日本生命がライフサイエンス分野の起業支援拠点を大阪に設置 大学、自治体、投資家が交流
日本生命保険は28日、再生医療の産業化を目指す未来医療国際拠点「中之島クロス」内に、ライフサイエンス(生命科学)分野の起業支援拠点を設置すると発表した。(2025/3/31)
大型光アイソレーターに対応:
PR:高出力レーザーシステムに革新を ついに実現した「大型ガラス製ファラデー素子」
レーザーシステムに欠かせない光アイソレーターの世界を大きく変える技術が登場した。日本電気硝子は、既存の光アイソレーターを大幅に小型化するガラス製ファラデー素子を開発。さらに、110mm角の大口径ガラス製ファラデー素子の開発にも成功した。先端医療や宇宙開発、核融合などに必要とされる高出力レーザーシステムに大きな変革をもたらす可能性がある。(2025/3/31)
スマホで健康維持 NECと富士通、セルフケア支援のAIを開発 医療費の抑制狙う
少子高齢化が進む国内では医療費の増加が大きな課題となっている。AIをうまく使い、自分自身で健康を維持するセルフケアを促進することで、医療費を抑制し、ビジネスとして収益化する狙いがある。(2025/3/27)
狙われる医療業界
医療業界がランサムウェアの3番目の標的に 背景にある攻撃者の変化とは?
今や医療業界は、ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)の標的として3番目に多く狙われている状況だ。背景には攻撃者の力関係の変化があるという。どういうことなのか。(2025/3/27)
医療機器ニュース:
細胞医療製品製造プラットフォームを開発、提供する新会社設立へ
アステラス製薬と安川電機は、汎用ヒト型ロボット「まほろ」を活用した、細胞医療製品の製造プラットフォームを開発、提供する新会社設立に関する契約を締結した。(2025/3/25)
これまでにない高精度測定が実現:
「第2の量子革命」 商用化が近づく量子センサー
量子現象を利用することで従来のセンサーと比べて感度を飛躍的に向上する量子センサーは、電気自動車(EV)やGPS非対応のナビゲーション、医療用画像処理、通信など、さまざまな新しい用途を切り開いている。業界の専門家は、これを「第2の量子革命」と呼んでいる。(2025/3/25)
既存製品に比べ38%も小型化:
驚きのサイズ! TIの極小マイコンは性能や実装面積を最適化
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、医療用ウェアラブル機器や個人用電子機器などの用途に向け、性能やパッケージサイズを最適化した世界最小クラスのマイコン「MSPM0C1104」を発表した。「黒コショウ粒並みの小ささ」と「手ごろな価格」「使いやすさ」を実現した。(2025/3/19)
医療技術ニュース:
脳への微弱な電気刺激が記憶力を活性化する
新潟医療福祉大学は、脳への微弱な電気刺激が記憶力の活性化に寄与する可能性があることを発見した。認知症リハビリテーションや治療法開発への応用が期待される。(2025/3/19)
なぜ医療機関はランサム対策に乗り出せない? 地方病院が語る“根深い課題”
医療機関を標的にしたランサムウェア攻撃が激化している。これに対して多くの病院は危機感を覚えているが、そう簡単に対策を講じられないのは業界特有の“根深い問題”が関係している。地方病院の生々しいセキュリティ実態を明らかにしよう。(2025/3/19)
目的細胞を迅速・簡便・高精度に分画:
金属製の細胞向けフィルター、村田製作所が量産
村田製作所は、金属製の細胞向けフィルター「CELLNETTA(セルネッタ)」の量産を始めた。細胞懸濁液の中から目的細胞を迅速かつ簡便に、高い精度で分画できるという。医療再生や細胞医療などにおける研究開発の用途に向ける。(2025/3/18)
GoogleがGemini 2.0で構築:
科学研究を支援するマルチエージェントAIシステム「AI Co-Scientist」の仕組みとは? 医療にもたらす成果とは
Googleは、Gemini 2.0を使用して構築した科学者向けマルチエージェントAIシステム「AI co-scientist」を紹介するブログエントリを公開した。(2025/3/15)
海外医療技術トレンド(117):
シンガポールに学ぶクラウド型SaMD/Non-SaMDのセキュリティ
本連載第101回でシンガポールの医療/介護イノベーション動向を取り上げたが、新技術創出を支えるクラウド基盤のガバナンス向上施策も進んでいる。(2025/3/14)
宮田健の「セキュリティの道も一歩から」(107):
この事件を無駄にするな! 医療業界が伝える製造業セキュリティへの提言
