第8回「グリーンLPガス推進官民検討会」:
目標は「2050年に100%グリーン化」 LPガスの脱炭素ロードマップ
ガス分野の脱炭素化に向けて、第7次エネルギー基本計画においても次世代燃料の一つとして普及拡大を目指すことが記されている「グリーンLPガス」。その普及策などを検討する「グリーンLPガス推進官民検討会」の第8回会合では、今後の具体的な取り組みの内容が検討された。(2025/5/16)
ものづくり太郎のPLM講座(1):
PLMこそ日本の製造業に必要な理由――プロセスをコントロールしろ!
「すり合わせ」や「現場力」が強いとされる日本の製造業だが、設計と製造、調達などが分断されており、人手による多大なすり合わせ作業が発生している。本連載では、ものづくりYouTuberで製造業に深い知見を持つブーステック 永井夏男(ものづくり太郎)氏が、この分断を解決するPLMの必要性や導入方法について紹介する。初回となる今回はPLMの必要性について解説する。(2025/5/14)
工場ニュース:
DMG森精機子会社、従来比約2倍の新工場でX線検査の需要拡大に対応
サキコーポレーションは、企業成長戦略の一環として奈良工場を、親会社であるDMG森精機の奈良事業所に隣接する場所へ移転、拡張した。従来比約2倍の生産能力で、X線検査の需要拡大に対応する。(2025/5/13)
はじめての化学工学(6):
化学プロセスの視点で見る3つの伝熱方式
化学工学の分野では、多くのプロセスで温度制御が不可欠です。今回は、温度制御に関連する伝熱について、基礎となる3種類の伝熱方式について解説します。(2025/5/9)
設計者向けワークステーション:
PR:製造業の導入を阻む2つの要因を打破 モバイルワークステーションの決定版
最新SoC「AMD Ryzen AI Max PRO」を搭載する「HP ZBook Ultra G1a 14 inch Mobile Workstation」は、国内製造業の設計開発者が待ち望んだ小型軽量かつ高性能の14インチモバイルワークステーションだ。「SOLIDWORKS」などの3D CADツールを自在に扱えるだけでなく、長時間の安定稼働やセキュリティ機能により安心して利用できる。(2025/4/30)
製造マネジメントニュース:
ニデック聖域なき構造改革へ、過去最高並ぶ決算も不採算/非中核事業見直し
ニデックは東京都内およびオンラインで記者会見を開き、2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)連結決算の概要と、2027年度までの新たな中期経営計画「Conversion 2027」を発表した。(2025/4/25)
SIerはどこから来て、どこへ行くのか:
重厚長大型のITシステムからどう脱却する? 「AI活用で何がどう変わるのか」を解説
レガシーシステムでは「ちょっとした変更」が不具合発生につながることがあり、ユーザー企業がSIerに不信感を抱く理由の一つになっている。こうした課題をどう解決すべきか。SIerのPM(プロジェクトマネージャー)としてシステム開発に長年携わってきた筆者がユーザー企業に向けて解説する。(2025/4/25)
後編【現場編】:
日立「モノづくり実習」に潜入! 新人データサイエンティストの製造現場「奮闘記」
日立製作所が2021年から展開している新人研修プログラム「モノづくり実習」。実際に実習に参加した新進気鋭のデータサイエンティスト2人に聞いた。(2025/4/24)
製造業IoT:
ダイキンと日立、AIエージェントによる工場の設備故障診断で対応時間半減へ
ダイキン工業と日立製作所は、ダイキンの業務用空調機器を生産する堺製作所臨海工場で、工場の設備故障診断を支援するAIエージェントの実用化に向けた試験運用を開始した。(2025/4/23)
