スマホ市場でAppleを引き離したサムスン:EE Times Japan Weekly Top10
EE Times Japanで2015年5月2〜8日に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!
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1位は「IBM、実用的な量子コンピュータに近づく成果」、2位は「半導体業界、2014年の再編事情」、3位は「Qualcommの勢いに陰り、AppleやSamsung以外の顧客獲得を模索」がランクインしました。
今回の注目は5位のスマートフォン世界シェアと、9位の5Gです。
2015年第1四半期(1〜3月)におけるスマートフォンの世界シェアでは、Samsung Electronicsが、Apple(アップル)を2000万台以上引き離す8240万台を出荷し、シェア24.5%を記録しました。ただし、Samsungは前年同期比では7%下がっていて、一方のAppleは40%成長しています。スマートフォン市場は、先進国ではほとんど飽和状態にあるといわれていて、各メーカーにとって鍵となるのは新興国ですが、ここでは非常に安価な端末を販売する地元メーカーの勢いが伸びています。こうした新興国市場でシェアを伸ばすことは難しいといえます。「スマートフォン市場を席巻する“Android”と“中国勢”」「Appleが首位サムスンに肉薄――2014年10〜12月スマホ世界シェア」「Amazonスマートフォン発売の“真の狙い”について議論も」などもお読みください。
5Gについては、引き続き多くの関心が集まっています。2020年の実用化を目指していますが、それには、あと5年しかありません。5G実現に向けてどのような技術を用いればよいのかについてはある程度絞られてきていますので、標準化を加速する必要があります。EE Times Japanでは、5Gの特集サイトを作成しました。最新情報をアップしていきますので、ぜひ定期的にご覧ください。「ドコモ、5Gに向け4.5Gビット/秒の高速データ通信に成功」「5Gに向けた取り組み、欧州ではまだ足並みがそろわず」なども、お読みください。
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