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TOPPANが中小型液晶製造の台湾子会社を売却へ車載および産機向け

TOPPANホールディングスが、車載向けおよび産業機器向けの中小型液晶の製造を手掛ける台湾の製造子会社Giantplus Technologyを売却する。

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 TOPPANホールディングス(HD)は2025年1月16日、車載向けおよび産業機器向けの中小型液晶の製造を手掛ける台湾の子会社Giantplus Technologyの全保有株式を、同年8月下旬までに現地ファンドに売却すると発表した。

 Giantplus Technologyは2017年にTOPPAN(当時、凸版印刷およびオルタステクノロジー)が台湾の液晶パネル大手Chunghwa Picture Tubesから買収した企業だ。今回、保有する全株式(3448万1757株、持ち株比率53.1%)を台湾の投資ファンドJu Yi Investmentに売却することを決定した。なお、株式譲渡は2025年1月20日と同年8月下旬の2回に分けて実施する予定となっている。

 TOPPANHDは、今回の株式譲渡の理由について、「当社グループ全体での経営資源配分の最適化を図り、新事業創出のための基盤を強化するため」と説明している。Giantplus Technologyの2023年12月期の業績は、売上高が90億台湾ドル、営業利益が1億台湾ドルだった。

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