仕事が「つまんない」ままでいいの?(126):
「静かな退職」に潜む、将来のリスク
「静かな退職」とは、「会社を辞めるわけではないし必要最低限の仕事はきちんとやるけれど、それ以上のことはしない」という働き方です。「仕事漬け」だけが人生ではありません。いろんな働き方があっていい。一方で未来のことを考えると、静かな退職をすることでリスクになる場合も……。(2025/6/18)
河合薫の「社会を蝕む“ジジイの壁”」:
早期退職ブームの裏で 中高年を「頼れるおじさん」に育てられる職場、3つのポイント
希望退職という名の“肩叩き”が拡大する一方で、“潜在能力”に期待し能力発揮の機会を拡大する企業が増えてきました。50歳になった途端、まるで在庫一掃セールにでもかけるように、賃金を下げ、閑職に追いやり、「早くお引き取りいただきたい」圧をあの手この手で企業はかけつづけてきましたが、その不遇にピリオドを打つ動きが広がりつつあります。(2025/6/13)
大学生の約4割が「入社1カ月の退職に共感」、その理由は?
入社1カ月での退職に対し、大学生の約4割が「共感できる」と回答。早期退職の理由で最も多かったのは「ハラスメントを受けたとき」で、企業にはギャップ解消や相談体制の整備を求める声が目立った。(2025/6/9)
60代で「海外転勤」「未経験の仕事」も 村田製作所があえてハードな“65歳定年”にしたワケ
2024年4月から65歳定年制を導入した総合電子部品メーカーの村田製作所は、60歳以降も「海外転職あり」「新しい業務への異動あり」など、現役バリバリで仕事ができる体制を整えた。同社の戸井孝則氏(執行役員 コーポレート本部 統括部長)が、65歳定年制導入の背景や1年間の成果を語った。(2025/5/29)
Cybersecurity Dive:
トランプ政権による大量の人員削減でCISAが苦境に No.2も退任
トランプ政権による人員削減により、CISAから優秀な人材が失われていると専門家は指摘した。副局長のマット・ハートマン氏も同庁を去ることになったという。(2025/5/29)
AI・DX時代に“勝てる組織”:
AIで浮いた人材は、切らずに「玉突き」せよ AI時代の経営“新常識”とは
DeNAが大々的に表明した「AIにオール・イン」戦略。「既存事業を半分の人員で成長させる」計画は、単なる人員削減ではなく、余剰人材を新事業などに再配置することが大きな特徴です。「AIを導入し、浮いたリソースをどこに再投下するか」は経営の大きな分岐点になっています。(2025/5/28)
河合薫の「社会を蝕む“ジジイの壁”」:
「長期雇用を憎む」経営者 黒字リストラでベテランが去り、最後に笑うのは誰?
またもやリストラです。しかも、黒字リストラ。コロナ禍前から徐々に増え、アフターコロナを見据えた企業再編で一気に拡大した「今のうちに切っちゃえ的リストラ策」が次々と公表されています。(2025/5/23)
第二新卒のIT人材採用が拡大 早期離職を防ぐための取り組みは?
