製造IT導入事例:
日本ガイシ、大規模言語モデルを使った独自AIで新規事業案を出す実証実験に成功
日本ガイシは、ストックマークが開発した大規模言語モデルを用いて独自AIを構築し、新規事業案を抽出する実証実験に成功した。100件を超える実践的な新規提案から、最終的に10件以上の有望な案を抽出できた。(2025/6/3)
カーボンニュートラル:
建設現場で燃料由来のCO2排出量データを一元管理、ゼネコン17社や燃料配送事業者17社が参加
リバスタは、建設現場で用いる燃料由来のCO2排出量データを効率的に管理する実証実験を全国9エリアに拡大した。元請会社17社に加え、燃料配送事業者17社が参加している。(2025/6/2)
太陽光:
火力発電所にペロブスカイト太陽電池を導入 JERAの横須賀火力で実証
JERAパワー横須賀合同会社が保有する横須賀火力発電所で、ペロブスカイト太陽電池を導入する実証実験がスタートした。(2025/5/31)
自動運転技術:
複数のモビリティの協調運行に関する実証実験を実施
アイサンテクノロジーは、京都府けいはんな学研都市にて2025年2月〜3月にかけて自動運転車両と配送ロボットなど複数モビリティの運行の協調に関する実証実験を実施した。(2025/5/28)
AI:
橋梁の維持管理に生成AI活用、点検データから診断結果案 NTTコムウェア/長崎大学など
NTTコムウェアや長崎大学などは、長崎県内の13の橋梁を対象に、生成AIを活用した橋梁維持管理の診断業務高度化に向けた実証実験を行った。点検データから橋梁の健全性や所見などの診断結果案を生成AIで作成し、その有用性を確認した。(2025/5/26)
Beyond 5G/6Gの超高速伝送に向け:
端末のアンテナを「仮想的に」束ねて超高速通信、THz波で実証実験
パナソニック ホールディングスと国際電気、名古屋工業大学および、KDDI総合研究所は、開発した仮想化端末ハードウェア実証装置を利用して、Beyond 5G/6Gで求められる超高速伝送に成功した。また、実験では4K非圧縮リアルタイム映像の伝送を行い、鮮明な映像伝送が可能なことを確認した。(2025/5/21)
セブンの“おつかいロボ”が街を走る 東京都八王子市で実験開始
セブンの配達サービス「7NOW」で注文した商品を、屋外型自動走行ロボット「LOMBY」で配送する実証実験を開始した。(2025/5/20)
セブン-イレブンの商品、自律走行ロボで配送 多摩ニュータウンで実験
セブン‐イレブンの商品配送サービス「7NOW」で注文された商品を、屋外型自動走行ロボ「LOMBY」で届ける実証実験が多摩ニュータウンでスタート。(2025/5/20)
脱炭素:
三菱電機らリチウムイオン電池製造工程でカーボンフットプリント可視化実証実験
三菱電機、NTTコミュニケーションズ、韓国のSK C&Cは、サプライチェーンのカーボンフットプリントの可視化に向けた実証実験を2025年6月1日に開始する。(2025/5/20)
ドローン:
ドローンを使用して雷を誘発/誘導する実証実験に世界で初めて成功
日本電信電話は、ドローンを活用して雷を誘発、誘導する実験に世界で初めて成功したと発表した。実際の雷を使って、ドローンの耐雷化技術と電界変動を利用した雷誘発技術の有効性を実証した。(2025/5/19)
材料技術:
大面積フィルム型カルコパイライト太陽電池で発電実証実験
日揮ホールディングスは、国内EPC事業会社である日揮とPXPが横浜市内の施設屋根で、フィルム型カルコパイライト太陽電池を用いた大面積発電モジュールの実証実験を開始したと発表した。(2025/5/19)
東急プラザ原宿ハラカド、声や音を可視化するアプリ導入 狙いは?