「モノづくりに携わる人」だからこそ、もう無関心ではいられない情報セキュリティ対策の話。今回は、大きな注目を集めた岡山県精神科医療センターにおけるランサムウェア事案に関する調査報告書の内容を読み解く。(2025/3/14)
医療機器ニュース:
繊維など多様な基材に短時間で抗ウイルス薬剤をコーティングする技術
産業技術総合研究所と就実大学は、繊維からシートまで多様な形状の基材に対して、短時間かつ非加熱で抗ウイルス薬剤成分を直接固定するナノコーティング技術を開発した。マスクや医療用装具などに適用できる。(2025/3/10)
10億台超のIoT機器に搭載の「ESP32」に悪用可能な隠し機能発見
10億台以上のスマート家電や産業機器に組み込まれている中国製MCU「ESP32」に悪用可能な隠し機能を発見したと、セキュリティ企業のTarlogic Securityが発表した。意図的に仕込まれたものかどうかは不明だが、悪用すればスマートロック解錠や医療機器の誤作動などが起こり得る。(2025/3/9)
日本企業がもっと注目すべき「インド」の価値 地政学的観点から考える
これからインド系の人材が、エンジニアから医療・介護、ホスピタリティ産業まで幅広く必要となってくる。日本企業はこれまで以上に、インドに注目すべき時が来ている。(2025/3/9)
東大・松尾研の留学生に医療費“不正取得”疑惑 SNSで物議に 事実関係を松尾教授に聞いた
「保険の不正利用は許せない」――AI研究で知られる松尾・岩澤研究室(東京大学)の留学生が医療費を不正取得したとの疑惑がX上に流れ、物議を醸している。事実なのか、松尾豊教授に話を聞いた。(2025/3/6)
医療技術ニュース:
霊長類の脳の状態を反映させた脳デジタルツインを開発
国立精神・神経医療研究センターは、霊長類の脳活動をリアルタイムでシミュレーションし、覚醒状態をモニタリングする「デジタルツイン脳シミュレーター」を開発したと発表した。(2025/3/5)
がっかりしないDX 小売業の新時代:
電子処方箋、なぜ広がらない? 実体験から読み解く医療DXの課題
2023年1月から運用がスタートした電子処方箋。Amazonファーマシーのサービスを実際に筆者が利用してみた体験を通じて、電子処方箋運用の現状と課題について考える。(2025/2/28)
半径300メートルのIT:
どこを読んでも学ぶとこしかない 岡山県の病院のランサム被害報告書を徹底解説
岡山県精神科医療センターにおけるランサムウェア事案調査報告書が大きな反響を巻き起こしています。その至らなさを赤裸々に語ったこの報告書は学びの宝庫です。今回は同ランサム事案の問題点を徹底的に解説していきましょう。(2025/2/25)
ITトレンド5分でまとめ読み
2024年の10大ランサムウェア攻撃を振り返る
約1億人分のデータ漏えいが生じた医療メーカーChange Healthcareをはじめ、2024年にランサムウェア攻撃を受けた米国組織の事例を紹介する。(2025/2/23)
医療機器ニュース:
正しい姿勢での測定をガイドする手首式血圧計を発売
オムロン ヘルスケアは、手首を心臓の高さに合わせた正しい姿勢での測定をサポートする「測定姿勢ガイド」を搭載した「オムロン手首式血圧計HEM-6185-JF」を発売した。(2025/2/20)
医療機器ニュース:
150cm未満の人もサイバニクス治療が可能に
CYBERDYNEの生体信号反応式運動機能改善装置の小型モデル「医療用HAL下肢タイプB」が、日本において医療機器製造販売の承認を取得した。身長100〜150cm程度の患者も、医療用HALによるサイバニクス治療が可能になる。(2025/2/19)
海外医療技術トレンド(116):
正式発効する欧州保健データスペース「EHDS」で医療機器メーカーが果たす役割
本連載第70回から欧州連合(EU)の欧州保健データスペース(EHDS)構想を取り上げてきたが、ようやく正式に発効することが決まった。(2025/2/14)
医療機器ニュース:
飲み込みやすい錠剤の開発を目指した共同研究を開始
第一三共ヘルスケアと藤田医科大学は、錠剤の服用シミュレーションの共同研究に関する契約を締結した。加齢に伴う嚥下力の低下に着目し、高齢者を含む全ての人が服用しやすい錠剤の開発に取り組む。(2025/2/12)
エッジコンピューティング:
産業機器や医療機器向けの小型組み込みコンピュータを発売
PFUは、産業機器や医療機器向けの小型組み込みコンピュータ「AR2200モデル120R」を発売した。同社が独自に開発したEmbedWare RASコントローラーを搭載し、セキュリティ機能を強化している。(2025/2/10)
血圧計内蔵スマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2」一般発売、6万280円 睡眠時にも血圧を自動測定
