脱炭素:
世界初 関西万博で大気中のCO2を回収しその場で都市ガスに変換して利用
地球環境産業技術研究機構、九州大学、名古屋大学は、大阪・関西万博にて大気中のCO2を直接回収する技術の実証実験に取り組む。回収したCO2は、e−メタンに合成した後、その場で都市ガスとして活用する。(2025/4/17)
駅のトイレ清掃、「匂いセンサー」で効率化 JR東日本子会社などが実証実験
首都圏にあるJR駅の清掃業務を担当するJR東日本環境アクセスなど3社は、駅のトイレ清掃を効率化するため、匂いセンサーを使用する実証実験を始めた。(2025/4/16)
大阪・関西万博:
万博会場で視覚障がい者向けナビロボット“AIスーツケース”の実証実験を開始
清水建設など4社が正会員として参加する次世代移動支援技術開発コンソーシアムは、大阪・関西万博の会場で、視覚障がい者向けナビゲーションロボット「AIスーツケース」の実証実験を開始した。(2025/4/16)
万博のセブン-イレブン、アバターロボットで「遠隔接客」実験
セブン-イレブン・ジャパンとNTTコミュニケーションズ、avatarinは、大阪・関西万博の会場内のセブン-イレブン店舗で遠隔接客の実証実験を開始した。(2025/4/15)
リサイクルニュース:
樹脂製ハニカム構造体で「おむつ回収ボックス」 大阪・関西万博で実証実験
岐阜プラスチック工業は、熱可塑性樹脂の連続成形技術による樹脂製ハニカム構造体「テクセル」に紙おむつのリサイクル材を配合した「おむつ回収ボックス」をTOPPANと共同開発した。(2025/4/14)
ドローン:
LTE不感エリアでWi-Fi HaLowを活用したドローン実験を実施
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、携帯電話の電波が届かないエリアにおけるドローンサービスの実証実験を実施。通信状況に応じてLTEとWi-Fi HaLowを切り替え、ドローンを制御できることを確認した。(2025/4/11)
太陽光:
ペロブスカイト太陽電池と防水材を一体施工 福岡市で実証実験がスタート
福岡市で大規模なペロブスカイト太陽電池の導入実証がスタート。同市と積水化学グループの共同事業として、市内2カ所の施設にフィルム型ペロブスカイト太陽電池を導入した。(2025/4/10)
AI:
高速の床版取替工事でIoTと生成AIの安全管理を実験 鉄建建設とMODE
鉄建建設とMODEは、高速道路リニューアルプロジェクトで車線規制管理の効率化に向け、IoTと生成AIを用いた実証実験を開始した。交通規制範囲の位置情報をリアルタイムで可視化し、チャットアプリ経由でAIに指示すると現場映像を確認できる。(2025/4/9)
Suicaなしで改札通過、仕組みやメリットは? 25年秋頃に上越新幹線の一部駅で実験
きっぷの投入やSuicaのタッチがなくても、改札を通過できる“ウォークスルー改札”。JR東日本は2025年秋頃、上越新幹線の新潟駅と長岡駅に顔認証技術を用いた改札機を設置し、実証実験を行う。メリットは何か?(2025/4/9)
自動運転技術:
高速移動時の大容量通信を可能にする分散MIMOの実証実験に成功
NTT、NTTドコモ、NECは、40GHz帯分散MIMOにおいて、トラックなどの高速移動体に遮蔽される場合や無線端末自身が高速移動する状況でも通信品質の低下を抑える実証実験に成功した。(2025/4/9)
ハンズフリーで高い利便性:
顔認証とBluetooth技術を組み合わせたスマート認証、実証実験を開始
TOPPANエッジとSinumy、三菱HCキャピタルは、顔認証機能とBluetooth技術を組み合わせた「スマート認証」の実証実験を、三菱HCキャピタルのオフィスで2025年3月末から始めた。ハンズフリーで利便性が高く、認証時間も1秒未満と速い。(2025/4/8)
材料技術:
PFASフリーダイヤフラム弁の実証実験開始 複数の水処理装置を活用
栗田工業は、旭有機材と共同で、PFASフリーのエンジニアリングプラスチック材を使用したダイヤフラム弁の実証実験を2025年春に開始する。(2025/4/8)
自動運転技術:
協業による自動運転実証実験に新車両を追加
NTT中央研修センタでの自動運転実証実験で、新たにトヨタの「e-Palette」をベースとした車両を投入する。多様な車両サイズへの対応力を強化する。(2025/4/8)
なぜ扉なしで冷暖房が効くの? パナの駅ブースが変える“待ち時間”の常識
パナソニックが大阪メトロと共同で、扉なしでも冷暖房効果を保つ「前面開放型 駅待合ブース」の実証実験を開始した。特徴は……。(2025/4/8)
AI:
3D点群認識技術を活用、施工進捗判定を自動化 リコーと日本設備工業
リコーと日本設備工業は、3D点群処理技術とAIを活用し、施工進捗管理の自動化を目指す実証実験を開始した。BIMデータと360度カメラで撮影した現場画像を点群化し、仮想空間上で重ねて進捗を自動判定する。(2025/4/7)
福祉相談に生成AI 兵庫・姫路市で実証、どんな効果が?
