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サンケン電気、石川3工場の全てで3月中に全面生産再開へ:既に全工場で一部生産を再開
サンケン電気は2024年2月21日、令和6年能登半島地震で被災した工場の復旧に関する最新情報(第12報)を発表した。堀松工場、能登工場、志賀工場の全てについて、2024年3月中にも全面的に生産を再開できるメドが立ったという。
サンケン電気は2024年2月21日、令和6年能登半島地震で被災した工場の復旧に関する最新情報(第12報)を発表した。被災した石川サンケンの3工場全てについて、3月中にも全面的に生産を再開できるメドが立ったという。
石川サンケンは、能登半島内に堀松工場(石川県志賀町)と能登工場(石川県能登町)、志賀工場(石川県志賀町)の3工場を有する、サンケン電気グループの後工程の主力工場だ。このうち、2024年1月30日に一部生産を再開した堀松、能登の両工場については3月中旬に全面的な生産再開を目指す。2月15日に一部生産を再開していた志賀工場では、3月下旬にも全面的に生産が再開される(堀松工場での代替生産を含む)予定だ。
今回の震災後、サンケン電気グループは3工場の生産再開に向けて復旧活動を進めていた。
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