ビジネスとITを繋ぐビジネスアナリシスを知ろう!:
ビジネスアナリシスは誰もが使える思考と行動の基盤――ビジネスアナリシスの原点は日常生活の中にある
日常生活やビジネスの世界で、課題や問題に対応する考え方や解決の方法が整理された概念として提供されるならば、多くの課題や問題に対しても効果的かつ効率的に活用できるはずだ。そのような概念がビジネスアナリシスであれば、誰にとっても理解しやすい概念だ。(2025/4/23)
国内活用事例で学ぶ:
PR:新世代コンパクトSLS 3Dプリンタ「Fuse 1」が切り開く製造業の新たな可能性
3Dプリンタはもはや試作だけの道具ではない――。FormlabsのコンパクトSLS 3Dプリンタ「Fuse 1」が製造現場の常識を覆そうとしている。国内外の先進的な活用事例から、エフ・アイ・ティの取り組みを詳しく紹介するとともに、設計と生産に“自由”をもたらすFuse 1の魅力に迫る。(2025/4/23)
技術者全員をAIの使い手に:
PR:「30億件のデータとAI」が革新の源泉に キオクシア四日市工場が挑む先端モノづくり
世界最大級のフラッシュメモリ工場であるキオクシア四日市工場。ここは、1日30億件も生成されるデータとAI技術を駆使して先端のモノづくりを行う巨大なスマートファクトリーでもある。あらゆる業界でAIの導入が始まる中、四日市工場の生産現場ではAI活用が既に「当たり前」になっている。多くの技術者がAIを身近に使いこなし、高品質なフラッシュメモリ製造へとつなげている四日市工場の取り組みに迫る。(2025/4/21)
スマートファクトリー:
奈良で2030年700億円創出へ、DMG森精機が従来比4倍の自動化システム工場稼働
DMG森精機は、約90億円を投資して改装工事を行っていた奈良事業所の開所式を開催した。(2025/4/17)
AI半導体の発熱対策に新提案:
チップに「水路」を作り冷却液を流し込む 高効率に放熱
東京大学生産技術研究所は、AIチップや電子機器の性能向上や省エネ化を可能にする「高効率放熱技術」を開発した。特殊な三次元マイクロ流路構造を用いて開発した水冷システムは、極めて高い冷却効率と安定性を実現した。(2025/4/16)
大阪・関西万博:
藤本壮介氏と落合陽一氏が万博見どころ解説 海外パビリオンなど写真で巡るメディアデー
2025年4月13日に開幕した「大阪・関西万博」。開会直前の4月9日には、「メディアデー」を開催。本稿では、メディアデーで建築家の藤本壮介氏が会場で解説した「大屋根リング」、落合陽一氏がプロデュースした「null2」、外観が特徴的な海外パビリオンなど、建築の観点で万博の見どころを紹介する。(2025/4/14)
知財ニュース:
知財功労賞を古河電工や富士フイルム、三菱電機などが受賞 知財を積極的に活用【訂正あり】
経済産業省 特許庁は、知的財産権制度を積極的に活用した企業を表彰する「知財功労賞」の令和7年度受賞者を発表し、古河電気工業や富士フイルムホールディングスなどが選ばれた。(2025/4/14)
間違いだらけの製造業デジタルマーケティング(26):
TPMモデルで技術と価値を「見える化」――受託加工業の事業領域を言語化する
デジタルマーケティングを実践できている企業はそう多くない。本連載では「製造業のための正しいデジタルマーケティング知識」を伝えていく。第26回は自社の特徴を効果的に伝えるために欠かせない事業領域の「言語化」をテーマに、有効なアプローチを紹介する。(2025/4/10)
SiCにも対応可能:
パワー半導体のスイッチング損失を自動低減する駆動IC 対応品種が1万超に