兵庫県姫路市は、傾聴型AIの開発を手がけるスタートアップZIAI(ジアイ、東京都渋谷区)と共同で生成AIチャットによる福祉相談の実証実験を実施。このほど、ZIAIが2024年10〜12月に実施した実験の結果を発表し、期間中、住民から市への相談件数が従来比で約3倍の計521件に上ったことが分かった。(2025/4/5)
イノベーションのレシピ:
45万人だけが参加できる万博のパナソニックパビリオン、半年かけた実証実験も
パナソニック ホールディングスは、「2025年大阪・関西万博」におけるパナソニックグループのパビリオン「ノモの国」の展示内容について説明した。(2025/4/3)
FM:
ハンズフリーの着座型モビリティで清掃時間を25%短縮、歩数40%削減 日鉄興和不動産
日鉄興和不動産は、品川インターシティでHondaの着座型ハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE」を活用したオフィスビル管理業務の実証実験を実施。清掃業務について、徒歩で作業した場合と比べて清掃時間を平均で約25%短縮、1日当たりの歩数を約40%削減できることを確認した。(2025/4/1)
モビリティサービス:
移動型無人販売サービスの実証実験を成田空港で開始
パナソニック ホールディングス、マッシュアップ、成田国際空港は、成田空港第1ターミナル出国手続き後エリアにて移動型無人販売サービス「PIMTO(ピムト)」による実証実験を実施する。(2025/4/1)
使用済み太陽光パネルを新品と併用、TREと東芝がリユース実証
TREホールディングスと東芝が、太陽光パネルのリユースに向けた実証実験を開始する。(2025/3/31)
洋上で再エネ100%運用のデータセンター、横浜市で実証へ
横浜市で再エネ100%で運用する洋上データセンターの実証実験に向けた取り組みがスタートする。(2025/3/31)
人工知能ニュース:
日本触媒が生成AIを業務適用 新規テーマと事業創出の確度向上/効率化を目的に
ストックマークと日本触媒は、日本触媒における新規研究テーマと新規事業創出の確度向上/効率化を目的とした生成AI(人工知能)活用の実証実験を終え、その成果の業務適用開始に至ったと発表した。(2025/3/28)
ドローン:
VTOL型ドローンで鉄道設備の被災状況を確認、2025年本格導入へ JR東日本
JR東日本 新潟支社など3社はVTOL型ドローンを活用した鉄道設備確認の実証実験を行い、災害発生時に被災状況を遠隔から迅速に把握できることを確認した。(2025/3/27)
i-Construction 2.0:
複数台の自動化建機を連携、成瀬ダム原石山採取工事で無人化施工 大成建設
大成建設は、秋田県の「成瀬ダム原石山採取工事」で、リジッドダンプ自動運転技術「T-iROBO Rigid Dump」と施工管理支援基盤システム「T-iDigital Field」を連携させ、複数台の自動化建設機械の協働による無人化施工の実証実験を行った。(2025/3/24)
「ファミマに来た人」のスマホにクーポン配信→購買率上昇 “3種類の広告”の効果とは
ファミマがビーコン(近距離無線通信端末)を活用した、商品訴求の実証実験について結果を発表した。その効果は?(2025/3/24)
「セルフレジでのお酒購入」マイナ機能付きスマホで実現可能か? デジタル庁が実証実験
デジタル庁などは3月14日、コンビニのセルフレジでの年齢確認に、マイナンバーカード機能搭載のスマートフォンを用いる実証実験を実施した。人手不足の深刻化を踏まえ、社会実装に向けた取り組みを進める方針だ。(2025/3/19)
ドローン:
レインボーブリッジで夜間の災害を想定したドローン点検を実証、首都高速道路など6社
首都高速道路など6社は、レインボーブリッジで夜間の災害を想定したドローン点検の実証実験を行った。(2025/3/26)
カーボンニュートラル:
清掃工場の排ガスからCO2を分離回収、コンクリートに固定 万博会場に設置
安藤ハザマが主幹事を務めるCPコンクリートコンソーシアムと日鉄エンジニアリング、東京二十三区清掃一部事務組合は共同で、清掃工場の排ガスから回収したCO2をコンクリートへ固定する実証実験を実施。コンクリートブロック表層に1立方メートル当たり43キロのCO2の固定を確認した。(2025/3/18)
スマホの「モバイル運転免許証」を活用した実証実験 車が店舗に到着→即サービスを受けられる世界に?