東急不動産SCマネジメントは、同社が運営する東急プラザ原宿「ハラカド」にて、意思疎通の壁を越える社会実験「世界に字幕を添える展」を開催する。(2025/5/16)
製品動向:
高速道路工事の規制管理、IoTと生成AIで効率化 鉄建建設とMODEが実証
鉄建建設とMODEは、高速道路リニューアルプロジェクトでIoTと生成AIを活用した実証実験を実施し、規制帯保安設備の位置情報の可視化や規制情報記録の自動化などにより、現場管理の効率化を図った。(2025/5/15)
組み込み開発ニュース:
RGB/ToFセンサーを単一レンズに統合したセンサーフュージョンカメラの実証へ
JVCケンウッドは、測距システムの新規導入や置き換えを検討している企業、団体向けに、RGBセンサーとToFセンサーを単一レンズに統合したセンサーフュージョンカメラの実証実験プログラムを提供する。(2025/5/15)
避難所受付が「スマホで15秒」に 岩手で実証、進む“防災DX”の新たな課題は
岩手県では、行政向けITサービスを手掛けるBot Express(東京都港区)が提供する「スマホ市役所」を活用。避難所での受付などに活用した実証実験の結果、受付時間にかかっていた時間の大幅短縮に成功したという。(2025/5/14)
組み込み採用事例:
駅のトイレ清掃の効率化のため、匂いセンサーを用いた実証実験を開始
JR東日本環境アクセス、三洋化成工業、長瀬産業は、駅のトイレ清掃の効率化を目的とし、匂いセンサー「FlavoTone」を活用した実証実験を開始した。トイレの汚れ具合を遠隔からリアルタイムで把握し、清掃が必要なタイミングや箇所を最適化する。(2025/5/8)
ドローン:
新幹線のトラス橋をドローンレベル3.5飛行で点検 スカイピークとJR東海が実証実験
スカイピークとJR東海は、東海道新幹線のトラス橋で、ドローンレベル3.5飛行による鉄道設備点検の実証実験を行った。ドローン運航管理システムと経路逸脱検知機能を組み合わせて活用し、列車の安全運行に支障なく十分な距離を保ちながら点検業務を実施できると確認した。また、目視外/自動飛行での遠隔オペレーションなどの管理体制についても検証を行った。(2025/5/7)
パナソニックが開発した「ととのう風」 サウナ施設で自然の風を再現する理由
パナソニックグループの空質空調社は、自然の風を再現した「ととのう風」を作り出す気流デバイスを開発した。温泉施設やサウナで実証実験を始めているが、「ととのう風」とはどんな風なのか。(2025/5/6)
Merkmal:
「顔認証」改札で生活はどう変わる? JR東日本が実証、計り知れないメリットとは
顔認証式改札の導入が進む中、JR東日本は2025年春から上越新幹線で実証実験を開始する。駅周辺のキャッシュレス化や、顔認証技術による利便性向上が期待され、最先端技術を活用した新たな駅の風景が現実となる。(2025/5/2)
製品動向:
YKKと太陽工業が「自走式ファスナー」の実証実験 スイッチを押してテント接合
YKKと太陽工業は、歯車とモーターを内蔵したユニットを後付けすることで、ファスナーを遠隔から開閉できる「自走式ファスナー」試作機の実証実験を行った。5メートルの高さの膜材や、高さ2.5メートルのエアーテントを40〜50秒程度で接合した。(2025/4/30)
電動化:
スズキが軽トラEVで農家と実証実験、電池はエリーパワーの定置用
スズキは軽トラック「キャリイ」をベースにしたEVを試作し、農家のユーザー向けに貸し出す実証実験を2025年度中に開始する。(2025/4/30)
導入事例:
つくば市に現場DXアプリ「KANNA」を試験導入、施設整備の設計・監督で残業が3割削減
アルダグラムは、つくば市の公共施設整備で、職員や現場関係者の業務効率化に向けた実証実験の結果を公表した。工事現場DXアプリ「KANNA」を導入し、情報共有の手段をチャット機能に移行したところ、職員の残業時間が約26.5%削減したという。(2025/4/28)
GX建機:
可搬型バッテリーで電動クレーン運用実証、首都圏の建設現場で 大林組
大林組は首都圏の建設現場で、容量85.24キロワット時の可搬型バッテリーを使用した25トン級電動クレーンの運用実証実験を行った。軽油燃料の従来機と比較して年間約32トンのCO2排出削減を見込む。(2025/4/25)
木造/木質化:
薄型CLTで現場事務所を建設、ユニット工法により4日で完成 鴻池組
