SAPがクラウドERPへの移行を推進 ECCユーザーに残された選択肢は
SAPのクラウド事業が好調だ。オンプレミスのサービスからの移行支援とクラウドの機能拡張を並行することでクラウドへの誘導を強化するなど、AI時代を見据えた戦略方針がうかがえる。(2024/11/20)
SAPが支出管理向けの新機能を発表 生成AIで業務はどう変わる?
SAPジャパンは2024年11月8日、支出管理ソリューションのアップデートを発表した。コパイロットJouleはSAP Aribaソリューションに組み込まれるなど大幅にアップデートされた。(2024/11/11)
英国Co-opが進めるERPのクラウド化【前編】
「在庫ロス」「売れ残り」に悩むスーパーが“SAPのクラウド化”を選んだ理由
鮮度が命の食品小売業において、在庫管理は経営を大きく左右する。英国の小売大手Co-opは、SAPの基幹システムをクラウド化することでその課題を解決しようとしている。システム刷新に至った背景は。(2024/11/11)
利益率低迷から経営改革に成功:
PR:こだわったのは業務の標準化とシンプル化 中堅部品メーカーが過去最高の売上を達成した軌跡
老舗製造業の小木曽工業は、顧客に提供できる付加価値の向上と自社の生産性改善、経営課題の解決のためにSAP ERPの導入を決断した。成果創出に至るまでの道のりとは。(2024/11/11)
SAP経営陣からミューラー氏が離脱 SAP BTPの戦略はどうなる?
SAPのCTOであるユルゲン・ミューラー氏は、あるイベントでの出来事を原因として同社を去ることになった。同氏が重要な役割を果たしてきたSAP Business Technology Platformの方向性はどうなるのだろうか。(2024/11/8)
製造IT導入事例:
THKがグローバル会計システムを「RISE with SAP」へ移行
日本アイ・ビー・エムはTHKのグローバル会計システムをSAPのクラウドERP「RISE with SAP」へ移行し、当初予定通り稼働していることを発表した。業務への影響を最小限に抑えて、12カ月の短期間で移行を完了させた。(2024/10/31)
「AIエージェント同士が会話をして問題を解決」 SAPが目指す生成AI活用の未来
SAP Japanは、SAP本社が2024年10月に開催したテクノロジーイベント「SAP TechEd」に合わせ、発表内容を伝える報道向け説明会をオンライン開催した。SAPが目指す生成AIの未来とは。(2024/10/23)
「SAP超えが見えた」OracleのSCM製品を専門家が評価する理由
Oracle CloudWorldで、Oracle Cloud SCMのアプリケーションにおけるAIのユースケースやスマートマニュファクチャリング、サステナビリティに関する新機能が発表された。(2024/10/17)
「大企業ERP市場のSAPロックインを解消する」 ワークスアプリケーションとIFSが共創する理由を聞いた
HUEを展開するワークスアプリケーションズと、製造業などものづくり企業向けERPクラウドIFS Cloudを展開するIFSは、2024年7月に戦略的業務提携を発表した。お互いの強みを補完しあうというパートナーシップの締結によって、どのような国内ERP市場での展望を見据えているのか。(2024/10/16)
海外複数拠点のERP展開:
PR:グローバル経営強化のため海外拠点にSAP S/4HANA展開 原価管理の精緻化とデータドリブン経営を実現
工業用シール製品や樹脂製品などを展開する株式会社バルカーは、グローバル収益を拡大するため、SAP S/4HANAへのマイグレーションを決断した。海外拠点とのシステム統合を図り、グローバルでの経営基盤の確立を目指す。この支援を行ったのが、株式会社NTTデータ グローバルソリューションズだ。(2024/10/10)
キーマンズネット まとめ読みeBook:
富士通ゼネラルがメインフレームをSAP S/4HANAに刷新 モダナイズの勘所を探る
富士通ゼネラルではメインフレームが「昭和100年」に当たる2025年にエラーを起こすことが分かり、2024年末までの基幹システム刷新が必須だった。刷新プロジェクトの詳細と、メインフレームモダナイズの現実的な選択肢について解説する。(2024/10/10)
SAP、中堅中小向けオファリング「GROW with SAP」のパートナープログラムを開始 認定の4つの条件は?
