日本は「メモリや無線に強み」:
「ISSCC 2025」論文投稿数は過去最高、中国がさらに躍進
半導体集積回路の国際学会「ISSCC 2025」への論文投稿数は、過去最高の914件だった。採択された246本のうちアジアからのものが165件あり、最多は中国の92件だった。(2024/12/2)
全建協:
全建協会長「建設業全体が足並みをそろえ社会課題解決を」 技術研究発表会、最優秀賞に錢高組など
全国建設業協会は、都内で2024年度の技術研究発表会を開催した。高度技術部門の最優秀賞に錢高組 技術本部 技術研究所 主席研究員 角田晋相氏が発表した「換気設備の自動制御による電力削減事例」が、創意工夫部門の最優秀賞に山辰組 専務 馬渕剛氏が発表した「草の酸素供給型高速焼却装置『モヤッシー』」が選出された。(2024/11/29)
Innovative Tech:
移動する方向で「質量を持つ/持たない」が変わる“奇妙な粒子”発見 国際チームが研究発表
米コロンビア大学や米ペンシルベニア州立大学などに所属する研究者らは、物質中で特異な性質を持つ新しい粒子の存在を確認した研究報告を発表した。(2024/11/7)
Innovative Tech:
“乳がん”を描いている? ミケランジェロ「大洪水」に描かれた1人の女性 欧州チームが研究発表
ドイツのルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンやフランスのパリ・サクレー大学などに所属する研究者らがは、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画「大洪水」に、乳がんの症状を示す女性が描かれている可能性があることを指摘した研究報告を発表した。(2024/11/5)
ロボット開発ニュース:
自律移動ロボットの効率的な移動や柔軟な動きを可能に、ソニーグループが技術発表
ソニーグループとソニー・インタラクティブエンタテインメントが共同で発表したロボットの移動機構に関する5本の論文が、AI、ロボティクス分野の国際学会において採択された。(2024/10/18)
麻酔の「娯楽やいたずら」目的での使用に日本麻酔科学会が声明 「誤った使用を強く非難」
(2024/10/16)
ちょっと昔のInnovative Tech:
“鼻をほじる”と認知症になりやすい? オーストラリアの研究者が23年に研究発表 指に付いた細菌が嗅覚系から脳に侵入
オーストラリアのウェスタンシドニー大学などに所属する研究者らが2023年に、アルツハイマー病(AD)の発症メカニズムに関する新たな仮説を発表した。(2024/9/19)
「学生は疲弊しきっている」──電子情報通信学会、就活の長期化に苦言 「学会で活躍する学生の本当の姿見て」
「就活の長期化で学生は疲弊しきっている」──電子工学や情報通信などの学会である電子情報通信学会は、就職活動に対する会長声明を発表した。(2024/8/27)
勤務中の「タバコ」はアリ? ナシ? 禁煙宣言の市役所、屋外喫煙所に群がる職員
「市職員の勤務中禁煙」をうたう兵庫県の尼崎市役所で、敷地内にある喫煙所に市職員とみられる喫煙者が多数出入りしていると、禁煙に取り組む医師らでつくるNPO法人「日本タバコフリー学会」が抗議している。(2024/8/27)
組み込み開発ニュース:
NVIDIAが毎年新製品を投入できる理由、半導体設計のコーディングにLLMを活用
NVIDIAは、高性能チップの国際学会である「Hot Chips 2024」での講演内容について発表した。(2024/8/26)
人工知能ニュース:
パナソニック コネクトが生成AI技術を応用、画像認識学会のコンペで世界第2位に
パナソニック コネクトのAIマルチエージェントシステムが、画像認識の学会「CVPR2024」のコンペで世界第2位の評価を獲得した。3分間の動画を見て最適な回答を選ぶタスクに挑戦し、正解率71%を達成した。(2024/7/31)
「グレートですよこいつはァ」荒木飛呂彦がジョジョ風ポスターを医学学会に提供 学会テーマも荒木節「手術が楽しいッ」
手術が楽しいッ!(2024/6/27)
“土木×AI”で起きる建設現場のパラダイムシフト(25):
言語モデルはどのように言葉を学習しているのか? 転機となった「word2vec」【土木×AI第25回】