第二新卒のIT人材採用が拡大している。実施の理由やその課題、早期離職を防ぐための取り組みとは?(2025/5/22)
モノづくり総合版 メルマガ 編集後記:
構造改革でリストラされた方に伝えたいこと
決して深く気に病みすぎないでください。(2025/5/22)
続く“大規模リストラ” 人数比でリーマンショック超えの可能性も
日産自動車やパナソニックホールディングスといった大手企業が、人員削減を相次いで発表している。東京商工リサーチ(東京都千代田区)によると、2025年1月〜5月15日に、上場企業19社の「早期・希望退職募集」が判明した。(2025/5/20)
Cybersecurity Dive:
人手不足に悩むNIST 従業員の大規模離職でさらなる追い打ち
NISTのコンピュータセキュリティ部門のトップと、その部下およそ10人がトランプ政権による早期退職優遇制度を受け入れたことで、重要なプログラムが危機にさらされている。(2025/5/18)
主力の車載事業切り離しも発表:
赤字拡大のJDI、国内1500人削減へ CEOのキャロン氏は辞任
ジャパンディスプレイ(JDI)の2024年度通期業績は、売上高は前年比21%減の1880億円、営業損失は同29億円拡大し371億円の赤字、当期純損失は同339億円拡大し782億円の赤字だった。国内で1500人規模の人員削減を行うという。(2025/5/16)
ジャパンディスプレイ、希望退職1500人募集へ 国内従業員の57%に相当
ジャパンディスプレイは15日、赤字が続くディスプレイ事業のコスト削減のため、国内で1500人程度の希望退職者を募集すると発表した。(2025/5/15)
KLab、希望退職者100人募集 25%人員削減で「少数精鋭へと体制を転換」 1Qは約4.8億円の最終赤字
ゲーム事業などを手掛けるKLabは、希望退職者を募集すると発表した。退職日は6月30日とし、正社員を対象に100人程度を募集する。(2025/5/15)
スピン経済の歩き方:
パナソニックは日本と丸かぶり 生産性低下で30年間成長できていないワケ
パナソニックの1万人リストラが話題になっている。原因は生産性の低下によるものだが、その姿は、この国の低迷ぶりとまるかぶりといえる。なぜそう思うかというと……。(2025/5/14)
「半年で辞めた」が57% 企業を悩ませる早期離職、その理由は?
採用にコストをかけてきた企業にとって頭の痛い早期退職。エン・ジャパンの調査によると、直近3年以内に入社者がいた企業のうち、57%が「半年以内での早期離職があった」ことが分かった。(2025/5/12)
製造マネジメントニュース:
パナソニックHDは構造改革で国内外1万人削減、関税影響は米国生産で780億円に抑制
パナソニックHDは、2025年3月期(2024年度)の連結業績を発表するとともに、グループ経営改革の進捗状況について説明した。事業撤退や縮小、拠点の統廃合なども含め、グローバルで1万人の人員削減を行い、2026年度までに1500億円の構造改革効果を実現する。(2025/5/12)
「人員は少し足りないぐらいがちょうどいい」 1万人削減のパナソニックHD楠見社長
パナソニックホールディングス(HD)は9日、経営改革の一環としてグループ人員を1万人削減すると発表した。営業・間接部門を中心に業務効率を見直し、2027年3月期までに国内、海外でそれぞれ5千人規模の削減を実施。人員の適正化により700億円の収益改善を見込む。(2025/5/10)
なぜ今? 1万人削減は「成長のため」とパナソニックHDの楠見社長 自身も報酬4割返上へ
パナソニック ホールディングスは9日、構造改革の一環として1万人規模の人員削減を行うと発表した。なぜ、今なのか。(2025/5/9)
GW明けの新人退職に注意、SNS炎上懸念も
一般社団法人「日本リスクコミュニケーション協会」がゴールデンウイーク明けに新入社員の退職が起きやすい理由と背景を分析した報告書を取りまとめ、退職を防ぐための体制を整えることが重要と呼びかけている。(2025/5/3)
「早期・希望退職」募集した企業、コロナ禍に次ぐ規模に
東京商工リサーチは、2024年度に「早期・希望退職」を募集した上場企業について調査した。「早期・希望退職」を募集したのは51社で、コロナ禍以降では2020年度に次ぐ規模だった。(2025/5/3)
出勤再開でオフィス混雑、PCクラッシュ マスク氏が進めた米政府の効率化、その効果は……?
トランプ大統領が連邦政府職員に対し出勤再開を命じて以来、内国歳入庁(IRS)の混み合ったオフィスではインターネット接続が非常に不安定になっており、税務処理で最も忙しい時期にコンピュータがクラッシュする事態が発生しているという。(2025/4/30)
Cybersecurity Dive:
CISAが人員削減を新たに開始 サイバーセキュリティ能力への影響が懸念される
批判者たちは、国土安全保障省(DHS)の一部門であるCISAにおける大幅な人員削減が、サイバー攻撃に対抗する国の能力を低下させると警鐘を鳴らした。(2025/4/29)
50代社員を“新卒と同じ給与”に……オリンパス子会社「ジョブ型移行で4割減給」は認められるか?