SAPジャパンは中堅・中小企業向けオファリング「GROW with SAP」を短期、固定価格で導入するパートナー・パッケージ・プログラムを開始したと発表した。パートナー・パッケージ・プログラムに認定される4つの条件とは。(2024/10/1)
SAPの取締役会から2人が退任 オンプレユーザーのクラウドリフトへの難航が理由か
SAPの取締役会から2人が離脱した。あるアナリストは、SAPはSAP ECCやSAP S/4HANAのオンプレミスシステムをSAP S/4HANA Cloudへ移行させるのに苦労していることが原因だという。(2024/9/27)
真価を発揮させる基礎と実践
クラウドERPを最大限に活用する秘訣 SAPが提唱する「五箇条」と成功事例
クラウドERP導入では、十分な成果を得られないケースもある。SAPジャパンはそのポテンシャルを最大限引き出すための「クラウドERP活用のための基本五箇条」を提唱している。(2024/9/30)
経営課題の解決を加速させたERP:
PR:ガリガリ君の赤城乳業、不動在庫削減と売り上げ倍増 経営改革を実現した「両輪」と推進のコツとは
中堅・中小企業にとって「高嶺の花」と思われがちなSAPのERP製品。赤城乳業は、それを武器に変えて業績を大きく伸ばした。経営改革を推進して成果を生むためのシステムデザインとERP導入とは。(2024/9/24)
キーマンズネット まとめ読みeBook:
「ガリガリ君」の赤城乳業、「持つ経営」のトラスコ中山がクラウド版S/4HANAを選択した理由
赤城乳業、トラスコ中山はパブリッククラウド版のERPである「SAP S/4HANA」の導入を進めている。両社はなぜパブリッククラウド版を選択したのだろうか。(2024/9/9)
製造マネジメント インタビュー:
電子サイコロで工場DXを体験!? 日立とSAPがERPとIoTの連携ソリューションを展開
日立製作所とSAPは、製造業における生産計画と工場での製造実績のデータをシームレスに接続するとともに、発生している差異をリアルタイムで可視化するソリューションを構築した。東京・大手町の「SAP Experience Center Tokyo」では、電子サイコロを使ったショーケースによりこの工場DXを体験可能になっている。(2024/8/27)
「ITは環境にとってプラスになる」 SAPの持続可能性の責任者が語るワケ
SAPは、持続可能性の模範となり自社製品である排出量計算機などを活用して持続可能性を向上させたいと考えている。持続可能性に関する取り組みの責任者がテクノロジーが環境に与える影響について語った。(2024/8/21)
SAP IBP導入事例:
PR:需給計画によるサプライチェーンのレジリエンス強化を実現! PSI計画サイクルを週から日へ、10カ月でのクラウドシステム立上げ
製造業がグローバルサプライチェーンの強化を図る上で見直したいのがPSI計画です。属人性を排し、可能な限り短サイクルで回していくにはPSIツールの導入が欠かせません。本稿ではTOAによるSAP Integrated Business Planning for Supply Chainの導入事例を紹介します。(2024/8/13)
工場ニュース:
インドネシアで高吸水性樹脂の製造設備増設、紙おむつ需要に対応
日本触媒は、インドネシア子会社のNIPPON SHOKUBAI INDONESIAで年産5万トン(t)の高吸水性樹脂(SAP)製造設備を増設し、既存能力の年産9万tと合わせて年産14万tの生産能力にする。(2024/8/6)
RISE with SAPの現状と今後【後編】
SAPユーザーが選ぶ「第3のERP」とは? RISE with SAPの代替候補に
SAPは顧客企業に対して「RISE with SAP」によるクラウド移行を迫っている。だがSAPのERPパッケージの顧客企業は、一部では別の選択肢を検討している。顧客企業に求められている選択とは。(2024/8/5)
RISE with SAPの現状と今後【前編】
SAP ERPのクラウド化を促す「RISE with SAP」が不人気な理由
SAPのクラウド移行支援サービス群「RISE with SAP」は、顧客企業に受け入れられているとは言い難い。顧客企業はRISE with SAPに対してどのような懸念や不満を抱いているのか。(2024/7/29)
九州電力送配電、東宝がRISE with SAPを本稼働 両社の異なる狙いは
SAPジャパンは九州電力送配電、東宝がRISE with SAPを稼働したと発表した。両社の導入目的から、RISE with SAPの幅広い活用方法が分かる。(2024/7/26)
SAP×WalkMeが「最強ではないかもしれない」理由 買収のネガティブ要素を解説
SAPはデジタル採用プラットフォームのWalkMeを買収した。目的はERPをオンプレミスからクラウドに移行する顧客を支援するためのアプリケーションポートフォリオを拡大するためだ。(2024/7/26)
製造IT導入事例:
配電制御システムメーカーがSAPのクラウドオファリング「RISE with SAP」を採用
船舶用配電制御システム製品などの製造/販売を手掛ける寺崎電気産業は、基幹システムのリニューアルにあたって、SAPのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を中核とするクラウドオファリング「RISE with SAP」を採用した。(2024/7/22)
キーマンズネット まとめ読みeBook:
「SAP S/4HANA」への移行負荷を軽減する「RISE with SAP」の基本 BTP活用例も紹介
