ベクトルデータベースは何に役立つ?【前編】
なぜAIは“意味”が分かる? 「ベクトルデータベース」が秘める可能性とは
AI技術の活用には、画像や文章などの非構造化データを大量に管理しなければならない。そうした際に不可欠なのが「ベクトルデータベース」だ。なぜ重要であり、どう役立つのか。(2024/11/20)
Qlik、RAG機能付き生成AIチャットbotを日本でリリース メールやSlack会話を取り込み固有の回答を出力
クリックテック・ジャパンがRAG機能付きの生成AIチャットbotサービスをリリースした。企業が持つデータソースと接続することで、企業固有の情報を出力できる。(2024/11/19)
技術トレンド:
Boxで業務自動化が可能に ノーコードAIアプリ開発ツール公開
Boxは企業向けに新たなインテリジェントコンテンツ管理機能を発表した。ノーコードでAIエージェントを作成可能な「Box AI Studio」やアプリ開発を支援する「Box Apps」などが含まれ、2025年1月から最上位プランが登場する。(2024/11/14)
「AIエージェント同士が会話をして問題を解決」 SAPが目指す生成AI活用の未来
SAP Japanは、SAP本社が2024年10月に開催したテクノロジーイベント「SAP TechEd」に合わせ、発表内容を伝える報道向け説明会をオンライン開催した。SAPが目指す生成AIの未来とは。(2024/10/23)
変わりつつあるストレージの常識【後編】
HDDを不要にする「SSDオンリー」がどうしても無茶なのはなぜ?
SSDはデータ読み書きの速さだけではなく、容量においても急速に進化している。そうした中で「HDDが不要だ」との見方が出るのは不思議ではないが、その考え方には注意が必要だ。なぜなのか。(2024/10/2)
AI時代の「RPA」の行方【中編】
RPAを“時代遅れ”にする「LAM」は何がすごい?
次世代型のRPAとして注目を集める「大規模アクションモデル」(LAM)とは一体何なのか。ユーザー企業の事例と、評価するポイントを解説する。(2024/10/1)
「Dreamforce 2024」で明らかになった全貌:
Salesforceは脱“生成”へ 自律型AI「Agentforce」は何が新しいのか?
企業が求めるAIの真の価値は単なる生産性向上にとどまらない。肝心なのは、その先にあるより多くのビジネス成果の獲得であるはずだ。そこでSalesforceがたどり着いたのが、「自律型エージェント」というコンセプトだ。(2024/9/30)
「音声×AI」が変えるビジネスの未来:
AI時代に「音声データ」が持つ価値とは? コミュニケーションを”資産化”する方法
音声データは比較的容易に収集できるうえ、話者のパーソナリティやニュアンス、緊急度など、多くの貴重な情報を含む。AIを掛け合わせることで、ビジネスに大きな変革をもたらす可能性がある。(2024/9/20)
データを原動力としたAI活用の可能性と課題(1):
AI活用を見据えたデータ基盤、データ管理は今までと何が変わるか
近年、企業IT戦略は「クラウドファースト」が注目されてきましたが、生成AIの本格導入が進む中、そのトレンドに変化が見られます。生成AIをはじめとしたAIの効果的な活用が企業競争力を左右するとされる中、その基礎となるデータ基盤、データ管理をどう捉えていくべきでしょうか。ベストプラクティスを学びます。(2024/9/19)
AI時代のデータベースの選び方【第4回】
「生成AI+RAG」の“鬼門”を突破するための基礎知識とは
RAGとベクトルデータベースが企業の注目を集める一方で、導入に伴う課題も顕在化している。本稿では、ベクトルデータベース導入の技術的課題を乗りこえるための取り組みや、今後のデータベース市場の動きを解説する。(2024/9/11)
AI時代のデータベースの選び方【第2回】
RAGにも役立つ「ベクトルデータベース」とは? RDB、グラフDBとの違いは?
RAG(検索拡張生成)実装にも使われる「ベクトルデータベース」は、AI技術の活用が広がる中で企業の関心を集めている。他のデータベースとの違いを交えて、ベクトルデータベースがなぜ必要なのかを解説する。(2024/8/28)
AI時代のデータベースの選び方【第1回】
生成AI時代に「ベクトルデータベース」が脚光を浴びるのはなぜ?
