毎日が万博気分! 半導体業界で過ごした最高の2年間:電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記
この度、2022年10月から在籍していたEE Times Japan/EDN Japan編集部を離れることになりました。半導体/エレクトロニクス業界での記者生活は最高に楽しく、少し先の未来を見ているような、毎日が万博気分でした。
この記事は、2024年9月30日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
※この記事は、「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」をお申し込みになると無料で閲覧できます。
毎日が万博気分! 半導体業界で過ごした最高の2年間
この度、2022年10月から在籍していたEE Times Japan/EDN Japan編集部を離れることになりました。2024年10月1日からは、イベントの企画や動画コンテンツの制作を行う部署に異動します。
2年間で執筆/編集した記事は400本を超えました。名刺交換をした人の数は数知れず……。半導体/エレクトロニクス業界の関係者の皆さまには大変お世話になりました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
文系出身の筆者は、記者になるまでは、スマートフォンの画面を触るだけでさまざまなアプリケーションを起動できる仕組みを不思議に思ったこともなければ、家を出る時にWi-Fiから5G(第5世代移動通信)に自然に切り替わることにありがたみを感じたこともありませんでした。そんな筆者も、今となってはプライベートでも半導体/エレクトロニクス関連の情報を収集するようになりました。
半導体/エレクトロニクス業界は、技術の幅が広く、深く、1歩踏み入れるだけで100個の疑問が浮かんでくるような最高に面白い分野でした。また、要素技術や開発直後あるいは開発中の技術など最前線の情報を取材することが多かったため、少し先の未来を見ているような、毎日が万国博覧会(万博)のような気分でした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「僕はnm単位の仕事をしてるんだぞ」 半導体業界あるあるが漫画に
日本半導体製造装置協会は「SEMICON Japan 2022」(2022年12月14〜16日、東京ビッグサイト)に出展し、学生の採用強化に向けた取り組みとして半導体業界「あるある」や半導体の製造工程を漫画形式で紹介する展示を行った。 - 小学生「半導体って何?」――どう答えるか
半導体/エレクトロニクスと一言で言ってもさまざまな専門分野がありますので、それぞれのお立場からご意見を伺いたいです。 - 愛に飢える筆者が、自分で自分を抱きしめてきた
最後に「ハグ」をしたのはいつだろうか。子供の頃は多かったハグの機会も、年を重ねるに連れて減っていると思う。Dentsu Lab Tokyoが開催した、自分で自分を抱きしめる「Hugtics」の体験会に筆者も参加してきた。 - 正直、アナログな世界の方が生きやすい人生だった
半導体業界の発展と共にさまざまな技術が生み出され、便利な世の中になりましたが、筆者は時々アナログな時代が恋しくなります。 - 実在企業の社長に!? 進化した半導体産業人生ゲームを体験
「CEATEC 2023」(2023年10月17〜20日/幕張メッセ)のJEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)ブースでは、「CEATEC 2022」に引き続き「半導体産業人生ゲーム」の体験会が行われた。筆者も体験してきたので、そのレポートをお届けする。 - 「誰かのために」、テクノロジーを生み出す原動力はこれに尽きると思う
「誰かのために」という思いが、テクノロジーの原点であり、テクノロジーを生み出す原動力だとあらためて感じました。