ファーウェイ・ジャパンが2月7日、血圧計を内蔵したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」の一般販売を開始した。日本の管理医療機器認証を取得した血圧計を内蔵しており、手首に装着することで血圧を測定できる。日中と夜間に自動で血圧を測定できる自動血圧モニタリング機能を新たに搭載した。(2025/2/7)
医療技術 インタビュー:
医療AIはクラウドベースへ、オリンパスが消化器系内視鏡でプラットフォームを構築
消化器系内視鏡で世界トップシェアのオリンパスがAI技術の導入を積極的に進めている。2023年6月にオリンパス傘下に加わったOdin Vision CEO兼ディレクターのピーター・マウントニー氏に、同社の技術やオリンパスグループが目指す消化器系内視鏡向けAI技術の開発の方向性などについて聞いた。(2025/2/7)
PFU、産業/医療用途に適した小型設計の組み込みコンピュータ
PFUは、産業/医療向けをうたった小型組み込みコンピュータ「AR2200 モデル 120R」を発表した。(2025/1/30)
2024年、最も“伸びた”テック企業は? 1位の成長率は「1万%超」 デロイトが売上成長率ランキング発表
デロイト トーマツ グループは、2024年度に売上成長率の高かった日本のテクノロジー関連企業、上位50社をランキング形式で発表した。24年の第1位は、オンラインでのピルの診療・処方サービスなどを手掛けるmederi。(2025/1/24)
プロダクトInsights:
キッザニア東京、「小児科医」体験を提供 「正しい医療を学ぶ機会に」日本医師会
KCJ GROUPは、「キッザニア東京」に2023年10月以来2度目となる「診療所」パビリオンを設置した。期間限定で「小児科医」の体験を提供する。(2025/1/23)
福田昭のデバイス通信(486) 2024年度版実装技術ロードマップ(6):
カプセル内視鏡の課題と次世代品への展開
今回は「2.2.1.1 低侵襲性医療:カプセル内視鏡の事例」の後半部分を説明する。カプセル内視鏡の課題や、適用範囲を広げるために必要な改良、次世代のカプセル内視鏡のイメージについて記載されている。(2025/1/23)
3Dプリンタニュース:
積層造形技術と医療用画像技術でパーソナライズされた肩甲骨インプラントを作製
PTCは、Tel Aviv Medical Center、Hexagonと共同で完全個別化の肩甲骨インプラントを作製した。16歳のがん患者のために設計、製造したオーダーメイドのチタン製肩甲骨インプラントで、患者の解剖学的構造に高精度で合致させている。(2025/1/20)
福田昭のデバイス通信(485) 2024年度版実装技術ロードマップ(5):
低侵襲性医療の極限を目指すカプセル内視鏡
今回は、第2章第2節第1項(2.2.1)「メディカル・ライフサイエンス市場向けデバイスの事例検討」を紹介する。「2.2.1」の始めは「2.2.1.1 低侵襲性医療:カプセル内視鏡の事例」である。(2025/1/17)
ランサムウェア攻撃の“今”を知る【中編】
ランサムウェア集団に身代金33億円を支払った企業の“悲惨な末路”
2024年も業界を問わず、ランサムウェア攻撃が相次いだ。攻撃を受けたある医療ベンダーは約33億円の身代金を支払ったという。その企業はどのような結末を迎えたのか。(2025/1/15)
WithSecureのリサーチャーが解説:
よく聞く「複雑化するサイバー攻撃」は具体的にどう複雑なのか? 一例を医療系企業のランサム事例とともに解説
ランサムウェア攻撃の複雑化する実態はどうなっているのか。「最新ランサムウェア脅威レポート 2024年上半期版」を公開しているWithSecureのリサーチャーが、複雑化の一例をランサムウェア攻撃グループの事例とともに解説した。(2025/1/7)
医療機器ニュース:
生成AIを搭載した医療面接トレーニング用の人型ロボットを開発
関西医科大学とテムザックは、生成AIを搭載した人型ロボット「医療面接ロボット」(Prototype)を開発した。医療現場で必要とされる医療面接の技法やコミュニケーションスキルの向上を目的としている。(2025/1/6)
教育現場への影響も考察:
AIが医師の診断を上回るケースも 今後、生成AIは日常生活にどう影響するのか
利益を生み出すことを目的としない日常生活の一部にも、近いうちに生成AIが浸透することが予想されます。ここからは、一般的な家庭生活、教育、医療などの日々の暮らしに関わる分野における生成AIの可能性を探ります。(2025/1/5)
旭化成社長に聞く「事業ポートフォリオ転換のワケ」 トランプ政権誕生の影響は?