生成AI活用の広がりに伴い、「ベクトルデータベース」が注目されている。ベクトルデータベースを使うことで企業はどのようなメリットを得られるのか。基本的な仕組みと併せて解説する。(2024/8/21)
AIの大規模導入を支援、「Qlik Talend Cloud」登場 6つの特徴を解説
Qlikが「Qlik Talend Cloud」の提供を開始した。企業のAI導入を促進させる統合ソリューションで、データの信頼性とアクセシビリティーを向上させ、大規模なAI価値創造を実現するとしている。(2024/8/15)
開発を助けるプラグインも利用できる:
Google、「Genkit」フレームワークのGo対応版を発表 AI搭載アプリの開発にどう便利なのか?
Googleはプログラミング言語Goで効率的に自然言語処理や生成AIアプリを構築できるフレームワーク「Genkit for Go」を発表した。(2024/8/10)
再び勢いを増すLTOテープ【後編】
AI時代に「LTOテープ」が再び脚光を浴びる理由
「LTO」準拠テープの年間出荷容量が増加する中で、業界団体TPCsは企業におけるテープの新たな使い道、特にAI技術関連での用途に着目している。なぜ最新技術にテープが活躍する見込みがあるのか。(2024/8/7)
BIM:
言語指示による自動設計目指し、長谷工がLLM-AIの開発に着手
長谷工コーポレーションと建築設計業務のAIソリューションを開発するテクトムは、言語指示による自動設計の実現を目指す新たなLLM-AIシステムの研究開発に着手した。設計者のデータ入力と図面チェックにかかる時間の50%削減を目指す。(2024/8/1)
企業独自の複合AIモデルを低コストで本番環境に――AI最適なデータ基盤に昇華するDatabricks
Databricksは年次イベントでAIプラットフォームとしての機能強化を発表した。併せて、AI開発の効率化と低コスト化に向けた新機能も発表した。企業が本番環境で自社固有のAIを活用するための環境を着々と整えつつある。(2024/7/25)
セキュリティニュースアラート:
Webは悪性botの“無法地帯”になっている? 調査から見えた悪影響
アカマイ・テクノロジーズは「インターネットの現状|削ぎ落とされる収益:WebスクレイパーがEコマースに与える影響」を発表した。Webスクレイピングがもたらすセキュリティやビジネスの脅威が詳述されている。(2024/7/19)
日刊MONOist火曜版 編集後記:
生成AI活用のカギは、文章を作らせることではなく読ませることかも
「データがないからDXできない」を解決する切り札になるかもしれません。(2024/7/16)
Weekly Memo:
生産性向上を「個人」から「企業全体」に広げるためには Box CEOが語った施策から考察
デジタルの活用は業務における個人の生産性を上げつつある。だが、それが企業全体としての生産性向上につながっているのかどうか。Boxのアーロン・レヴィCEOの見解と施策から考察する。(2024/7/8)
CIO Dive:
Snowflakeはなぜ、AI予算を「ケチる」のか それでも成果をたたき出す理由
生成AIに数百億円以上を投資する企業もあるが、それほどの予算を割くのが難しい企業の方がはるかに多い。Snowflakeはなぜ、低予算、かつ短期間の開発で成果を出しているのか。(2024/7/4)
キャリアパスの選択方法やスキルの磨き方など:
「AI開発者」にキャリアチェンジする上で知っておくべきこと
TechTargetは「AI開発者としてのキャリア」に関する記事を公開した。キャリアを変えようと考えている開発者にとってAI(人工知能)分野は真剣に検討する価値がある分野だ。(2024/7/4)
Geminiシリーズ新モデルを徹底解剖【前編】
「Gemini 1.5 Pro」の“8大進化”とは Googleの新LLMは何がすごい?
GoogleのLLM「Gemini 1.5 Pro」は、「Gemini 1.0」から何が進化したのか。新しい機能や特徴について、8つの視点で何が変わったのかを解説する。(2024/7/4)
期待される「生成AIとRPAのシナジー」:
「全社レベルの自動化」に成功している企業とそうでない企業の違いとは UiPathがホワイトペーパーを公開
UiPathは、ホワイトペーパー「RPAと業務自動化の最新動向」を公開した。それによると、RPAと生成AIを組み合わせ、文書処理の自動化や非構造化データの認識などに活用できるのではないかといった期待が高まっていることが分かった。(2024/7/3)
製造マネジメントニュース:
「製造業らしい活用」が増加 パナソニック コネクトの生成AI全社導入の経過報告
パナソニック コネクトは社内向けのAIアシスタントサービス「ConnectAI」について、2023年6月〜2024年5月までの活用実績と今後の活用構想について発表した。(2024/6/26)
CRM領域で進む生成AI機能の実装:
Salesforceの「Einstein Copilot」は他社のAIアシスタントと何が違うのか?
