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LoRaWAN+衛星通信対応の通信モジュールを開発:通信エリアを拡大、開発期間短縮も
村田製作所は、LoRaWAN(Low Power Wide Area)と衛星通信(S-Band)に対応できる通信モジュール「Type 2GT」を開発、量産出荷を始めた。スマート農業や環境センシング、スマートホームなど各種IoT機器の用途に向ける。
外形寸法は9.98×8.70×1.74mm、IoT機器への実装が容易に
村田製作所は2024年4月、LoRaWAN(Low Power Wide Area)と衛星通信(S-Band)に対応できる通信モジュール「Type 2GT」を開発、量産出荷を始めた。スマート農業や環境センシング、スマートホームなど各種IoT機器の用途に向ける。
Type 2GTは、Semtech製のチップセット「Connect LR1121」を搭載した。860M〜930MHzおよび、2.4GHz(ISM Band)かつ最大22dBmの長距離通信と衛星通信が可能である。村田製作所が得意とする無線設計技術や省スペース実装技術、製品加工技術などにより、通信モジュールの外形寸法を9.98×8.70×1.74mmに抑えた。
欧州や米国、カナダ、日本における規格認証も取得している。これにより、最終製品を市場に投入するまでの時間を大幅に短縮することが可能となった。
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