小寺信良が見た革新製品の舞台裏(34):
カシオが作ったモフモフAIロボット 生き物らしい「可愛さ」をどう設計したか
カシオ計算機が2024年11月、AIペットロボット「Moflin」を発売した。ペットロボット市場はベンチャーの製品が多い印象だが、なぜ大手メーカーであるカシオ計算機が参入したのか、同社が蓄積してきたメカトロニクス技術をMoflinにどう生かしたか、お話を伺った。(2024/12/26)
意図的にテレワーカーを採用する企業も
「週5出社」を従業員に強いると顕在化する“あのリスク”の怖さ
従業員に出社を求める企業の動きが広がる一方、一部の企業は出社義務化に伴うリスクを回避するために、意図的にテレワーカーを採用している。どのようなリスクが考えられるのか。(2024/12/25)
専門家が警告する“本当の脅威”
「誤情報」より「言論の自由」 トランプ新政権のSNS改革は一理ある?
トランプ氏は「言論や表現の自由を守る」と宣言し、SNSの投稿の誤情報を監視する「コンテンツモデレーター」をやり玉に挙げている。一方で専門家は、言論の自由を妨げる“根本的な問題”があると指摘する。その問題とは。(2024/12/23)
CFO Dive:
「生成AIに仕事を奪われるかもしれない不安」を感じている人はどれくらいいるのか?
従業員は生成AIによって自身の業務が縮小されたり代替される可能性があるのではないかと懸念しており、使用者側はそういった不安をケアして人材流出を防ぐ必要がある。(2024/12/17)
事業継続性を高める“準備”とは
「テレワーク軽視」が致命傷に? 災害時に生き残れる企業の“4つの条件”
自然災害やパンデミックなど、想定外の事態下でも業務を継続できる企業とできない企業。その明暗を分けたのはテレワークの整備状況だということを、研究チームが突き止めた。BCPに組み込むべきテレワーク施策とは。(2024/12/16)
「出社×テレワーク」の実情【後編】
出社義務化しても“すぐ帰宅する社員”を監視したがる企業の末路
オフィス回帰が広がる中、従業員が出社記録を残すためだけに出社する「コーヒーバッジング」という言葉が生まれている。一部の企業はこうした行為を取り締まろうとしているが、“ある結末”を招く恐れがある。(2024/12/12)
「出社×テレワーク」の実情【前編】
出社してもすぐに帰宅「コーヒーバッジング」が広がる納得の理由
企業がオフィス回帰を促す動きが広がる中、従業員が短時間だけ出社してすぐ帰宅する「コーヒーバッジング」というトレンドが生まれている。オフィス回帰がうまくいかない理由は何か。(2024/12/11)
最適なクラウド戦略とは【後編】
クラウド優先か、ハイブリッドか、脱クラウドか――その決め手は?
企業はクラウドサービスを優先的に使う「クラウドファースト」と、必要に応じて利用する「クラウドスマート」のどちらを選ぶべきなのか。考慮すべき点を解説する。(2024/12/11)
9.1%増の348億6900万米ドル:
ファウンドリー上位10社の売上高合計、24年3Qは過去最高に
台湾の市場調査会社TrendForceによると、2024年第3四半期(7〜9月)の世界ファウンドリートップ10社の売上高合計は前四半期比9.1%増の348億6900万米ドルで、過去最高を更新したという。同社は、「この成長の一部は高価格である3nmプロセスの大幅な貢献によるもので、パンデミック時に記録した売上高を更新した」とコメントしている。(2024/12/10)
さまざまな世代が働く組織の真実とうそ
“Z世代はすぐ辞める”のか? 退職を抑える2つの方法
Z世代をはじめ、さまざまな世代の従業員が働く組織のエンゲージメントを高めるにはどうすればいいのか。人事領域の専門家に聞いた。(2024/12/3)
今後のPCの売れ行きは?
PC市場が復活する「Windows 11移行」だけではない理由
冷え込んでいたPC市場は回復傾向にある。背景にあるのは「Windows 11」移行だけではない。LenovoとMicrosoftの見方を基に、市場の今後を探る。(2024/11/23)
医療技術ニュース:
新型コロナウイルスの感染を抑制する糖質を開発
慶應義塾大学と大阪大学は、海藻のぬめり成分などに含まれるフコイダンの基本構造となる硫酸化四糖の類縁体を化学合成し、新型コロナウイルス感染阻害活性とヘパラナーゼ阻害活性を有することを明らかにした。(2024/11/21)
オフィス回帰でどのように刷新すべき?
