職場の防災、まだ甘い? 「備蓄」と並ぶ不足項目トップ3
災害時に企業が重視する「通信機能」とは。災害用無線機「ハザードトーク」を提供しているテレネットが調査を実施した。(2025/9/9)
9月1日は「防災の日」 衛星でどこでも通信、データやAI活用 IT業界で進む災害対策
楽天モバイルは防災の日の9月1日、衛星通信や移動基地局車など、災害対応技術を公開した。衛星とスマートフォンが直接つながる最新技術によって、既存の基地局網が整備されていない地域でも通信が可能になるなど、情報通信は大きな転換点を迎えている。(2025/9/2)
災害時のフェイクニュース、4人に1人が「接したことがある」 「誤ってSNSで拡散」は1割未満――日本赤十字社が調査
日本赤十字社(東京都港区)は9月1日の「防災の日」にあわせ、防災や減災に関する意識調査の結果を公表した。自然災害の際、避難を決める情報源は「テレビ」が58.6%で最多に。以降は「インターネット」が44.5%、「ニュースアプリなどスマホのアプリ」が34.7%、「自治体からの情報」が33.7%、「ソーシャルメディア(SNS)」は22.7%と続いた。(2025/9/1)
分かりにくいけれど面白いモノたち:
“圧縮機能”付きリュックにみる、防災グッズの新潮流 ポイントは「どうせ使うものなら」
今回はキングジムが立ち上げた新防災ブランド「KOKOBO(ココボ)」と、ace.(エース)ブランドから26日に発売される「スペースオプト」を例に、日常と防災をメーカーはどのようにつなごうとしているのかを取材してみた。(2025/9/1)
Ankerが防災セット発売 ポータブル電源+保存食で「衣食住“電”」アピール
アンカー・ジャパン(東京都千代田区)は8月29日、充電関連製品などをまとめた防災セット「Anker PowerBag 2025」(3万6990円)を発売した。ポータブル電源やモバイルバッテリー、USB充電器の他、保存食や簡易トイレ、軍手といった一般的な防災グッズを同梱した。(2025/9/1)
防災グッズになるゲーム盤「ボトルゲーム」、ハナヤマが発売 スマホあればランタンにも
防災グッズを兼ねたアナログゲーム盤のセット「ボトルゲーム リバーシ&マンカラ」を玩具メーカーのハナヤマが発売した。(2025/9/1)
KDDI、圏外でもスターリンク経由で「Googleマップ」「X」など使用可能に 「NERV防災」「YAMAP」含む19アプリ対応
KDDIと沖縄セルラーは8月28日、衛星とスマートフォンを直接つなぐ通信サービス「au Starlink Direct」で、特定のアプリが使える衛星データ通信の提供を始めたと発表した。同社によれば、世界初だという。これまで対応していたメッセージ送受信に加え、GoogleマップやXなど、19のアプリが圏外でも利用可能となった。(2025/8/28)
au Starlink Directで「衛星データ通信」開始 圏外でもGoogle マップ、X、YAMAPなどで情報取得――世界初
KDDIと沖縄セルラー電話は8月28日、衛星とスマートフォンを直接つなぐ通信サービス「au Starlink Direct」で、世界初となる「衛星データ通信」が可能になったと発表した。これまで圏外エリアで利用できたメッセージ送受信に加え、対応アプリを通じてデータ通信が可能になる。対応アプリは19種類で、地図アプリ「Googleマップ」での現在地確認や経路案内、SNS「X」での投稿や情報収集、気象情報アプリ「ウェザーニュース」、防災情報を届ける「特務機関NERV防災」、登山情報アプリ「YAMAP」など、多様なジャンルのアプリを圏外エリアで利用できる。(2025/8/28)
AIニュースピックアップ:
次世代スパコン「富岳NEXT」開発スタート NVIDIAがGPU基盤を設計
理研は富士通・NVIDIAと連携し、次世代スーパーコンピュータ「富岳NEXT」を開発。AIとシミュレーションを融合し、ゼタスケール性能を目指す。防災や産業応用を含む幅広い利用を想定し、日本の技術力強化に資する。(2025/8/27)
Japan Drone 2025:
1億画素のドローン点検用カメラと防災用途の拡声器搭載モデルを展示、ジェピコ