トヨタ・コニック・アルファは、スマートフォンと車、店舗などが連携する「クルマウォレット」の実証実験を公開した。将来的に運転免許証がスマートフォンに搭載されるモバイル運転免許証を見据えたもの。実際の車にUWB、Bluetooth LE(BLE)を搭載してスマートフォンと連携させ、さらに店舗側にはUWBやGPSを使って情報を取得し、さまざまなサービスを提供する。(2025/3/12)
点群:
ハンディSLAMとAIの点群解析で港湾施設の維持管理を効率化、APEX
APEXは、ハンディタイプのLiDARスキャナーと点群をAIで解析するクラウドプラットフォームを活用し、港湾施設の効率的な維持管理を目的に実証実験を行った。(2025/3/12)
量子コンピュータ:
三菱電機、量子情報処理実用化に向けた複数量子デバイスの共同研究を開始
三菱電機は、クオンティニュアムや慶應義塾大学らと合同で、拡張性の高い量子情報処理の実用化に向けた、複数量子デバイスの接続実証実験に取り組む共同研究の契約を締結した。(2025/3/11)
京王、井の頭線で自動運転テスト開始
京王電鉄は自動運転の実証実験を、井の頭線で3月中旬に始める。(2025/3/7)
スマートファクトリー:
現場努力を反映したCO2排出情報へ、IVIがデータ連携基盤で仲介するサービスを開始
IVIは、実証実験の成果をもとにトラストなデータ連携基盤を用いたカーボンフットプリントの仲介サービスを2025年4月から本格展開する。(2025/3/6)
スマートメンテナンス:
水道管の漏水調査にAI活用、宇都宮市で実証開始
wavelogy、KDDI、宇都宮市上下水道局は、AI漏水検知ツールを活用して水道管の漏水を判定する実証実験に取り組む。(2025/3/4)
自動運転技術:
新千歳空港で除雪ロボットの実証、スズキの電動ユニットを採用
エバーブルーテクノロジーズと北海道エアポート、スズキは除雪ドローンによる自動除雪の実証実験を行った。(2025/3/3)
電動化:
普通充電器でEVを識別、三菱自などがプラグ&チャージの実証実験
東京大学生産技術研究所、ユアスタンド、日東工業、三菱自動車はEVと普通充電器の利便性向上を目指す共同実証実験を実施した。(2025/3/3)
自動運転技術:
ホイールローダー向け後付け自動運転装置を開発
大林組は、ホイールローダー向けに後付け自動運転装置を開発し、グループ会社の大林神栖バイオマス発電が運営する大林神栖バイオマス発電所での実証実験で通常の有人作業時と同レベルの操業を達成した。(2025/3/3)
ビル陰にもピンポイントで届ける:
小型液晶反射板でミリ波5Gエリアを拡大 JDIらが開発
ジャパンディスプレイ(JDI)とKDDI、KDDI総合研究所は、開発した可搬型のミリ波(28GHz帯)用液晶メタサーフェス反射板を実環境に設置して、電波の反射方向や範囲を変更させて、ピンポイントに電波を届ける実証実験に成功した。(2025/3/3)
材料技術:
フィルム型ペロブスカイト太陽電池を風車タワーに設置するための実証実験を開始
積水化学工業、四電エンジニアリング、頴娃風力発電の3社は、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を風車タワーの側面に設置するための共同実証実験を頴娃風力発電所(鹿児島県南九州市)で2025年2月24日に開始した。(2025/3/3)
省エネ機器:
超伝導で鉄道に電力供給 鉄道総研とJR東日本が中央本線で実証へ
鉄道総合技術研究所とJR東日本は2025年2月25日、中央本線の日野駅-豊田駅間において「超電導き電システム」の実証実験を開始すると発表した。(2025/2/28)