Salesforceが対話型AIアシスタント「Einstein Copilot(β版)」を日本市場で提供開始した。これを使うことで、ユーザーは自社のニーズに合わせて生成AIをSalesforceのCRMアプリで活用できるようになる。同社のAI製品のプロダクト戦略の方向性について、幹部に話を聞いた。(2024/6/25)
RIZAPがAIマニュアル探索ツールを1カ月半で開発 AWSの支援を受けてRAGで実装
RIZAPのDX子会社が生成AIを使ったマニュアル探索ツールを内製で開発した。ARAGの手法を使った仕組みをWSの支援を受けて実装した。(2024/6/18)
AI市場で存在感を示すストレージベンダー
「GPUの高速処理」を念頭に NVIDIAとの協業でストレージ8社が手掛けるのは?
NVIDIAはAI技術のデータ処理に適したGPUや開発ツールの提供に力を入れる。同社と連携するストレージベンダー8社の取り組みをまとめた。(2024/6/7)
医療分野での「生成AI」活用例【前編】
「生成AI」で医療現場が進化する? 代表的な活用例“6選”
医療分野における生成AIの活用が広がっている。どのような用途で生成AIが使われているのか。医療分野における6つの活用例を紹介しよう。(2024/6/7)
Databricks、独自AI構築基盤を日本で提供 効率的な学習でコスト圧縮へ
データブリックス・ジャパンが大規模言語モデル(LLM)を構築するツール「Mosaic AI Training」の日本での提供を始めた。GPUの効率的な割り当てやエラー発生時の自動対応機能などで時間やコストの圧縮ができるとしている。(2024/6/5)
1年後、生成AIは採用市場をこう変えている──あるHRテックベンダーの予想
人材不足の解消法として、生成AIの活用が期待されているが、国内の生成AIの活用率は、どの調査結果を見ても10%前後にとどまっている。人事は業務の中でどのように生成AIを活用していくべきか。(2024/5/30)
CIO Dive:
米国ホンダはAIをどう活用している? AI戦略の成否を握るのは「あのデータ」
米国ホンダはAI戦略を成功させるためにデータ活用に注力している。IT責任者は、データ戦略のポイントは「あるデータにある」と話す。(2024/5/10)
生成AIでストレージも変わる【前編】
“もう限界”の「古き良きストレージ」に代わる選択肢はこれだ
生成AIの開発や学習には、大量のデータが欠かせない。そのために企業は、より低コストで効率的にデータを保管できるストレージを検討するようになった。どのようなストレージなのか。(2024/5/8)
製造マネジメントニュース:
リコー、独AI企業買収 書類の自動認識技術で成長領域の「ミッシングピース」補う
リコーは2024年4月22日、ドイツのAIスタートアップであるnatif.aiを買収し、子会社化したと発表した。「インテリジェントキャプチャー」に強みを持つ企業で、リコーが注力領域と定めるプロセスオートメーションの成長につなげる狙いだ。(2024/4/30)
「持続可能な生成AIイノベーション」を支援:
最適な学習方法は? 安全にデータを使うには? AWSが解説する「生成AI活用のいろは」
生成AIをビジネス利用しようとしている企業は多いだろう。市場にはさまざまなサービスがあふれているが、「うまく使いこなせないかもしれない」「一時的にしか使わないのでは」といった懸念を持つ人もいるだろう。本稿では、AWSのセミナーを基に、継続的に生成AIを活用するためのヒントを探る。(2024/4/26)
海外医療技術トレンド(106):
医療機器よりも難題!? Non-SaMDに影響が及ぶ米国のIoTセキュリティ政策
米国では、本連載第98回で取り上げた消費者IoT製品向け認証/ラベリングプログラム「U.S.サイバートラストマーク」の導入準備など、非医療機器/Non-SaMD(Software as a Medical Device)を取り巻く動きが加速している。(2024/4/19)
AI技術がBPMにもたらす変化【後編】
業務プロセス改善に“とりあえずAI技術”は危険 そのリスクと課題とは
ビジネスプロセスマネジメント(BPM)と人工知能(AI)技術の組み合わせによって得られる価値は幾つもある。しかし運用に際しては注意が必要だ。リスクを正しく理解し、メリットを最大化するヒントを探る。(2024/4/10)
稼げるサーバエンジニアの資格とスキル【第3回】
年収1500万円も夢じゃない 有能エンジニアが持っている“クラウドの必須知識”
サーバエンジニアが活躍するにはクラウドサービスの知識が求められるようになった。具体的にはどのような知識やスキルを持っていることが望ましいのか。要点をまとめた。(2024/4/8)
