Appleの参入でまとまる? 玉石混交のウェアラブル市場:EE Times Japan Weekly Top10
EE Times Japanで先週(2014年6月21〜27日)に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!
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1位は「Amazonのスマホ「Fire Phone」、消費者にとって魅力は何なのか」、2位は「Bluetooth 4.1が切り開く新しいIoTの世界――“あらゆるモノのインターネット”」、3位は「市販プリンタで回路を印刷! 銀ナノ粒子を使った導電性インク」がランクインしました。
5位は、いよいよウェアラブル機器に狙いを定めたAppleについての記事です。同市場は多数の製品が投入され伸び盛りの一方で、玉石混交という印象も受けます。後発となるAppleですが、大きな影響力と充実したエコシステムを持っていることについては今さら述べるまでもありません。Appleが本格的に参入することでウェアラブル機器市場がどうまとまっていくのか、やはり興味があります。「ウェアラブル機器やIoTが生活を変え、5Gや微細化技術が世界を驚かす」「ウェアラブル製品の台頭で、存在感増すヘルスケア分野」「「ウェアラブル市場は技術以外の課題が多い」、クアルコムの新CEOが言及」も併せてお読みください。
3位は、市販のインクジェットプリンタで回路を印刷する技術を紹介した記事です。印刷技術を利用して回路やセンサー、素子を製造するプリンテッド・エレクトロニクス(印刷エレクトロニクス)。IDTechExは、プリンテッド・エレクトロニクス/フレキシブル・エレクトロニクス/有機エレクトロニクス市場が、2013年の160億4000万米ドルから2023年には767億9000万米ドルに成長すると予測しています。プリンテッド・エレクトロニクスには製造工程の簡易化やコストの低減といった利点がありますが、思いもよらない素材に回路を印刷し、思いもよらないデバイスが開発される可能性も秘めています。「室温印刷プロセスで有機TFTを実現、紙や皮膚にも形成が可能に」「くるくる巻ける超薄板ガラス、ショットが幅640mm品をロール状で製造へ」などもおすすめの記事です。
EE Times Weekly Access Top10
- Amazonのスマホ「Fire Phone」、消費者にとって魅力は何なのか
- Bluetooth 4.1が切り開く新しいIoTの世界――“あらゆるモノのインターネット”
- 市販プリンタで回路を印刷! 銀ナノ粒子を使った導電性インク
- LED素子の製造コストを最大1/100に――ガラス基板上での作成に成功
- Appleもいよいよウェアラブルに参入? まずはスマートウオッチを発表か
- 「SSDが壊れた」後(後編)
- DRAM市場は安定の時期に、激しい需給変動は終わる
- 東芝が不揮発FPGAを実現する技術を開発
- SamsungとAppleの覇権争いはさらに激化? 新タブレット投入で
- NECの顔認証技術がNISTのベンチマークテストで首位――2014年度中に製品展開へ
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