太陽光:
フィルム型ペロブスカイト太陽電池を風車に設置 防汚機能や曲面設置を検証
積水化学工業、四電エンジニアリング、頴娃(えい)風力発電の3社は。フィルム型ペロブスカイト太陽電池を風車タワーに設置する実証実験を開始した。(2025/2/28)
スマートコンストラクション:
IoTシステムと生成AIで高速道路リニューアル工事の安全管理を効率化 鉄建建設
鉄建建設とMODEは、IoTシステムと生成AIを活用し、高速道路リニューアルプロジェクトの車線規制管理を効率化する実証実験を開始した。(2025/2/27)
メイドカフェに「透明翻訳機」あらわる 使い勝手は? “外国のご主人様”に聞いてみた【動画あり】
「萌え萌え」が、外国人にも?──メイドカフェ「あっとほぉーむカフェ」を運営するインフィニアが、落合陽一氏の経営するピクシーダストテクノロジーズが提供するAI字幕ディスプレイ「VUEVO Display」を活用した接客の実証実験を始めた。(2025/2/25)
これからの中小製造業DXの話をしよう(1):
中小製造業にとって意味あるデジタル化とは? 難航したIoT化計画で見えたもの
本連載では、筆者が参加したIoTを活用した大田区の中小製造業支援プロジェクトの成果を基に、小規模な製造業が今後取り組むべきデジタル化の方向性や事例を解説していきます。第1回は同プロジェクトのデジタル化の実証実験の概要と、結果について紹介します。(2025/2/27)
羽ばたけ!ネットワークエンジニア(86):
高速性や低遅延ではない、九州電力がローカル5G「実用化」で最重視した着眼点とは?
九州電力は2022年に行ったローカル5Gの実証実験を踏まえ、2024年にローカル5GとWi-Fiによる実用自営網を構築した。そこでのローカル5G活用の着眼点は「超高速」「超低遅延」「多端末接続」といった5Gのうたい文句だけにとらわれないものだ。(2025/2/25)
組み込み開発ニュース:
羽田空港第3ターミナルで実施の実証実験に採択された非接触指紋認証技術
パナソニック コネクトの非接触指紋認証技術が、出入国在留管理庁による「非接触指紋認証の精度検証」の実証実験に採択された。実証実験は、2025年2月3〜28日に羽田空港第3ターミナルで実施される。(2025/2/21)
メルカリで“電車の落とし物”をテスト販売 保管期間を過ぎた廃棄分を再利用 傘や洋服など出品中
メルカリは、保管期間を過ぎた電車などの落とし物を販売する実証実験を始めた。(2025/2/20)
スマートコンストラクション:
ホイールローダ用の後付け自動運転装置を開発、大林組
大林組は、ホイールローダ用後付け自動運転装置の実証実験をグループのバイオマス発電所で実施し、燃料運搬作業の自動化に成功した。(2025/2/19)
技術トレンド:
GPUの計算力をリモートで提供 NTTらが共同実証実験
NTTら数社がGPUの計算能力をリモートで供給する実験をスタートさせる。AI創薬の分野で利用が進むGPUリソースを、高速通信を使って遠隔から供給することで、リソース調達の負担を低減させる狙いだ。(2025/2/19)
安全システム:
鉱山ダンプの燃費改善、タイヤ寿命向上を目的とした実証実験を開始
ブリヂストンとコマツは、鉱山向けダンプトラックの燃費改善やタイヤ寿命向上を目的に両社のシステムのデータをリアルタイムで共有、解析する実証実験を開始する。(2025/2/18)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。