鴻池組は愛知県内の建築現場で、厚さ72ミリの薄型CLTを使用した現場事務所建設に関する実証実験を行った。工場でユニット化して現地に搬入し、建物基礎には山留め用鋼材を使用したことで、現地での作業日数4日で建物を完成させた。(2025/4/24)
製造IT導入事例:
森永乳業、AIを活用したアイスカテゴリー製品の新製品需要予測を推進
NECは、同社のAI技術を活用した「Advanced-S&OP 新製品需要予測ソリューション」を森永乳業に提供した。同ソリューションの実証実験では、AIは人とほぼ同程度の精度で需要を予測できた。(2025/4/23)
ワーケーションで「チームの関係性」が最大51%向上 イトーキ、パナ子会社が実証実験
ワーケーションで「チームの関係性」が最大51%向上──。そのような結果が、イトーキ(東京都中央区)とパナソニック エナジー(大阪府守口市)が共同で実施したワーケーションに関する実証実験により明らかとなった。(2025/4/23)
ハローワークに生成AI 厚労省、「利便性向上のツール」として実証実験
厚生労働省は2025年度中に、ハローワーク業務での生成AI導入に向けた実証実験を行う。求人レコメンドなどに活用し、全国10拠点で効果を検証。業務負荷の軽減とサービス向上を図る。(2025/4/22)
生成AIで顧客対応を革新 SBI損保、オペレーターの記録業務を35%削減できるか
SBI損保はアルティウスリンクと共同で生成AIを活用した顧客体験向上の実証実験を開始した。音声認識と自動要約で記録作業を効率化し、顧客満足度の相関分析やサービス改善要望の抽出も実施する。AIの実業務導入と応用範囲拡大を目指す。(2025/4/22)
脱炭素:
世界初 関西万博で大気中のCO2を回収しその場で都市ガスに変換して利用
地球環境産業技術研究機構、九州大学、名古屋大学は、大阪・関西万博にて大気中のCO2を直接回収する技術の実証実験に取り組む。回収したCO2は、e−メタンに合成した後、その場で都市ガスとして活用する。(2025/4/17)
駅のトイレ清掃、「匂いセンサー」で効率化 JR東日本子会社などが実証実験
首都圏にあるJR駅の清掃業務を担当するJR東日本環境アクセスなど3社は、駅のトイレ清掃を効率化するため、匂いセンサーを使用する実証実験を始めた。(2025/4/16)
大阪・関西万博:
万博会場で視覚障がい者向けナビロボット“AIスーツケース”の実証実験を開始
清水建設など4社が正会員として参加する次世代移動支援技術開発コンソーシアムは、大阪・関西万博の会場で、視覚障がい者向けナビゲーションロボット「AIスーツケース」の実証実験を開始した。(2025/4/16)
万博のセブン-イレブン、アバターロボットで「遠隔接客」実験
セブン-イレブン・ジャパンとNTTコミュニケーションズ、avatarinは、大阪・関西万博の会場内のセブン-イレブン店舗で遠隔接客の実証実験を開始した。(2025/4/15)
リサイクルニュース:
樹脂製ハニカム構造体で「おむつ回収ボックス」 大阪・関西万博で実証実験
岐阜プラスチック工業は、熱可塑性樹脂の連続成形技術による樹脂製ハニカム構造体「テクセル」に紙おむつのリサイクル材を配合した「おむつ回収ボックス」をTOPPANと共同開発した。(2025/4/14)
ドローン:
LTE不感エリアでWi-Fi HaLowを活用したドローン実験を実施
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、携帯電話の電波が届かないエリアにおけるドローンサービスの実証実験を実施。通信状況に応じてLTEとWi-Fi HaLowを切り替え、ドローンを制御できることを確認した。(2025/4/11)
太陽光:
ペロブスカイト太陽電池と防水材を一体施工 福岡市で実証実験がスタート
福岡市で大規模なペロブスカイト太陽電池の導入実証がスタート。同市と積水化学グループの共同事業として、市内2カ所の施設にフィルム型ペロブスカイト太陽電池を導入した。(2025/4/10)
Suicaなしで改札通過、仕組みやメリットは? 25年秋頃に上越新幹線の一部駅で実験
きっぷの投入やSuicaのタッチがなくても、改札を通過できる“ウォークスルー改札”。JR東日本は2025年秋頃、上越新幹線の新潟駅と長岡駅に顔認証技術を用いた改札機を設置し、実証実験を行う。メリットは何か?(2025/4/9)
自動運転技術:
高速移動時の大容量通信を可能にする分散MIMOの実証実験に成功