小さな会議室「ハドルルーム」は“オワコン”なのか?
新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生し、ハドルルームのブームは下火になった。オフィス回帰の向きもある中、ハドルルームはどのように進化しているのか。(2024/11/14)
リモートワークで「昇進逃した」──若手管理職に顕著、それでも出社命令は“拒否”の心理
リモートワークなどの柔軟な働き方をしている人の4分の1以上が「昇進や仕事の機会を逃した」と感じていると、米United Cultureの調査で分かった。(2024/11/12)
英国の教育機関の事例
固定電話網の廃止で“クラウド電話”に移行 コスト削減効果はいかほど?
英ウェールズの首府カーディフはPSTN廃止の動きに伴い、教育機関の通信システムをクラウドサービス型のシステムに切り替えた。どのような効果を見込むのか。(2024/11/8)
情シスの負荷を削減し拡張性も向上
セキュリティツールのサイロ化を脱却、SASEやSSEのバラバラ管理を改善する方法
セキュリティを強化するためにはSASEやSSE、CASB、SD-WANなどさまざまなツールが必要だ。だがそれがバラバラに管理されている状況では、十分な効果が得られない上、担当者の負荷が高まる懸念もある。この状況を改善する方法とは。(2024/11/1)
Marketing Dive:
ネスプレッソ幹部に聞く「マーケティングとサステナビリティーは両立可能か?」
Marketing DiveはNespresso USAでマーケティング担当バイスプレジデント兼サステナビリティー責任者を務めるジェシカ・パデューラ氏にインタビューを行った。(2024/10/25)
AI時代にも消えない仕事【後編】
脚光を浴びる「あの能力」――AIには“まね”できない仕事の条件
企業がさまざまな場面でAI(人工知能)技術を活用する中で、AI技術が人間の業務を奪うことに不安の声が上がる。だが人間にしかできない業務もある。今後も残り続ける仕事とは。(2024/11/1)
管理職がまさかの“燃え尽き退職” 研究者が勧める「4つの防止法」
非管理職に比べ、管理職は燃え尽き症候群に陥る可能性が36%高い。チームメンバーのニーズと組織の目標達成のバランスを取るという綱渡りの仕事を、しばしばプレッシャーと限られたリソースの中でこなしているためだ。企業はどう対処すべきだろうか。(2024/10/21)
女性進出を阻むAI【前編】
AIを使えば「女性エンジニア」がいなくなる――その不都合な現実
AI技術の進歩によって、さまざまな業務の自動化が進んでいる。その中で浮上するのが、エンジニアを含めて女性の仕事が奪われていく懸念だ。なぜ女性ばかりが仕事を失う結果になりかねないのか。(2024/10/19)
CEATEC 2024:
WhiteLabの「ソーラーリング」は太陽光駆動で充電いらず! 健康寿命延長の第一歩
CEATEC 2024には、中小企業やベンチャー企業も多く出展している。充電なしで駆動するスマートリングを展示しているベンチャー企業があると聞いて、ちょっと見に行ってみた。(2024/10/17)
古田拓也「今さら聞けないお金とビジネス」:
日産を襲う「ゴーン経営の副作用」 利益99.2%減、PBRは0.24倍──“異常値”の背景は
日産自動車の業績が急激に悪化している。なぜこのような事態を招いたのか。そこにはカルロス・ゴーン氏の改革の“副作用”が関係していると考えられる。(2024/10/11)
ネットワークと脱クラウドの現実【前編】
ネットワークを「オンプレミス回帰」する理由 なぜ脱クラウドが進むのか
自社のデータやアプリケーションをクラウドサービスからオンプレミスインフラに戻す動きが、ネットワークにも及んでいる。企業がネットワークをオンプレミスに戻す理由とは。(2024/10/10)
世界の革新的マーケティング戦略:
ファイザーのコンテンツサプライチェーン変革 “コロナ禍で世界を救った”経験はどう生かされたのか?