東京大学は2023年に、パワー半導体のスイッチング損失を自動低減するゲート駆動ICチップを開発した。今回、同技術を4端子パッケージと3端子パッケージの両方に適用できるようにした。これにより、対応する品種の数は2390品種から1万種以上に、大幅に増加した。(2025/4/9)
メカ設計ニュース:
試作段階の問題を3Dデータでリアルタイム共有 不良コスト削減に貢献
ラティス・テクノロジーは、試作段階の問題点を設計部門と3Dデータでリアルタイムに共有し、不良コストの削減と設計品質の向上を支援する「問題点管理オプション」をリリースした。(2025/4/9)
製造マネジメントニュース:
電池人材が足りない! パナソニックエナジーが奨学金給付などで育成へ
パナソニックエナジーは、電池産業の発展に貢献する人材の育成を目的とする「MIRAI奨学金」を2024年度に続き2025年度も実施すると発表した。(2025/4/8)
はじめての化学工学(5):
配管流れの基本的な計算方法
化学プラントでは、原料や製品、中間生成物などさまざまな流体を目的の場所に輸送する必要があります。それぞれの単位操作の間は配管をつないで移送されることから、配管はプラントの血管とも言えます。今回は配管設計の基本となる事項を解説します。(2025/4/3)
ラピダス、次世代半導体量産へ試作ライン立ち上げ開発加速 「日の丸半導体」復権なるか
次世代半導体の国産化を目指すラピダスは4月1日、北海道千歳市の工場で試作ラインを立ち上げた。月内に稼働を始め、2027年を計画する量産開始に向け開発を加速する。(2025/4/2)
ラピダス、次世代半導体量産へ試作ライン立ち上げ開発加速 「日の丸半導体」復権なるか
次世代半導体の国産化を目指すラピダスは1日、北海道千歳市の工場で試作ラインを立ち上げた。月内に稼働を始め、2027年を計画する量産開始に向け開発を加速する。(2025/4/2)
材料技術:
パナソニックのCES 2025展示物まとめ 素材を追跡するブロックチェーンとは?
パナソニック ホールディングスは、東京都内でセミナーを開き、「CES 2025」で披露した注目の製品を紹介した。(2025/3/31)
ITジャーナリスト西田宗千佳氏:
ブルーレイディスクは消えるのか? ソニー撤退の波紋
ソニーグループが2月にブルーレイディスク(BD)など光ディスクの生産を終えたことで、愛用してきたユーザーの間に動揺が広がっている。(2025/3/28)
船も「CASE」:
自律航行型無人船でホンダ社員が起業、海洋観測を安価で手軽に
ホンダは新事業創出プログラム「IGNITION」発のスタートアップ企業「UMIALE」の設立を発表した。(2025/3/27)
製造マネジメントニュース:
生産技術を表彰する大河内賞で、デンソーや旭化成、日立、パナソニックなどが受賞
大河内記念会は、「生産のための科学技術の振興」を目的として生産工学、生産技術などに関する研究開発において卓越した業績を挙げた研究者や企業を表彰する「大河内賞」の贈賞式を行った。(2025/3/27)
メカ設計ニュース:
取引先ごとのレビュー管理に対応する設計レビューソリューションを発表
Sceneは、取引先や協力会社との設計レビューを円滑化する、設計レビューソリューション「Issues ver 2」を発表した。3D CADモデルの格納先のドライブを分けることで、設計や工程検討などのレビューを取引先ごとに管理できる。(2025/3/24)
FAインタビュー:
エアーは悪じゃない、真空を操るシュマルツが描く次の成長図
真空を活用した吸着機器や手動搬送装置を手掛けるシュマルツ 日本法人の社長に就任した小野雅史氏に話を聞いた。(2025/3/24)
AGVで搬送自動化:
PR:1日の搬送距離35kmをAGVで削減、マクセルフロンティアの搬送自動化への道