ジョブ型人事制度への移行に伴い、オリンパス子会社に勤める50代のベテラン社員が突如として降格され「新卒と同等の給与」となりました。企業がジョブ型を導入する場合には、こうした大幅減給をしても法的な問題は生じないのでしょうか。“非情”とも取れる降格は、どこまで認められるのでしょうか?(2025/4/17)
2025年4月7日週の動き:
半導体メーカーの「悲喜こもごも」 絶好調のTSMC、人員削減のST
STMicroelectronicsは2025年4月、製造拠点と従業員の再編を全社的に実施することを明らかにした。またInfineon Technologiesは、Marvell Technology(以下、Marvell)の車載イーサネット事業部門を25億米ドルで買収すると発表している。(2025/4/16)
石角友愛のキャリアコンパス:
管理職は「罰ゲーム」なのか? 生成AI時代で変わる、求められる役割と評価
管理職は「罰ゲーム」という話をよく耳にするが、果たして本当にそうなのか? 生成AI時代に管理職に求められるものとは?(2025/3/27)
DIY初心者の夫妻が、築28年中古住宅を思い切って購入し3年後…… 信じられないほどの“リフォーム完成”に驚きが止まらない
DIY初心者とは思えないセンスを感じる。(2025/3/20)
世界を読み解くニュース・サロン:
炎上、ボイコット、株価急落――それでもイーロン・マスクはなぜ政治に関与するのか
米トランプ政権に関与するイーロン・マスク氏が経営する企業のサービスで、サイバー攻撃や不買運動などが起きている。反発が大きい政策に関わっているからだ。なぜビジネスを危険にさらしてまで政治に関わるのか。マスク氏の意図とは。(2025/3/14)
河合薫の「社会を蝕む“ジジイの壁”」:
中小企業は“踏み台”なのか? 育てた若手が大手に転職、経営者が立ち返るべき原点は
「育てた若手ほど辞めていく……」転職が一般的になり賃上げも進む中、若手社員の定着に悩む中小企業が後を絶たない。賃金や福利厚生では大企業にかなわない中で、経営者はどのように人材と向き合うべきなのだろうか。(2025/3/14)
労働市場の今とミライ:
止まらない賃上げの「原資」はどこから? 大手企業も実行する、6つの手法
年々賃上げの圧力が高まっている。業績好調な企業は問題ないが、そうでない企業にも「防衛的賃上げ」が求められている。サイバーエージェントや第一生命HDなども実践する、賃上げ原資を捻出する6つの方法を紹介する。(2025/2/28)
電動化:
2026年度に日産が目指す姿は、新車のファミリー開発で200億円削減
日産自動車が事業構造改革によって2026年度に目指す姿をおさらいする。(2025/2/20)
Z世代の若手社員の離職を防ぐマネジメント:
Z世代の若手が突然の離職 「残念な早期退職」を防ぐために必要なのは?
若手の離職防止を図るうえで重要な考え方を解説するとともに、社歴別に若手が陥りがちな症例と対応策をお伝えする。(2025/2/18)
「NASAの不正に関する情報、DMして」――米政府公式X「DOGE NASA」出現 イーロン・マスク氏による“NASA潰し”の一環か
2月17日(日本時間)、X上に「DOGE NASA」というアカウント(@DOGE_NASA)が出現した。(2025/2/17)
統合は幻に:
「日産はブランド価値を過大評価」と専門家 ホンダが最後まで拭えなかった疑念とは?