NTT、NTTドコモ、NECは、40GHz帯分散MIMOにおいて、トラックなどの高速移動体に遮蔽される場合や無線端末自身が高速移動する状況でも通信品質の低下を抑える実証実験に成功した。(2025/4/9)
ハンズフリーで高い利便性:
顔認証とBluetooth技術を組み合わせたスマート認証、実証実験を開始
TOPPANエッジとSinumy、三菱HCキャピタルは、顔認証機能とBluetooth技術を組み合わせた「スマート認証」の実証実験を、三菱HCキャピタルのオフィスで2025年3月末から始めた。ハンズフリーで利便性が高く、認証時間も1秒未満と速い。(2025/4/8)
材料技術:
PFASフリーダイヤフラム弁の実証実験開始 複数の水処理装置を活用
栗田工業は、旭有機材と共同で、PFASフリーのエンジニアリングプラスチック材を使用したダイヤフラム弁の実証実験を2025年春に開始する。(2025/4/8)
自動運転技術:
協業による自動運転実証実験に新車両を追加
NTT中央研修センタでの自動運転実証実験で、新たにトヨタの「e-Palette」をベースとした車両を投入する。多様な車両サイズへの対応力を強化する。(2025/4/8)
なぜ扉なしで冷暖房が効くの? パナの駅ブースが変える“待ち時間”の常識
パナソニックが大阪メトロと共同で、扉なしでも冷暖房効果を保つ「前面開放型 駅待合ブース」の実証実験を開始した。特徴は……。(2025/4/8)
AI:
3D点群認識技術を活用、施工進捗判定を自動化 リコーと日本設備工業
リコーと日本設備工業は、3D点群処理技術とAIを活用し、施工進捗管理の自動化を目指す実証実験を開始した。BIMデータと360度カメラで撮影した現場画像を点群化し、仮想空間上で重ねて進捗を自動判定する。(2025/4/7)
福祉相談に生成AI 兵庫・姫路市で実証、どんな効果が?
兵庫県姫路市は、傾聴型AIの開発を手がけるスタートアップZIAI(ジアイ、東京都渋谷区)と共同で生成AIチャットによる福祉相談の実証実験を実施。このほど、ZIAIが2024年10〜12月に実施した実験の結果を発表し、期間中、住民から市への相談件数が従来比で約3倍の計521件に上ったことが分かった。(2025/4/5)
イノベーションのレシピ:
45万人だけが参加できる万博のパナソニックパビリオン、半年かけた実証実験も
パナソニック ホールディングスは、「2025年大阪・関西万博」におけるパナソニックグループのパビリオン「ノモの国」の展示内容について説明した。(2025/4/3)
FM:
ハンズフリーの着座型モビリティで清掃時間を25%短縮、歩数40%削減 日鉄興和不動産
日鉄興和不動産は、品川インターシティでHondaの着座型ハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE」を活用したオフィスビル管理業務の実証実験を実施。清掃業務について、徒歩で作業した場合と比べて清掃時間を平均で約25%短縮、1日当たりの歩数を約40%削減できることを確認した。(2025/4/1)
モビリティサービス:
移動型無人販売サービスの実証実験を成田空港で開始
パナソニック ホールディングス、マッシュアップ、成田国際空港は、成田空港第1ターミナル出国手続き後エリアにて移動型無人販売サービス「PIMTO(ピムト)」による実証実験を実施する。(2025/4/1)
使用済み太陽光パネルを新品と併用、TREと東芝がリユース実証
TREホールディングスと東芝が、太陽光パネルのリユースに向けた実証実験を開始する。(2025/3/31)
洋上で再エネ100%運用のデータセンター、横浜市で実証へ
横浜市で再エネ100%で運用する洋上データセンターの実証実験に向けた取り組みがスタートする。(2025/3/31)
人工知能ニュース:
日本触媒が生成AIを業務適用 新規テーマと事業創出の確度向上/効率化を目的に
ストックマークと日本触媒は、日本触媒における新規研究テーマと新規事業創出の確度向上/効率化を目的とした生成AI(人工知能)活用の実証実験を終え、その成果の業務適用開始に至ったと発表した。(2025/3/28)
ドローン:
VTOL型ドローンで鉄道設備の被災状況を確認、2025年本格導入へ JR東日本
JR東日本 新潟支社など3社はVTOL型ドローンを活用した鉄道設備確認の実証実験を行い、災害発生時に被災状況を遠隔から迅速に把握できることを確認した。(2025/3/27)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。