月に終了していて、同工場は2024年3月末をめどに閉鎖する。

 パナソニックの津山工場は1979年に操業を開始し、かつてはVHSテープからDVCテープ、RAMディスクなどを開発、生産していた。パナソニックは2006年からコンシューマー向けの録画用Blu-rayディスクの販売を開始していて、津山工場はその生産を担っていたが、近年のストリーミング形式の動画配信やクラウドの普及などによって需要が大幅に減少したことを受け、2023年2月に生産を終了していた。

 また、同社は2013年から、Blu-ray技術をベースに開発した大容量光ディスク規格「Archival Disc(アーカイバル・ディスク)」および、同ディスクを組み込んだ、データセンターなど向けストレージ装置であるデータアーカイバー製品も手掛けていて、津山工場はその拠点だった。だが、このアーカイブ事業についても、製品特長である省電力化を求められる中国市場での取り組みを進めるとし、2022年11月、パナソニックグループの連結子会社である中国華録・松下電子信息有限公司(CHPAVC)への主管変更をしていた。

 こうした状況から今回、パナソニック コネクトは津山工場について2024年3月末をめどに閉鎖することを決定したと発表。同工場については今後、社外での活用を検討していくという。また、これまで津山工場でBlu-rayディスクおよびデータアーカイバー用ディスクの製造などを請け負ってきたパナソニックAVC ディスクサービスについては、2023年9月25日の株主総会において、会社清算の決議を完了しているという。

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