連載
スマートフォン「iPhone」歴代モデルの要素技術(前編):福田昭のデバイス通信(527) 2026年度版実装技術ロードマップ(10)(2/2 ページ)
「2026年度版 実装技術ロードマップ」の概要を紹介するシリーズ。今回から「2.2.2 モバイルデバイス、メタバース」を取り上げる。「iPhone」が搭載してきたアプリケーションプロセッサの概略が紹介されている。
リアカメラの個数は2個から3個、画素数は1200万から4800万へと増加
続いて「(2)スマーフォン iPhoneのカメラモジュール動向」の概要をご紹介しよう。ここでは2017年モデルから2025年モデルまでが搭載してきたカメラモジュール(いずれもハイエンド品が搭載したもの)の主な仕様を列挙した。
歴代「iPhone」が搭載してきたカメラモジュールの変遷。項目は上から西暦年(発表年)とハイエンドモデル名、望遠カメラ(Telephoto camera)用CMOSイメージセンサー(CIS)、リアカメラの外観写真、リアカメラのX線観察像。なおこの表組は完成報告会の講演用スライドなので、ロードマップ本体の表組(PDFの81ページ)に比べて項目が少ない。ロードマップ本体では上記のほか、広角カメラ用CIS、超広角カメラ用CIS、自撮りカメラ用CISの項目が存在する。[クリックで拡大] 出所:JEITA Jisso技術ロードマップ専門委員会
リアカメラの搭載数は2017年モデルと2018年モデルは2個(広角と望遠)であり、2019年モデル以降は3個(広角と超広角、望遠)に増えた。イメージセンサーの画素数は2017年モデルから2021年モデルまでは3個(あるいは2個)とも1200万画素である。2022年モデルと2023年モデルは広角のみ4800万画素に増加し、超広角と望遠は1200万画素のままだった。2024年モデルは広角と超広角が4800万画素で望遠が1200万画素である。2025年モデルは広角と超広角、望遠の全てが4800万画素に増えた。
(後編に続く)
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