RISE with SAPとS/4HANAはいったい何がどう異なるのか。ERPの現状と未来、トレンドを分析し、RISE with SAPの基本や構成する3つの要素、SAP Business Technology Platformの活用例も紹介する。(2024/7/16)
「塩漬け」では立ち行かない基幹システム問題:
PR:安定稼働とデータ活用を見据えたSAPモダナイズはどうあるべきか
キンドリルがSAPシステムのモダナイズや運用支援を本格化させている。自らが約2年でモダナイズを成功させた経験を基に、日本企業固有の問題を含む移行の障壁の解消とモダンなアプリケーション運用を提案している。(2024/7/4)
SAPジャパンの偽サイト「sapjp.com」に注意 過去に保有していたドメインを第三者が取得、なりすまし被害に
SAPジャパンは、同社が以前保有していたサイトが第三者企業によって取得され、なりすましサイト化している事例を確認したと発表した。(2024/7/9)
製造マネジメントニュース:
コニカミノルタ、米国子会社のERPソリューション部門を譲渡
コニカミノルタの米国販売会社Konica Minolta Business Solutions U.S.A.は、ERPソリューション部門をAvaniko Technologiesに譲渡する契約を締結した。SAPの技術力が高いAvaniko傘下に入ることで、より強みを発揮できるとしている。(2024/7/8)
「SAPはオンプレユーザーを置いてきぼりにしている」 パートナーシップ、新機能の発表から考える
SAPはビジネスAIと生成AIを活用したAIアシスタントの重要性を強調した。しかし、アナリストは、AIの強調は必ずしも顧客の状況に合致していないという。(2024/7/5)
ガバナンスと効率化が海外展開成功の秘訣
いすゞが世界12拠点にSAP製品を導入 グローバル展開の勝ち筋を学ぶ
海外進出時、どのようにガバナンスの確立と進出先の事業運営の効率化を両立させるのか。いすゞ自動車がSAP製品の導入と更新によってグローバル展開を成功させた事例を基に、その最適解を考える。(2024/7/4)
SAPが強化した生成AIアシスタントJouleがクラウドERP導入につながるワケ
SAPは生成AIアシスタントのJouleをビジネスソリューション全体に組み込み、ERPの移行を企業に促している。JouleがクラウドERP導入を支援する理由とは。(2024/7/1)
製造IT導入事例:
ツムラ、経営IT基盤の強化へ「RISE with SAP」導入
漢方薬大手のツムラは、経営IT基盤の強化策として、クラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を中核としたクラウドオファリング「RISE with SAP」を採用し、稼働を開始した。(2024/6/26)
クラウドERPを導入したのに“決算業務が遅延”の謎
英国市議会がOracleの「クラウドERP」導入でまさかの手作業発生 何が原因?
SAPのERPからOracleのクラウドERPに移行した英国バーミンガム市議会が窮地に立たされている。市は決算業務に遅延が発生しただけではなく、財政破綻した。何が起こったのか。(2024/6/24)
製造マネジメントニュース:
生成AIのビジネス利用拡大へ、SAPがGoogle Cloud、Metaなどと連携強化
SAPは、ビジネス用の生成AI活用拡大に向けて、Google Cloud、Meta、Mistral AI、NVIDIAとパートナーシップを強化する。(2024/6/18)
キーマンズネット まとめ読みeBook:
失敗は許されない「SAP S/4HANA」導入 パナソニックと伊藤忠に学ぶ成功の勝ち筋
SAP S/4HANAの導入におけるトラブルは頻繁に話題になっているが、移行に成功した企業も存在する。導入に成功したパナソニックと伊藤忠の工夫を届ける。(2024/6/17)
CIO Dive:
IBMの直近の動きで見る「メインフレーム主力プレーヤー」の身の処し方
IBMは、SAPのサービス経由で新たなAIソリューションの提供を予定している。メインフレーム市場の縮小が見えている今、IBMはどう事業を成長させようとしているのか。(2024/6/14)
SAPがGoogle Cloud、Meta、Microsoft、Mistral AI、NVIDIAと連携強化 ERPの何がどう変わる
SAPはカンファレンス「SAP Sapphire」で、Google Cloud、Meta、Mistral AI、NVIDIAとのパートナーシップを発表した。ERPの何がどう変わるのだろうか。(2024/6/6)
SAPの第1四半期決算、クラウド事業が好調 成長の背景と見えてきた課題
SAPの2024年第1四半期のクラウド収益は成長を示し、顧客がクラウド移行やビジネスAI機能の実装を計画していることが分かる。しかし、課題も見えつつある。(2024/6/6)
SAPとNVIDIAが提携、生成AI活用の促進へ 最高AI責任者が語る舞台裏
SAPとNVIDIAが提携を発表した。両社はSAPのクラウド製品でビジネスに特化した生成AI機能を顧客が構築できる環境を目指すようだ。両社の提携の概要を確認しよう。(2024/5/23)
製造IT導入事例:
UBE、新基幹システムにクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を導入
UBEは、新基幹システムとして、SAPのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を導入した。旧システムから約1年半で移行プロジェクトを完了し、業務標準化の基盤構築に向けて機能の統廃合などを進めている。(2024/5/22)
リミニストリートが開始した第三者保守「Rimini Custom」はベンダー保守と何が違う?