“点検”と“災害対応”は、ドローンの用途としては主要な分野だ。ジェピコは、「Japan Drone 2025」で、PhaseOne(フェーズワン)の超高画素カメラを装着したドローンと、災害発生を知らせる拡声器を搭載したドローンを展示した。(2025/8/19)
デジタルツイン:
ドローンとデジタルツインで地域防災を強化 NTT東日本らが長井市と協定
NTT東日本、山形県長井市、NTT e-Drone Technology、NAVER Cloud、韓国水資源公社は、ドローンとデジタルツインを活用した地域防災強靭化に関する連携協定を締結した。豪雨災害を経験した長井市を対象に、高精細なデジタルツインを構築し、水害や降雪対応の防災オペレーションへ応用することを目指す。(2025/8/19)
Japan Drone 2025:
10時間1000kmを飛行するドローン「TERRA Dolphin VTOL」 用途別にエンジン換装可
2011年の東日本大震災をきっかけに設立したテラ・ラボ。代表取締役の松浦孝英氏は、災害発生時の情報が錯綜した混乱状況を経験したことで、最新のテクノロジー活用で防災/減災を強化することを目指している。(2025/8/15)
AI:
“深層学習”で小惑星「リュウグウ/ベヌー」の全土砂を高速自動計測 建設現場の資材管理や地盤解析などに応用可
東京大学大学院 工学系研究科の清水雄太氏らによる研究グループは、AIの深層学習で、大量の岩石を高速かつ高精度に自動識別する実用的なアルゴリズムを世界で初めて確立した。斜面のモニタリングによる防災/減災、建設現場でのドローンや定点カメラを活用した資材管理、インフラ点検、土壌/地盤状況の解析などへの応用が見込める。(2025/6/10)
スマートシティー:
防災力と回遊性をリアルタイムデータで強化 竹芝地区スマートシティープロジェクト
東急不動産と竹芝エリアマネジメント、ソフトバンクが共同で推進する東京都港区竹芝地区のスマートシティープロジェクトで、リアルタイムデータを活用した防災力強化と回遊性向上の取り組みを本格展開する。(2025/5/30)
レジリエンス:
津波シミュレーターを北海道の教育機関に寄贈、巨大地震の津波に耐える堤防を体感
技研製作所は、津波に対する防災意識の向上を目的として、北海道立教育研究所に小型の津波シミュレーターを寄贈した。貯水槽から水を押し出し、防潮堤の模型に水流をぶつけ、構造の違いによる耐津波性能を検証できる。(2025/5/27)
避難所受付が「スマホで15秒」に 岩手で実証、進む“防災DX”の新たな課題は
岩手県では、行政向けITサービスを手掛けるBot Express(東京都港区)が提供する「スマホ市役所」を活用。避難所での受付などに活用した実証実験の結果、受付時間にかかっていた時間の大幅短縮に成功したという。(2025/5/14)
ロジスティクス:
延べ16万m2の4階建て物流施設「Landport横浜杉田」が完成 IHIと野村不動産
IHIと野村不動産が開発を進めてきた神奈川県横浜市金沢区のマルチテナント型物流施設「Landport横浜杉田」が完成した。施設が有する多様なリソースを地域と共有する「オープン・シェア型」をコンセプトに掲げ、イベントの開催場所や防災拠点として活用する。(2025/5/2)
【無印良品】の防災グッズ9種、3児の母がガチで使った結果…… 丁寧に掘り下げたレビューに「めちゃくちゃためになる」
9つのアイテムを紹介。(2025/4/30)
アウトドア、そのまま防災に 災害時「義援隊」結成のモンベル 椅子に敷ける救命胴衣も
災害時の備えとして日常と非日常を区別しない「フェーズフリー」の考え方が注目されている。登山やキャンプなどのアウトドア生活は、そのまま災害時の避難生活に通じる。(2025/4/3)
防災無線の屋外スピーカーから「ゲリラ攻撃情報」 愛知県岩倉市が誤発信を謝罪
愛知県岩倉市で5日、防災行政無線の屋外スピーカーから「ゲリラ攻撃情報」が流れて市民を驚かせた。(2025/3/26)
アイラップ公式X、「災害をネタに宣伝」批判に声明 “防災ライフハック”発信に理解求める
高機能ポリ袋「アイラップ」などを手掛ける岩谷マテリアルは、アイラップ公式Xで“防災ライフハック”の投稿について声明発表。Xの発信に理解を求めた。(2025/3/11)
マクロミルが全国20万人に防災意識調査:
災害時のデマなど情報の信頼性に「不安あり」が6割 年代別で特に不安を感じているのは?