やさしいデータ分析:
データ分析に適したデータ形式に変換する方法と、表データを読み込む方法
データ分析の初歩から学んでいく連載の第16回(最終回)。分析に適した形にデータを入力/変換する方法を、Excelを使って手を動かしながら学んでいきましょう。スタック形式のレコードをアンスタック形式に変換する方法、CVSファイルやWebページからデータを読み込む方法などについて解説します。(2024/3/28)
人工知能ニュース:
国内製造業での生成AI活用度合いは海外より高い傾向に CEO意識調査レポート
PwC Japanは2024年3月19日、生成AIに関するCEOのグローバルな意識調査結果を発表した。国内企業が海外企業と比較して生成AI導入に積極的な姿勢を見せている他、製造業やヘルスケア業界でとくに生成AIの活用度が高いといった実態が浮かび上がった。(2024/3/26)
Azureのクラウドストレージを比較
「Azure Blob Storage」と「Azure Data Lake Storage」のいまさら聞けない違い
「Azure Blob Storage」と「Azure Data Lake Storage」はどちらも「Microsoft Azure」のストレージサービスだ。両サービスにはどのような違いがあるのか。用途や機能の違い、利用時の注意点を説明する。(2024/3/1)
ERPにAIチャットbotを統合する意味ってある? そのメリットを解説
ERPにAIチャットbotを統合する企業が増えている。本稿ではERPをチャットbot経由で活用するメリットと効果的なチャットbot選定のコツについて解説する。(2024/2/28)
駆逐するSSD、生き残るHDD【第2回】
SSDによる「HDD代替」をリアルな話に変えた“QLCの進化”とは?
HDDの役割は今後、ある特性を持ったSSDに置き換えられていく可能性がある。背景にあるのは、NAND型フラッシュメモリの技術進化だ。鍵を握る「クアッドレベルセル」(QLC)を解説する。(2024/2/26)
CIO Dive:
IT部門の「パンク寸前」問題 さらに拍車を掛ける“あのブーム”
従業員のスキル格差やコンプライアンス問題、データのサイロ化問題が企業のモダナイゼーションを遅らせている。さらに最近起きたあるブームによって、IT部門の悩みはさらに深刻化している。(2024/2/22)
量子コンピュータと企業のデータセンター【前編】
「量子コンピュータ」は何に使える? 期待できる“6つの用途”とは
量子コンピュータは実用化に向けた開発が進んでいる。具体的には、どのような用途に役立つのか。主な用途を6つ説明する。(2024/2/20)
クラウドストレージのコスト削減術【前編】
クラウドコストの基礎「Google Cloud Storage」の料金はどう決まる?
Google Cloud Storageはさまざまな用途に応じて使える容量無制限のオブジェクトストレージサービスだ。料金は複数の要素から決定する。料金が決まる仕組みを解説する。(2024/2/20)
記録媒体はDNA、いつまでも使えるストレージ【前編】
SSDやHDDとは別物「DNAストレージ」は普通じゃない 桁外れな能力とは?
SSDやHDD、テープといった既存のストレージ技術では、データを保管し切れなくなる日が近づいている。革新的なストレージとして期待を集め、実用化が近づいているのがDNAストレージだ。その桁外れな能力に迫る。(2024/2/11)
Microsoftデータ分析ツールの進化【後編】
非構造化データのための「ベクトル検索」にも着目 MicrosoftのAI向け新機能
Microsoftは2023年11月のカンファレンスで、AI技術を活用した新製品や新機能を発表した。データベース分野ではどのような発表があったのか。(2024/2/6)
CIO Dive:
ついに「COBOL」からIT部門が“解放”される? アクセンチュアの報告書を読み解く
保守的なイメージの強い金融業界だが、アクセンチュアによると、実は銀行はAIの活用に向けて他業界よりも早く体制を整えているという。中でも、レガシーシステムに使われている「COBOL」の“解読”に向けた期待が高まっている。(2024/2/1)
セキュリティニュースアラート:
非正規社員のID管理に苦慮 SailPointがアイデンティティーに関する調査を公開
SailPointテクノロジーズジャパンは、企業のセキュリティとアイデンティティーガバナンスの実態を示す結果を発表した。投資は増加してもセキュリティリスクの低減は実現していない状況が明らかになった。(2024/1/29)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。