製造現場の自動化が進む一方で、人手の必要性がないにもかかわらず自動化が遅れているのが搬送工程だ。新棟建設に合わせ搬送工程の自動化に取り組んだのがマクセルフロンティアの米沢事業所だ。エレベーターでの移動も含めて、三菱電機システムサービスと東北日立と共同で取り組んだAGVの活用事例を紹介する。(2025/3/31)
工場ニュース:
ベトナム2カ所目の光学製品の生産拠点稼働、2028年に生産能力を1.2倍増に
タムロンは、ベトナムで2カ所目の生産拠点となる「タムロンベトナム・ビンフック工場」の稼働を開始した。2026年に量産体制を確立し、2028年にフル稼働を開始することで、同社グループの生産能力は2024年比で約1.2倍増となる予定だ。(2025/3/21)
SIerはどこから来て、どこへ行くのか:
ユーザー企業がSIerに抱く不信感の“源” 「巨大ITシステムの呪縛」とは
ユーザー企業とSIerは対等なパートナーであるべきだと言われて久しいが、互いに不信感を抱きがちだ。この相互不信の根底には巨大で複雑になりがちなITシステムの「呪縛」がある。ITシステムの呪縛に開発手法から迫る。(2025/3/21)
現場改善を定量化する分析手法とは(12):
労働生産性の向上に役立つ「有効作業分析法」とは何か
工場の現場改善を定量化する科学的アプローチを可能にする手法を学習する本連載。第12回は、製造現場の人の作業を「有効作業」と「無効作業」に分けて分析し、無効作業を徹底排除あるいは改善すると同時に有効作業もさらに改善を促進して、作業速度を飛躍的に高めることで生産性と経営効率の向上を図る「有効作業分析法」について説明します。(2025/3/19)
組み込み開発ニュース:
パワー半導体のスイッチング損失を3割削減できるゲート駆動回路、適用範囲が5倍に
東京大学 生産技術研究所は、同研究所 教授の高宮真氏らの研究グループが開発したパワー半導体のスイッチング損失を自動で低減する技術の適用範囲を大幅に拡大することに成功したと発表した。(2025/3/17)
製造マネジメントニュース:
日産が現社長の内田氏と副社長3人退任で経営体制刷新、新社長はエスピノーサ氏
日産自動車は2025年4月1日からの新経営体制を発表。新たな代表執行役社長兼CEOに、チーフ プランニング オフィサーを務めるイヴァン・エスピノーサ氏が就任する。また、現在の代表執行役社長兼CEOの内田誠氏と3人の執行役副社長が退任するなどして経営体制の刷新を図る。(2025/3/12)
脱炭素:
製造業の約7割がカーボンニュートラルへの取り組みを実施、実態調査で明らかに
ウイングアーク1stは、製造業のカーボンニュートラルに関する実態調査の結果を発表した。全体の69.2%がカーボンニュートラルに「現在取り組んでいる」、17.8%が「今後取り組む予定がある」と回答している。(2025/3/12)
発生する電圧は従来の10倍以上:
一次元構造のペロブスカイト結晶で大きな光起電力
早稲田大学と東京大学、筑波大学による共同研究グループは、一次元らせん構造のハロゲン化鉛ペロブスカイト結晶で、15Vを超えるバルク光起電力を発現させることに成功した。発生する電圧は、太陽光照射下における既存のペロブスカイト太陽電池の10倍以上だという。(2025/3/11)
トヨタ自動車におけるクルマづくりの変革(5):
豊田佐吉の歩みを明治初期の日本と世界の自動車技術の発展から浮かび上がらせる
トヨタ自動車がクルマづくりにどのような変革をもたらしてきたかを創業期からたどる本連載。第5回は、明治初期に当たる1867年(慶応3年)〜1891年(明治24年)の世界のクルマの発展や日本の政治経済の状況を見ながら、自動織機の開発に取り組んだ豊田佐吉の姿をより鮮明に浮かび上がらせていく。(2025/3/11)
日本能率協会の調査:
製造業「今後3年間の課題」 2位「資材価格高騰」、1位は?
