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2023年の記事ランキング トップ10:車載半導体不足に注目集まる
「1年間の総合記事ランキングトップ10」をお届けします! 2023年は、どんな記事がよく読まれたのでしょうか。
1年間の総合ランキング
「1年間の総合記事ランキングトップ10」をお届けします! 2023年は、どんな記事がよく読まれたのでしょうか。
EE Times Top 10 Articles of 2023
2023年1月1日〜12月28日
- 在庫過剰の半導体メーカー、半導体不足に悩む自動車メーカー、なぜ?
- いつまでたってもクルマが買えない〜今後絶望的に車載半導体不足が続く
- 鉛が超低温で新たな超伝導状態、千葉大らが発見
- なぜTSMCが米日欧に工場を建設するのか〜米国の半導体政策とその影響
- 2022年世界半導体売上高ランキング、メモリ低迷もSamsung首位
- 新型イメージセンサー歩留まり問題が収益圧迫、ソニーの半導体事業
- 日本の半導体復活の鍵は「TSMCやRapidusだけじゃない」
- Intelとメモリメーカーは生き残れるのか?〜驚愕のMPU/メモリ市況
- 23年Q2の半導体企業売上高ランキング、トップはIntel
- インドの輸入規制が暗示する、中国テック産業の行く末
2022年半ばごろまで続いたコロナ特需から一転、年始から厳しい市況が続いた2023年の半導体業界。特に激しい落ち込みを見せたメモリ市場を筆頭に、市場が全般的に不況に苦しむ中、自動車業界では半導体不足が長引き供給に影響を及ぼしていました。この話題の注目度は高く、1位と2位には、車載半導体不足について、半導体の種類別の需給や自動車の生産台数の変化など、さまざまなデータを用いながら考察した記事が並びました。また、8位には、不況に苦しんだMPU、DRAM、NAND型フラッシュメモリの市況や主要メーカーの状況について整理/考察した記事がランクインしています。
米国の「CHIPS and Science Act」(CHIPS法)成立以降、世界的に加速する半導体の自国内製造推進や、先端半導体開発支援の取り組みも、引き続き高い関心を集めています。この結果、微細加工研究所の湯之上隆氏による、米国の半導体政策の影響や今後の予測を行った記事が4位に、経済産業省による日本の半導体戦略に関する講演をまとめた記事が7位にそれぞれランクインしました。
2023年の半導体業界を振り返る記事を収録した電子ブックレットも、併せてぜひご覧ください。
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