ホンダと日産自動車は、両社がそれぞれ抱える危機感の差を埋められなかった。ホンダには日産の再生計画が「甘い」と映り、子会社化案を突きつけられた日産は、ホンダのやり方を「論外」とはねつけた。(2025/2/14)
パナソニックHDが組織再編 テレビ事業は「売却の覚悟あるが決まっていない」 楠見社長
パナソニックホールディングス(HD)は4日、家電や空調事業などを担う「パナソニック」を2025年度末までに解消し、複数の事業会社に分割する再編を行うと発表した。グループ全体の収益性改善に向けた改革の一環。(2025/2/5)
パナソニックHDが組織再編 テレビ事業は「売却の覚悟あるが決まっていない」 楠見社長
パナソニックホールディングス(HD)は2月4日、家電や空調事業などを担う「パナソニック」を2025年度末までに解消し、複数の事業会社に分割する再編を行うと発表した。(2025/2/4)
労働市場の今とミライ:
希望退職後のキャリアは「いばらの道」か 中高年フリーランスのリアル
ミドル転職者を「希望退職」が襲っている。早期退職し、フリーランスを選択するものもいるようだが、意外と苦戦しているようで……(2025/1/28)
石角友愛のキャリアコンパス:
部下の意見「聞いて終わり」 ”傾聴地蔵”が崩壊させる組織、どう変えるべきか
「傾聴地蔵」という言葉をご存じでしょうか。組織を崩壊させる上司を指す言葉として注目を集めています。どのように崩壊させるのか、そして対策は?(2025/1/27)
紅白司会の元NHKアナ、20歳長女が“母の服”着て成人式へ 身長170センチ超えの愛娘に「いつのまにか抜かされて」
ステキな日。(2025/1/22)
「早期・希望退職」の募集人数、3年ぶりに1万人超 電機業界を中心に大型化の流れは継続か
東京商工リサーチが調査結果を発表した。(2025/1/22)
働き方の見取り図:
「働きやすさ」が「ゆるさ」に転じてしまうのはなぜ? 働き方改革の目的を探る
今回は、2025年の「働き方トレンド」を概観し、働き方改革の本来の目的について、考察してみたい。(2025/1/21)
エンジニアリング分野におけるAI活用【前編】
「AIツールを活用中」の工学系エンジニアは4割超え その実態は?
機械工学や航空宇宙工学といったエンジニアリング分野におけるAI導入はどこまで進んでいるのか。機械技術者協会(IMechE)の調査を基に、AI活用の現状を解説する。(2025/1/17)
採用難だった老舗しょうが企業、お金をかけずに応募7倍 「脱・ハローワーク頼み」戦略の裏側
高知県のしょうが企業・あさのは採用に苦労していた。ハローワークからの流入が減少したことに加え、離職率も高かった。そこから費用をかけずに、どのように応募を7倍に増やしたのか。取材した。(2025/1/10)
河合薫の「社会を蝕む“ジジイの壁”」:
増えゆく中高年社員、切り捨てるべきか? 2025年問題を乗り越えるカギは……
2025年は、国民の5人に1人が75歳以上、3人に1人が65歳以上となる年。労働力不足が深刻化する一方で、中高年の社員が増え、人材活用の在り方に悩む企業も少なくありません。この2025年問題を乗り越えるために、どのような視点が求められているのでしょうか。(2025/1/10)
組織再編を進めるSAP【後編】
「最大1万人再編」で揺れるSAP “痛み”の先に見える“進化”とは?
SAPが2024年、最大1万人規模の人員整理を発表した。専門家によると、再編は悪影響をもたらす恐れがある一方、必ずしも悪くない効果もあるという。どのような影響があるのか。(2025/1/9)
組織再編を進めるSAP【前編】
SAP経営陣の相次ぐ離脱 ユーザー企業は安心してよいのか
SAPは2024年に発表した組織再編計画に、経営陣の交代を盛り込んだ。一部のポジションは“空席”になり、一時的な混乱が生じたとの見方がある。ユーザー企業への影響は。(2025/1/8)
人材ビジネス:
大卒の3割は「入社後3年以内」に離職、納得の理由
入社後3年以内に離職する大卒者の割合は、過去20年間、概ね3割前後で推移しています。背景に何があるのかというと……。(2025/1/1)
労働市場の今とミライ:
終身雇用と年功序列は「崩壊」したのか? データが見せる現在地
日本企業の三種の神器である、終身雇用や年功序列。「崩壊しつつある」とも言われているが、果たして本当にそうか? 実際、トヨタ自動車は今も長期雇用を標榜している。データを基に実態を見ていこう。(2024/12/25)
仕事が「つまんない」ままでいいの?(120):
「私に期待していることは何ですか?」を超えて――キャリア自律するための問いの立て方
人生100年時代、キャリアを自分で築いていくためにはどうすればよいのでしょうか? エンジニアの主体性と自律について考えます。(2024/12/18)
日産の低迷は「人災」 なぜ米国にHVを投入しなかったのか
10月初旬、内田誠社長との定例オンライン会議に参加した日産自動車の管理職らは会社の状況について説明を受けた。業績が予想より悪化しており、人員と生産能力を削減しなければならないという厳しい内容だった。(2024/12/7)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。