Rimini Streetはこれまで提供してきたSAPやOracle、Salesforceのシステム向けサポートを超えた、新しいカスタムパッケージ「Rimini Custom」を開始している。ベンダーサポートと何が異なるのだろうか。(2024/5/15)
「SAPのUXをガラッと変える」 AIアシスタントJouleの全体像とは?
SAPジャパンは2024年4月23日、「SAP Business AI」の最新情報について記者向け説明会を開催した。自然言語処理によるERPの操作によってビジネスプロセスの自動化や予測の高度化を可能にするという。(2024/4/26)
ユーザーグループが示した見解
最大半額でも「SAPのクラウド移行」をためらうユーザーの“不安”とは?
SAPがクラウドサービス型ERPへの移行コストを最大50%軽減する施策を発表した。しかし、この大胆な一手がユーザー企業の移行を促すかどうかは不透明だ。その背景に潜む、SAPユーザー企業が抱える“不安”とは。(2024/4/12)
一筋縄ではいかない「SAPの方針転換」【後編】
SAPの「クラウド移行」なぜ進まない? 専門家が指摘する“あのERP問題”
SAPがAI事業に注力するため、大規模な人員体制の再編を進めている。これに対してアナリストは「SAPの優先事項は、ユーザー企業に対してERPのクラウド移行を促すことだ」と指摘する。移行を妨げている要因は何か。(2024/3/28)
NECグループの広範な対応力と丁寧な人材育成:
PR:SAPエンジニアにとって理想の環境とは
NECソリューションイノベータはSAPに関連する人材を集約する形で、2020年にSAPソリューション事業部を立ち上げた。SAP事業のキーパーソンに仕事の醍醐味や同社ならではの教育制度などを伺った。(2024/3/21)
一筋縄ではいかない「SAPの方針転換」【前編】
大規模再編のSAP、AI強化の前に「クラウドERP」は売れているのか?
SAPの2023年通期決算は、全体の売上高が前年比6%増と好調だった。一方、同社はAI技術を成長分野に位置付け、再編を実施すると明言した。クラウドサービス型ERPを含めて、同社の事業はどのような状況にあるのか。(2024/3/18)
CIO Dive:
なぜ、SAPユーザーはクラウドに移行しないのか? 専門家が指摘する「2つの理由」
多くの企業にとって、オンプレミスからクラウドへの移行の必要性は高い。しかし、システム提供側の都合による移行の推進は、企業の反感を招きかねない。SAPのクラウド移行推進策に顧客が戸惑う理由とは。(2024/3/14)
AI事業にどこまで本気か
SAPがクラウドERP“好調”でも「8000人再編」を強行する本当の理由
SAPが人工知能(AI)技術の事業を強化するため、約8000人の従業員を対象とした再編を進めている。直近の業績が好調な中で、同社が大規模な再編を強行する狙いは単純ではないとアナリストは指摘する。(2024/3/13)
クラウドERP導入の壁とそれを乗り越える方策(3):
PR:SAP BTPによるDX推進
グローバルにビジネスを展開する製造業にとって、デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性は高まる一方であり、企業が競争力を発揮するためにはDXへの取り組みが不可欠です。本連載では基幹系DX基盤のあるべき姿と、その実現に向けてポイントとなるソリューションを提案します。第3回ではさまざまなSaaSソリューションを活用し、企業に最適化されたITエコシステムを実現する仕組みについて解説します。(2024/3/1)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。