製造業の企業が、今後3年間で最も重要視している課題は「人材不足」(78%)。日本能率協会(東京都港区)が実施した「当面する企業経営課題に関する調査」で分かった。(2025/3/10)
NVIDIAとOmnissaのパートナーシップを語り合う:
PR:仮想GPUで実現するデジタルワークスペースの新たな未来
CPUだけの仮想デスクトップ環境(VDI)を利用するテレワークでは、負荷の高いアプリケーションの利用時だけでなく、オフィスソフトウェアやWeb会議などの日常的な業務にも問題が発生することがある。こうした状況を打開するため、エヌビディアとOmnissaがタッグを組み、仮想化向けGPU「NVIDIA vGPU」を搭載した新たなVDI環境を提案している。(2025/3/31)
はじめての化学工学(4):
化学プロセスにおけるバッチ操作と連続操作の違い
化学プロセスは大きくバッチ操作と連続操作に分類されます。これらは製造する製品の特徴や品質要件にあった操作が選択されます。今回はバッチ操作と連続操作の一般的な違いと使い分け方を紹介します。(2025/3/5)
FAニュース:
真空蒸着で金属箔上にリチウムを成膜、次世代バッテリーの開発などに活用
アルバックは、金属箔上にリチウムを成膜する巻取式真空蒸着装置「EWK-030」を開発した。真空蒸着は不純物の混入や酸化を抑えられるため、従来の大気環境下でのロールプレス技術より良好な膜表面が得られる。(2025/3/4)
4年連続「DX銘柄」:
旭化成、全従業員4万人をデジタル人材に 全社横断DXの舞台裏とは?
旭化成は、2016年からグループ全体でDXを推進してきた。ビジネス変革、経営の高度化、デジタル基盤強化といった経営革新を、DXによって実現。全従業員4万人のデジタル人材化も進めてきた。上席執行役員兼デジタル共創本部長の原田典明氏に軌跡を聞く。(2025/3/4)
電動化:
普通充電器でEVを識別、三菱自などがプラグ&チャージの実証実験
東京大学生産技術研究所、ユアスタンド、日東工業、三菱自動車はEVと普通充電器の利便性向上を目指す共同実証実験を実施した。(2025/3/3)
電動化:
スズキが2030年度までの新中計を発表、インドに設備投資1兆2000億円
スズキは2030年度を最終年度とする中期経営計画を発表した。現在は2025年度を最終年度とする中計が進行中だが、売上高や営業利益率などの目標値を2023年度に前倒しで達成したことから、新たな中計を策定した。(2025/2/21)
SIerはどこから来て、どこへ行くのか:
SIerとユーザー企業はなぜ「相互不信」に陥るのか? 業界歴40年のPMが考察
企業経営にITが不可欠な存在となった今、ユーザー企業にとってSIerの存在はかつてないほど重要性を増している。しかし、ユーザー企業とSIerは互いに不信感を抱いているというのがSIer側としてシステム開発に携わってきた筆者の見立てだ。相互不信の背景にあるものとは。(2025/2/21)
電動化:
デンソー電動開発センターの全貌、「スピード開発」で開発期間を2分の1に
デンソーが安城製作所内にある電動開発センターを報道陣に公開。従来比で開発期間を2分の1に短縮するという「スピード開発」を目標に掲げ、さまざまな取り組みを推進している。(2025/2/20)
日立の新成長エンジン「コネクティブ」の全貌(6):
日立の水・環境BUはユーティリティーにプロセスをつなげグリーンを掛け算する
日立の製造業としての側面を色濃く残すコネクティブインダストリーズ(CI)セクターに迫る本連載。第6回は、上下水道の高度水処理システムや半導体工場のクリーンルームといったユーティリティーソリューションを手掛ける水・環境BUをクローズアップする。(2025/2/17)
はじめての化学工学(3):
物質収支とエネルギー収支の考え方
化学工学計算の中で物質収支とエネルギー収支は、化学プロセスの挙動を理解し最適化するために不可欠です。今回は、物質収支やエネルギー収支の基本的な考え方と計算事例を解説します。(2025/2/13)
ソフトバンク、「脳組織」をコンピュータに活用 iPS細胞を培養 消費電力を極小化
ソフトバンクは、iPS細胞を培養して脳組織の一部を再現した「脳オルガノイド」を計算に利用するコンピュータ技術を紹介した。脳オルガノイドに電気的な刺激を与え、その反応を制御することでコンピューターの役割を果たす。実用化は数十年先だが、半導体などを使った従来のコンピューターよりも低電力で計算ができるメリットがあるという。(2025/2/3)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。