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IoTの活用、“減災”に期待高くEE Times Japan Weekly Top10

EE Times Japanで2015年10月31日〜11月6日に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!

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「EE Times Japan Weekly Top10」バックナンバー

 1位は「半径5m以内の機器を自動で充電!」、2位は「ルネサス「NXPのフリースケール買収は追い風」」、3位は「東芝 半導体リストラ、1200人が異動/退職へ」がランクインしました。

 今回、IoT(モノのインターネット)関連の記事が6位と7位に入っています。どちらにもキーワードとして含まれているのが「減災」です。「IP500」はドイツが主導する「IP500 Alliance」が推進する規格であり、欧州ではどちらというと、監視カメラなどのセキュリティ分野に注力するそうです。一方で、日本の「IP 500 Alliance Japan」では減災に生かすとしています。

 土の中にセンサーを埋めて、水分量や振動を計測して土砂崩れを予測する。橋やビルに取り付けてヘルスモニタリングを行う――。IoTを減災に生かすことは、人命に直接関わってくる分、「冷蔵庫や腕時計型端末が単にインターネットにつながり、データがクラウドにアップされる」という使い方よりも、説得力のあるものだと感じています。こうした用途が生まれていることを考えれば、IoTは“バスワードだ”といわれることも、そろそろなくなるかもしれません。「ビッグデータは“重ねて”見てこそ価値がある、NHK技研の可視化システム」「IoT実用化における7つの課題」なども、ぜひご覧ください。


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