マクロミルは全国20万人を対象に防災意識調査を実施した。(2025/3/11)
「いざという時にも安心」 無印良品の“2490円防災用スリッパ”に注目集まる 被災者の声受け開発…… 「普段履きにできそう」
被災者の声受け開発。(2025/3/11)
デジタルツイン:
デジタルツイン活用、都市の災害リスク可視化サービス開始 TOPPAN
TOPPANは、自治体が保有するハザードマップなどの災害データを都市のデジタルツインと組み合わせ、デジタル空間で災害リスクを仮想再現するサービスを開始。自治体による災害対策や訓練、防災教育などを支援する。(2025/3/10)
防災の初動対応「カメラ監視」で迅速に ウェザーニューズが貸し出し開始、どんな業界に訴求する?
ウェザーニューズは、企業や自治体向けに、クラウドカメラの貸し出しサービスを開始した。背景には、災害に備えて「敷地内にライブカメラを設置し、気象変化や被害状況を遠隔監視したい」というユーザーのニーズがあったという。(2025/3/4)
ドローン:
グリーンレーザ「YellowScan Navigator」による計測サービス開始 テラドローン
テラドローンは、グリーンレーザスキャナー「YellowScan Navigator」を利用した計測サービスの提供を開始した。防災、インフラ整備、環境調査などの分野で活用する。(2025/2/27)
災害時にスマホを活用する方法、ソフトバンクと兵庫県伊丹市が伝授 阪神・淡路大震災から30年で
兵庫県伊丹市は1月15日、「スマホ教室 防災講座」を伊丹市立生涯学習センターで開催した。阪神・淡路大震災から30年という節目を前に、ソフトバンクの協力を得て開催。スマートフォンを活用した災害への備えを学ぶ講座だ。(2025/1/16)
屋上にAIドローンを配備した「地域防災コンビニ」、石川県のローソンで有用性を確認
ローソンは23日、店舗の屋根に配備したAIドローンを使い、事故の状況確認や捜索など警察活動に活用する「地域防災コンビニ」の実証に成功したと発表した。(2024/12/24)
ローソンからAIドローンが出動 石川県で行方不明者の捜索など実証成功
ローソン、KDDIは12月23日、「地域防災コンビニ」の実証に成功したと発表した。ローソン七尾小島町店(石川県七尾市)の屋根に設置した、AIドローン「Skydio X10」を使用。行方不明者の捜索や事故発生時の初動対応という2つの場面で検証した。(2024/12/23)
「初めて見たこんなのww」 地方の防災標識に書かれていた“まさかの避難場所”に仰天 「田舎ならでは」と400万表示
どれくらい広いんだろう。(2024/12/19)
セブンはなぜ、能登地震から5日で営業再開できたのか? 過去の反省が生んだ防災DX
2万を超える店舗の状況を把握するために、独自の災害対策システムを導入し、アップデートを続けているセブン-イレブン・ジャパン。能登半島地震で被災した店舗を、1月6日までにすべて復旧させた同社は、どのようにシステムの整備を進めてきたのか。(2024/12/18)
ソフトバンク、「スマホ教室 防災講座」を全店舗の9割以上で実施 “情報格差のない社会の実現”に向け
ソフトバンクは、スマートフォンアプリ「LINE」「Yahoo!防災速報」などで防災対策を学べる「スマホ教室 防災講座」の開催店舗数を2倍以上に拡大した。11月29日から約1900店のソフトバンクショップで開催している。無料開催の本講座では、災害情報の入手方法や避難所の探し方などを学べる。(2024/12/3)
PR:新型ポータブル電源も最大10万円引き! 最新から定番商品まで「BLUETTIブラックフライデー2024」は要チェック
BLUETTIのポータブル電源をお得に買える絶好のチャンス! 期間は2024年12月6日まで。アウトドアが好きな家族や防災対策が気になる遠くの家族など、気になるあの人にポータブル電源を通じて安心をプレゼントするのもいいだろう。(2024/11/27)
「予算がない」過疎地域でも、命を守る「防災テック」を導入するには? 石川県の事例
防災テックはどこまで進歩しており、どのようなことができるのだろうか。また、テクノロジーの導入が望まれる過疎地域ほど「予算がない」という問題には、どう対処すれば良いのだろうか?(2024/11/13)
プロジェクト:
超高層複合ビル「TODA BUILDING」開業、最新技術を取り入れた「芸術文化の発展拠点」の全貌
戸田建設が東京都中央区京橋一丁目で開発を進めてきた超高層複合ビル「TODA BUILDING」が開業した。「芸術/文化の形成」と「地域の防災力強化」をテーマに、隣接する街区と共同で、アートとビジネスが交錯する芸術文化の拠点として整備してきた。建物はコアウォール免震構造による国内トップレベルの耐震性能を実現し、「ZEB Ready」認証取得などの高い環境性能も備えている。(2024/11/7)