連載第25回は、目覚ましい進化を続ける生成AIの理解を深めるため、言語モデルに用いる“ニューラルネットワーク”が、どのように言葉を学習しているのかを土木学会の最新研究を引用しながら探ります。(2024/5/31)
日本は「採択率の高さを維持」:
「VLSIシンポジウム2024」は投稿論文が40%増で激戦に、中国が躍進
VLSIシンポジウム委員会は、LSIに関する国際学会「VLSIシンポジウム2024」開催に向けた記者説明会を開催した。同学会への投稿論文は897件と過去最高だった。(2024/4/25)
日本糖尿病学会、「血糖測定機能をうたうスマートウォッチ」に注意喚起
「指先穿刺や皮下センサー留置のための皮膚穿刺をすることなく、血糖値やグルコース値を測定できる医療機器はありません」(2024/4/24)
Archi Future 2023:
情報学の視点から建築を再構成する「建築情報学」の新しい地平 次世代設計者を育成するアカデミズム最前線
建築情報学とは、情報技術の発達と浸透による根源的な影響を踏まえ、「建築」という概念を情報学的視点から再構成することを目指す新たな建築領域の学問。コロナ禍の2021年度に学会を設立し、次世代の設計者を育成する「そだてる」、学術論文の査読と公表などの「ふかめる」、学会内外との交流を図る「つなげる」の3本柱で展開している。(2024/3/19)
Innovative Tech:
「双方にミスがなければオセロは“引き分け”になる」を証明した方法 オセロAI世界1位が解説
オセロで初期局面から双方のプレイヤーがミスをせずに打ち続ければ結果は引き分けになることを証明したと主張する論文が2024年1月にプレプリントとして発表された。この論文の日本語解説記事として学会誌「情報処理」に載った記事を紹介する。(2024/2/22)
Innovative Tech:
AIを使った“利益を出す馬券”の買い方とは? はこだて未来大の准教授がAIによる競馬予想法を指南
情報処理学会の学会誌「情報処理」の2019年1月発行分で「情報学者が競馬予想に踏み出すときに知っておくべきこと」と題した解説記事が掲載された。AIを活用して利益が出る馬券を買うために考慮しなければならない競馬予想に関することが記されている。(2024/2/13)
AIは論文発表を変える? 民間企業が“学会で発表する意義” サイバーエージェントなどが議論
企業において、研究開発組織はどのような役割を果たすべきなのか。AIは、研究開発をどう変えていくのか。サイバーエージェントとCygames、パナソニックホールディングスの3社で研究組織を率いる3人が議論を交わした。(2024/2/5)
医療機器ニュース:
眼底画像から性別を判定するAIモデルを無償公開
情報学研究所と日本眼科学会は、眼底画像から個人の性別を判定するAIを開発し、無償公開を開始した。同AIは、性別によって発症の頻度に差がある疾患の病態研究に役立つ可能性がある。(2023/12/21)
電子ブックレット(BUILT):
土木学会の最新論文にみるAI最新研究 “土木×AI”で起きる建設現場のパラダイムシフトVol.2
ウェブサイトに掲載した記事を印刷しても読みやすいPDF形式の「電子ブックレット」にまとめました。無料のBUILT読者会員に登録することで、ダウンロードすることができます。今回のブックレットは、これまでにBUILTで連載した土木学会による「土木工学×AI」の先端研究をまとめた第2弾です。(2023/12/18)
生物多様性にAIはどう役立つか【後編】
「オープンソースのAIモデル」は使えたのか? 英鉄道会社が“生態系”を分析
英国の鉄道事業者とロンドン動物学会は人工知能(AI)技術を活用した生物多様性の改善に取り組んでいる。AI技術を活用するにはデータと機械学習モデルが必要だ。どう用意したのか。(2023/12/5)
韓国、採択数で2位の米国に迫る勢い:
「ISSCC 2024」過去最高の投稿論文数、採択論文数最多は中国
半導体と電子部品の国際学会「ISSCC 2024」に投稿された論文は過去最多の873件だった。採択された234件のうち148件がアジアからの投稿で、最多は中国の69件だった。(2023/11/28)
生物多様性にAIはどう役立つか【前編】
半世紀で“生物種2割減”の英国、鉄道会社の「AIを使った挑戦」とは?