新型コロナウイルスワクチンをいち早く完成させた製薬会社は、コンテンツサプライチェーンの最適化にどのように取り組んだのか。アドビのコンサルタントが解説します。(2024/10/9)
電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記:
米国のハリケーンで再認識した半導体サプライチェーンの「危うさ」
コロナ禍ほどの深刻な大打撃は避けられそうな気配です。(2024/10/7)
失敗しないプロジェクトに共通する11の法則 最大のリスクは「あなた自身」だ
プロジェクトの勝ち筋はどこにあるのだろうか。数十年間の大型プロジェクトの研究と実践で培ってきたオックスフォード大学教授が明かす11の経験則とは。(2024/10/4)
厳しい状況で就任も:
「まねできない技術」で製品を高付加価値化 太陽誘電社長が語る成長戦略
太陽誘電の新社長に佐瀬克也氏が就任して1年3カ月が経過した。「厳しい状況での社長就任だった」と語る佐瀬氏だが、中期経営計画の目標達成に向け「適切なタイミングでアクセルを踏むことができれば業績改善につなげられる」と強調する。同氏に、中期経営計画の進捗や製品戦略、太陽誘電の強みや課題を聞いた。(2024/10/1)
「とりあえず、やってみる」 創業130年、老舗の海苔会社がデジタル改革で得た“意外な成果”
伝統産業の代表格ともいえる海苔製造の世界で、チャレンジを続ける企業がある。創業130年を誇る老舗の小善本店が推進する、大胆なデジタル化戦略とは。(2024/10/1)
Marketing Dive:
なぜかいま業績絶好調のマツダ 北米CMOが語る、地味め自動車ブランドがずっと大切に守ってきた考え方
Amazonの「Thursday Night Football」で新キャンペーンを開始する米国マツダ。広告だけでなく、CXやコミュニティーにも力を入れている。(2024/9/30)
レイオフの新たな真実【後編】
IT業界「赤字じゃないけど人員削減」が続く謎――語られぬその理由
IT業界ではレイオフが相次ぐ中で、明らかになってきたのは人員削減の理由が必ずしも業績不振ではないことだ。企業はその本当の理由を公にしようとしていない。それはなぜなのか。(2024/9/28)
CEOの8割は「3年以内にフル出社」を期待している 今後どうなっていくのか
企業は、従業員の働く環境の構築に関する決断を迫られ、困難な道を歩んでいる。(2024/9/26)
ストレージ業界に変化の予感【前編】
「SSD全然売れない」はさらなる“市場激震”の予兆だった?
SSD市場は販売が落ち込む大不況を経験した後、新たな局面を迎えようとしている。販売不振は“さらなる変化”の予兆でしかなかったのか。ストレージ業界で何が起きているのか。(2024/9/26)
スピン経済の歩き方:
給料が上がらなくても「社員旅行」を復活すべき、その意外な経済効果
社員旅行は減りつつある昭和の企業文化の一つだが、日本経済全体を考えた場合、積極的に活用をすべきではないだろうか。その理由は……。(2024/9/25)
レイオフの新たな真実【前編】
「IT業界の人員削減」が止まらない――その恐怖の理由
2024年にIT企業が大規模な人員削減を進める理由は、コロナ禍で採用し過ぎた人員を減らすことが主な理由ではないと専門家はみる。背景にどのような事情があるのか。(2024/9/25)
世界最大級のSaaSカンファ「SaaStr」は、日本のイベントと一味違った DJや賭け事も……現地の熱気は
全米のSaaSプレイヤーが勢ぞろいするといわれるカンファレンス「SaaStr」に行ってきた。(2024/9/24)
古田拓也「今更聞けないお金とビジネス」:
Amazon、Googleも原則出社……日本のIT企業も続くのか? 経営学的な懸念
GoogleやAmazonといった米国の巨大IT企業が、続々と「出社義務化」へ回帰している。経営学的観点から、どのように見るべきだろうか。(2024/9/20)
働き方の見取り図:
米アマゾン週5出勤の衝撃 出社回帰でテレワークはどこへ?