旭化成が化学を中心としたマテリアル、住宅、ヘルスケアという3本の柱で多角化経営を進めている。リチウムイオン電池にとって不可欠な部品のセパレーター(絶縁膜)事業が成功するかどうかがカギとなりそうだ。就任3年目を迎えた工藤幸四郎社長に、展望を聞いた。(2024/12/25)
医療機器ニュース:
長時間計測が可能な小型ホルター心電計の保険適用が決定
CYBERDYNEの「小型ホルター心電計 医療用バイタルセンサ Cyvis M100」が、医療機器認証を取得した。長時間計測が可能なため、24時間計測では検出が難しかった発作性心房細動を早期発見できる可能性が高まる。(2024/12/24)
医療機器ニュース:
日本初リアルタイム3D対応の心腔内エコー用カテーテルを発売
シーメンスヘルスケアは、リアルタイム3D対応の心腔内エコー用カテーテル「AcuNav Lumos 4D ICE」を発売した。これまで観察が困難だった心血管の解剖学的構造を視覚化できる。(2024/12/23)
FAニュース:
約1分で粒子径分布測定と粒子形状解析を実行、半導体や医療業界など向け
堀場製作所は、粒子径分布測定と粒子形状解析を同時に実行できる装置「Partica」を発表した。測定結果と解析結果を約1分で得られ、先端マテリアルの研究開発や品質管理の高度化と効率化に貢献する。(2024/12/20)
サービス停止が相次ぐ
もはや聖域なき「ランサムウェア攻撃」の事例――教育や医療も標的に
ランサムウェア攻撃は以前にも増して活発化している。教育機関や医療機関も狙われている。攻撃を防ぐには事例から学ぶことが重要だ。米国で発生した攻撃例を紹介する。(2024/12/20)
セキュリティソリューション:
ヘルスケアサービス企業が、脆弱性管理クラウド「yamory」を導入 評価のポイントは?
ヘルスケアサービスを提供する保健同人フロンティアは、アシュアードが提供する脆弱性管理クラウド「yamory」(ヤモリー)を導入した。同社は顧客の重要データを預かるサービスを提供していることからセキュリティ強化は喫緊の課題となっていた。(2024/12/19)
スピン経済の歩き方:
「医療用大麻ビジネス」は海外で右肩上がり 日本が参入する日は来るのか
12月12日に改正大麻取締法が施行され、注目が集まる「大麻ビジネス」。世界を見ると右肩上がりで成長しているが、日本の大手企業で参入しているところはない。今後はどうなるか――。(2024/12/18)
歯科医療機器メーカーの“中の人”が編み出したリアルすぎる折り紙に「歯磨き指導で使えそう」「気持ち悪すぎて声でたwww」
なぜベストを尽くしたのか。(2024/12/16)
海外医療技術トレンド(114):
第2次トランプ政権で米国の医療IoT/OTセキュリティ規制はどうなるのか
米国会計検査院(GAO)は、IoTやOTのサイバーセキュリティに関する報告書および勧告を通じて、保健福祉省や食品医薬品局による取り組みの改善状況をチェックしている。2025年から第2次トランプ政権が始まるが、GAOの勧告も併せて米国の医療IoT/OTセキュリティ規制の動向に注目が集まる。(2024/12/13)
オンライン診療「LINEドクター」25年6月にサービス終了 理由は「選択と集中」
LINEヤフーとLINEヘルスケアは10日、オンライン診療サービス「LINEドクター」を2025年6月10日で終了すると発表した。(2024/12/11)
被害者9万人か 脱毛「アリシアクリニック」倒産 エステの閉業相次ぐ、理由は?
医療脱毛大手「アリシアクリニック」を運営する医療法人社団「美実会」と一般社団法人「八桜会」は10日、東京地裁から破産開始決定を受けた。(2024/12/10)
医療機器ニュース:
血圧を測るだけで心房細動の可能性を検出するアルゴリズムを開発
オムロン ヘルスケアは、血圧を測定するだけで心房細動の可能性を検出する血圧計搭載アルゴリズム「Intellisense AFib」を開発した。米国食品薬品局のDeNovo認可を取得している。(2024/12/10)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。