JEITAは、同社主催の「CEATEC 2025」(2025年10月14〜17日、幕張メッセ)で、学生向けに半導体産業を紹介するブース「JEITA半導体フォーラム2025」を、半導体企業9社と共同で出展。「半導体産業人生ゲーム」「黒ひげ危機一発×半導体産業人生占い」などが展開される。
電子情報技術産業協会(JEITA)は、同協会主催の「CEATEC 2025」(2025年10月14〜17日、幕張メッセ)で、学生向けに半導体産業を紹介するブース「JEITA半導体フォーラム2025」を、半導体企業9社と共同で出展した。
参加するキオクシア、サンケン電気、ソニーセミコンダクタソリューションズ、東芝デバイス&ストレージ、ヌヴォトン テクノロジージャパン、マイクロンメモリ ジャパン、三菱電機、ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)、ロームの9社は、自社の事業内容や半導体産業を分かりやすく紹介するコーナーを展開。
アトラクションとして、タカラトミーの協力のもとで製作された「半導体産業人生ゲーム」に加え、今回は「黒ひげ危機一発×半導体産業人生占い」が初登場した。
今回が4度目の登場になるという半導体産業人生ゲームは、おなじみのボードゲーム「人生ゲーム」のフォーマットで半導体業界での就職を疑似体験できるもの。筆者も2025年8月から当編集部にジョインしたばかりの半導体1年生なので、勉強のために参加させてもらった。
最初の10マスは職種ゾーンになっていて、ここでどの職種を志すかを決めた後、ルーレットで就職する企業が決定する。筆者は生産ラインの効率化や最適化を担う「生産技術エンジニア」として、三菱電機に就職することになった。
これで親も安心してくれるだろうと気が大きくなったのか、いきなり初任給2万米ドルのうち、半分の1万米ドルを両親への贈り物に使う。直後に模倣半導体問題が発生し、自分へのご褒美にと食べ歩きの旅に出て2万米ドルを浪費して、入社早々、総資産はマイナス1万米ドルに突入。とんでもない不良社員だ。
しかしその後は、感覚を共有できるロボット「サイバネティック・アバター」や、AIを活用した「瞬間多言語翻訳機」の開発に携わりながら、総資産19万米ドルを手にしてゴール。憎まれっ子世にはばかるとはよく言ったもので、入社直後から借金まみれになりつつも、エンジニアとして世の中の発展に貢献できたのではないだろうか。
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