世界半導体企業ランキングでキオクシア8位、26年Q2:ソニー、ルネサスもトップ20入り(2/2 ページ)
Semiconductor Intelligenceによると、2026年第2四半期(4〜6月)の世界半導体売上高の企業別ランキングにおいて、日本勢トップはキオクシアで、トップ20社中、最も高い伸びを示して8位にランクインしたという。
3Qも成長継続、メモリ勢は伸び鈍化へ
2026年第3四半期(7〜9月)も半導体各社の売上高は前四半期比で成長が続く見通しだが、そのペースは鈍化するとみられる。主要AI関連企業を除く上位20社の業績見通しを合計すると、第3四半期の売上高は前四半期比6%増となる見込みだという。
業績見通しを公表しているメモリメーカー3社(Micron、キオクシア、Sandisk)はいずれも、第3四半期の売上高成長率が第2四半期の半分未満になると予測している。非メモリメーカーでは、業績見通しを示している12社のうち、Qualcomm、Infineon Technologies、MediaTekの3社が第2四半期を上回る成長率を予想。AMDとonsemiの2社は第2四半期と同程度の成長率を見込み、残る7社は成長率が低下すると予測している。
26年は90%以上の成長予測相次ぐ、27年は多くが20%台
2026年通年の世界半導体市場は大幅な成長が予測されている。SIによると、2026年上半期の急成長を織り込んだ直近5つの市場予測は、いずれも前年比90%以上の成長を見込んでいる。特にSIは同101%増、RCD Advisorsは同112%増と予測している。
引き続き成長をけん引するのはメモリだ。2026年のメモリ市場について、WSTSは前年比249%増、Gartnerは同280%増と予測する。
2027年については、直近の市場予測の多くが20%台半ばの成長を予測。一方、SIは前年比50%増になると見ている。SIは「今後6四半期にわたって成長率が鈍化するとしても、2026年上半期の大幅な成長が2027年まで成長をけん引するだろう」としている。
SIは2027年について、AI関連需要がペースを落としながらも高い成長を続けるほか、自動車/産業機器市場が堅調に推移し、メモリ不足の緩和に伴ってPC/スマホ市場も回復すると想定している。
SIは「現在のAI主導のブームは1970年代の民生電子機器、1980年代のPC、1990年代のインターネットインフラ、2010年代のスマホがけん引した過去の成長局面を上回る規模だ。時期を予測するのは難しいものの、現在のAIブームもいずれ終息し、その後はより持続可能な成長ペースに移行するだろう」と述べている。
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