注目すべきはシャープ、半導体売上高の成長率は第4位:EE Times Japan Weekly Top10
EE Times Japanで先週(2013年3月31日〜4月6日)に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!
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1位は「いずれはAndroidを切り離す? SamsungはTizen搭載スマホを2013年中に発売か」、2位は「2012年の半導体売上高ランキング、Qualcommが34%成長で4位に」、3位は「Appleのプロセッサ「Aシリーズ」の系譜」がランクインしました。
Samsung Electronicsは、Tizenを搭載したスマートフォンを、2013年の夏から秋に発売するとみられています。記事の中で、アナリストが「Samsungは自社のことを、必要な物が何でもそろっている“スーパーマーケット”のようにみている」と述べています。とりあえずさまざまな仕様の物を出してみて、どれが売れるか見極める――。この戦略を実践できる力があったからこそ、Samsungは、スマートフォン市場において現在の地位を獲得できたと言われています。Tizen搭載スマートフォンが同社にとって吉と出るか凶と出るか、興味があるところです。「「Windows Phone 8」、ビジネスユーザーは眼中にない?」「2016年にはスマートフォンの45%がAndroid搭載へ」なども併せてご覧ください。
2位の記事では、2012年の半導体売上高ランキングを紹介しました。実は、ここで注目すべきはシャープです。同社の半導体売上高の年平均成長率(2011年と2012年を比較したもの)は14%で、成長率ベースのランキングでは、Qualcomm、GLOBALFOUNDRIES、TSMCに続き第4位となっています。「窮地のシャープが電子デバイス事業を強化、GaNパワー半導体市場に参入」「シャープがSamsungとの提携を正式発表、IGZOなどの技術関連は含まず」も、おすすめの記事です。
9位は、Wi-Fiを利用する新しいサービスを紹介した記事です。ここ最近、Wi-Fiをはじめ、ワイヤレスの活用法が多様化しています。「ZigBeeのキラーアプリケーションがようやく登場、IoTの普及加速で」「スマート家電とスマートメーターの無線接続を1チップで実現、GainSpanの新製品」も、お読みください。
EE Times Weekly Access Top10
- いずれはAndroidを切り離す? SamsungはTizen搭載スマホを2013年中に発売か
- 2012年の半導体売上高ランキング、Qualcommが34%成長で4位に
- Appleのプロセッサ「Aシリーズ」の系譜
- NANDフラッシュ市場は、2012年Q4に急成長
- 想像以上に難しい14nmプロセス、設計面での課題が山積
- AndroidノートPCの時代がやってくる?
- 欧州で450mmウエハーへの移行プロジェクトが発足、Intelも参加
- 骨太の戦略をさらに強化、富士通研が新戦略を発表
- 西武ドームがスタジアムWi-Fiシステムを導入、141台のAPで数万人の観客に対応
- もうかる通信機器はFPGAでこそ実現できる、国内メーカーの海外展開に期待
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