太陽電池、技術進化の“ホントのところ”:EE Times Japan Weekly Top10
EE Times Japanで2015年6月27日〜7月3日に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!
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1位は「堅調なシャオミ、スマホ戦略のその先は?」、2位は「感電しないコンセントと伝説の元クラッカー」、3位は「USB Type-Cの採用は進む? サプライチェーンでは問題も」がランクインしました。
今回の注目は5位の「太陽電池、これまで10年これから10年」です。将来性を大いに期待された太陽電池ですが、国の産業政策は必ずしも成功していません。そこには、変換効率など技術面での課題と、エネルギー源として使う時のコスト面での課題の両方が存在しています。また、「技術の進化」と「普及」は必ずしも比例関係にはないことを、痛切に感じる分野でもあります。太陽電池の「これまで」と「これから」について、ぜひ本記事をご覧ください。「“発電する窓”の実現へ、透明な有機太陽電池」「太陽光を無駄なく使う、201X年の技術」もおすすめです。
3位には、現在急速に関心が高まっているUSB Type-CおよびUSB 3.1の記事がランクインしました。USB Type-CはAppleの新型「MacBook」にも搭載されていて(というか、Type-Cとヘッドホンジャックしか搭載されていないのですね)、これによってUSB Type-Cの認知度が進み、採用も増えるとみられています。数あるインタフェースの中でUSBは最も成功したものと言っても過言ではありません。USB Type-CとUSB 3.1については、引き続き追っていきたいと思います。「ついにやってきたUSB Power Delivery(USB PD)とは」「知っておきたいUSB3.0まとめ」も、ぜひお読みください。
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