コロナ禍でテレワークが推進されたにもかかわらず、出社回帰の動きが鮮明となっている。日本生産性本部が発表したテレワーク実施率は、2024年7月時点で16.3%。2020年5月調査時の31.5%と比較すると半分程度の数字にとどまっている。半数近くが出社に回帰した状況を、どう受け止めればよいのか。(2024/9/20)
NaaSかSD-WANか【前編】
SD-WANではなく「NaaS」が脚光を浴び始めた理由
企業ネットワークは効率性を求め、常に変化してきた。現在さまざまな企業がSD-WANを採用しているが、企業の関心はSD-WANからNaaSへ移りつつある。その背景とは。(2024/9/20)
オフィスの役割を再定義【後編】
「テレワーク信奉者でも働きたいオフィス」には“あれ”がある
従業員の働き方が多様化する中で、オフィスの役割も変化を求められている。テレワークに慣れた従業員が働きやすいオフィスとはどうあるべきなのか。Cisco Systemsなど2社の例を紹介する。(2024/9/20)
セキュリティ採用面接での質問と回答例【第4回】
セキュリティの採用面接で「自宅のネット環境」を問われたら何を説明すべき?
セキュリティ分野の採用面接では、少し意外なことを聞かれることもある。例えば、自宅のネットワーク環境についてだ。その質問の狙いと、雇ってもらう確率を高めるための回答とは。(2024/9/19)
Amazon、社員に週5出社求める フリーアドレス制も廃止
米Amazon.comが、社員に“週5出社”で働くよう求めている。(2024/9/17)
働き方に影響する要因とは
テレワーク信者なら納得? 在宅勤務が多い人ほど“あれ”
テレワークやハイブリッドワークが広がったことは全体的な傾向だと言えるが、その実施状況には濃淡がある。調査で個人の“ある特徴”がテレワークの実施頻度に影響を与えていることが分かった。(2024/9/16)
セキュリティニュースアラート:
リモートアクセスツールの無秩序な導入がOT環境にもたらすリスクとは?
Clarotyはリモートアクセスツールの拡散がOT環境にもたらすリスクに関する調査結果を発表した。調査では、OT環境でリモートアクセス対応デバイスが過剰に使用されることで新たなリスクが生まれているという。(2024/9/13)
ハイブリッドワーク10大リスクと8大対策【中編】
危ないのは無線LANだけじゃない? テレワークで要注意な「4つのあれ」
テレワークやハイブリッドワークがさまざまな組織で定着しつつある中で、新たなセキュリティリスクが浮上した。無線LANだけではない、特に危険な要因をまとめた。(2024/9/13)
社会人になるZ世代の真実【前編】
「Z世代は仕事ができない」と評価される“能力”とは関係ない理由
Z世代が労働力として活躍する時代になった。一方で、ビジネスの場では「Z世代は仕事ができない」と見なされる傾向がある。それはなぜか。Z世代の特徴と併せて考える。(2024/9/11)
テレワークを支えるネットワーク運用【前編】
「VPNが遅い」「ネットが危ない」を解決する“テレワーク4大対策”はこれだ
テレワーク勤務の従業員が生産性を高められるかどうかは、IT部門が提供するネットワークに左右されることがある。快適かつ安全なネットワークを提供するにはどのような取り組みが必要なのか。(2024/9/10)
Innovative Tech:
幼少期のタブレット使用が多いと将来“怒りっぽく”なる? 300人以上の幼児を対象に調査
カナダのシャーブルック大学などに所属する研究者らは、幼児期のタブレット使用と怒りやフラストレーション爆発の表出に関する研究報告を発表した。(2024/9/9)
市場のパラダイムシフト:
アイドルフェス仕掛け人に聞く コロナ禍明けのライブ・エンタメの展望
9月14〜16日の3日間にわたり、230組のアイドルグループが出演する日本有数のポップカルチャーフェス「@ JAM EXPO」が横浜アリーナで開催される。総合プロデューサーを務める橋元恵一さんに、コロナ禍明けのライブ・エンターテインメントの実情や最近の変化、同フェス開催の裏側を聞いた。(2024/9/7)
検知と封じ込めに最も時間がかかる“厄介な攻撃”とは? IBMが年次レポートで明らかに
日本IBMは「2024年データ侵害のコストに関する調査レポート」の日本語版を発表した。データ侵害における平均コストや復旧にかかる期間、検知や封じ込めに期間を要するサイバー攻撃の種類などが明らかになっている。(2024/9/6)
ハイブリッドワーク10大リスクと8大対策【前編】
「ひきこもり社員」が危ない? 出社×テレワークで深まるセキュリティの闇
さまざまな組織で定着しつつあるテレワークとハイブリッドワーク。便利な働き方だが、危ない側面もある。組織にどのようなセキュリティリスクをもたらしているのか。(2024/9/6)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。