災害に備えて「ソーラーパネル」でスマホを充電してみた モバイルバッテリーの選び方も解説
災害時にはスマートフォンが主な情報収集の手段となる。そんな非常時の電源確保は防災対策で欠かせない。筆者が非常用持ち出し袋の見直しを行う中で選んだ、ソーラーパネルとモバイルバッテリーについて紹介する。(2024/10/24)
プロダクトInsights:
「ペット同伴避難」可能なコンテナ、災害時に訴求
ピースノートは、災害時にペット同伴で避難できる防災・災害支援型コンテナハウス「ペットステーション」の製造を開始した。(2024/10/22)
ドローン:
打診と同等性のあるドローン赤外線調査システム「CONS-FINDER SKY」
コンステックと建設環境コンサルティングと共同で運用するドローン赤外線調査システム「CONS-FINDER SKY」が、日本建築防災協会の技術評価を取得した。国土交通省が定める打診との同等性が認められている。(2024/10/4)
普段は売れないけど、災害時に売り切れる…… 防災用品を日ごろから買ってもらうにはどうする? カインズの作戦
ホームセンター大手のカインズが防災用品売り場を強化している理由とは?(2024/9/27)
JX通信社×能登町がタッグ:
災害時のSNSデマ、どう対処すべき? AI活用で進化する「自治体防災」のいま
報道ベンチャーのJX通信社が、全国の自治体と連携し、情報収集と発信の効率化・迅速化を目的とした防災DXを加速させている。どのような取り組みなのか。(2024/9/26)
2児ママの防災対策が1300万再生突破 お手本にしたい備蓄に「圧巻の備え」「しっかり準備されてて尊敬」の声やまず
経験したからこそ分かる備蓄の大切さ。(2024/9/12)
調査レポート:
「建設会社のうち69.3%がBCPを策定」建設業の防災対策をKENTEMが調査
建設システムが発表した建設業の防災対策に関する調査結果によると、BCPを策定している企業は69.3%で、従業員数101人以上の企業では90.8%だった。(2024/9/10)
想像の斜め上な「ゲーミング防災バッグ」誕生 “まさかの場所”を有効活用できるアイデアが秀逸
見た目が派手なだけじゃない。(2024/9/13)
「やはり味変がほしい」→そんなとき…… 警視庁が教える防災レシピが“シンプルながら絶妙”で試したくなる
入れておくと安心。(2024/9/9)
小寺信良のIT大作戦:
「自然災害不安」にポータブルバッテリーを 新製品を大量投入したECOFLOWを“防災目線”で見る
8月の発表会で新製品を大量投入したポータブルバッテリー大手の中国ECOFLOW。地震や台風など災害意識の高まりにつれ、ポータブルバッテリーへの注目度も上がっている。今回は特に防災目線で、ECOFLOWの新製品をチェックしてみたい。(2024/9/6)
「イオンタウン菰野」9月6日にリニューアル、屋外スペースに防災パークを設置
イオンタウンは、三重県菰野町のショッピングセンター「イオンタウン菰野」を9月6日にリニューアルオープンする。(2024/9/2)
幅広い用途で排熱を有効に再利用:
高配向のCNTを用い、高効率の熱電変換を実現
東京都立大学と東海理化は、カーボンナノチューブ(CNT)に化学的処理を施し、高効率の熱電変換を実現した。柔軟性や伸縮性、導電性に優れたCNTを用いた熱電変換技術は、排熱利用だけでなく、防災など幅広い用途での活用が期待される。(2024/9/2)
防災士女性が1週間の模擬避難→たった3日目でヤバい事が…… 「正直に言います」体験者だからこそのレポートに「リアルな実証実験ありがたい」
防災グッズを見直すときの参考になる!(2024/8/31)
災害復興支援に取り組んできた企業が「防災ガイド」を無料配布中 防災の日(9月1日)を前に、地震や台風対策の見直しを
9月1日は関東大震災が起きた日。(2024/8/30)
アンカー、肩掛けストラップ付きのポータブル電源+防災セット発売 3万4990円
アンカー・ジャパンは、肩掛けストラップを付属したコンパクトなポータブル電源「Anker Solix C300 Portable Power Station」の予約販売を開始。本製品を含む防災対策に最適なセット「Anker PowerBag 2024」も数量限定で提供する。(2024/8/30)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。