英国では生物種が1970年から19%減っているという報告がある。生物多様性を改善するため、英国の鉄道事業者はロンドン動物学会と共に、線路付近の動物のモニタリングに取り組んでいる。(2023/11/28)
リノベ:
隈研吾氏設計の炭素繊維素材で建物を覆う耐震補強 小松マテーレ「fa-bo」が見学会を再開
隈研吾氏がリノベーションを手掛けた小松マテーレのファブリック・ラボラトリー「fa-bo」が見学会と体験会を再開した。(2023/10/17)
電子ブックレット(BUILT):
“土木×AI”で起きる建設現場のパラダイムシフトVol.1〜建設にも押し寄せるAIブームの潮流〜
ウェブサイトに掲載した記事を印刷しても読みやすいPDF形式の「電子ブックレット」にまとめました。無料のBUILT読者会員に登録することで、ダウンロードすることができます。今回のブックレットは、これまでにBUILTで連載した土木学会による「土木工学×AI」の先端研究をまとめた第1弾です。(2023/9/11)
「子どもの虫歯予防、親子で食器は別々に」は正しい? 日本口腔衛生学会が見解表明「気にしすぎず歯磨きをしっかり」
結局は歯磨きが一番。(2023/9/6)
備蓄は「好きなもの」「普段から食べたくなるもの」が大事―― 防災食の専門家に「ローリングストック」のコツを聞いた
日本災害食学会災害食専門員の今泉マユ子さんに話を聞きました。(2023/8/5)
子どもを事故から守るには? 「転倒」「やけど」「熱中症」……予防策や応急処置を学べる資料を日本小児科学会が公開
ブックマークや印刷をしておくと役に立ちそう。(2023/7/24)
電子情報通信学会、生成AIについて立場表明 「研究の停止は望ましくない」「社会問題の解決に協力する」
電子情報通信学会が、生成AIについて、生成AIには正と負の両面があるとした上で、学会としては技術貢献をしていくが、社会・政策的議論の結論に従うとの立場を示した。(2023/6/7)
「生成AIの一律禁止は何も生まない」 人工知能学会が立場示す 課題を理解し活用法探すよう呼び掛け
人工知能学会が、ChatGPTをはじめとする大規模生成モデルについて「一律な利用の禁止は何も生み出さない」との見方を示した。AIには課題もあるとした上で、「どのように活用するかを検討すべき」としている。(2023/4/27)
医療機器ニュース:
医総会博覧会では内視鏡とカテーテルの手術を体験できる?
オリンパスとテルモは「日本医学会総会2023東京 博覧会」に出展。内視鏡やカテーテルの体験コーナーを中心に一般来場者向けの展示を展開している。(2023/4/21)
Innovative Tech:
米Bloomberg、金融特化の大規模言語モデル「BloombergGPT」発表 「Appleの時価総額を教えて」などに回答
米Bloombergと米ジョンズ・ホプキンズ大学に所属する研究者らは、幅広い金融データで学習させた500億パラメータの大規模言語モデル(LLM)を提案した研究発表を発表した。(2023/4/7)
NEWS
「日本医用画像データベース」がクラウドに移行 AI技術の研究開発を加速
日本医学放射線学会(JRS)が運用する「日本医用画像データベース」(J-MID)がクラウドに移行し、稼働を開始した。AI技術の活用をはじめとした研究開発の加速が狙いだ。(2023/4/6)
BAS:
「新菱神城ビル」が「2023 ASHRAE Technology Awards」新築オフィスビル部門の世界最優秀賞を受賞
新菱冷熱工業、三菱地所設計、芝浦工業大学は、2社と芝浦工業大学秋元孝之研究室が設計や施工、検証に携わった東京都千代田区の「新菱神城ビル」が、空気調和に関する世界最大の国際学会・米国暖房冷凍空調学会(ASHRAE)主催の「2023 ASHRAE Technology Awards」の新築オフィスビル部門で世界最優秀賞を受賞した。ビル全館で新開発したダクトレス空調を採用し、「+1フロア」の増床を実現している。(2023/2/27)
BAS:
パナソニック、空調システムが健康症状と生活の質に与える影響調査
パナソニック ホームズは、住宅用全館空調システム導入が健康症状・生活の質に与える影響について、慶應義塾大学 理工学部 伊香賀教授と共同で調査研究し、結果を2022年9月に開催された日本建築学会および空気調和・衛生工学会で発表した。(2023/1/24)
電子ブックレット(BUILT):
【連載まとめ下編】建物の大規模修繕工事に対応できない会計学と税法
ウェブサイトに掲載した記事を印刷しても読みやすいPDF形式の「電子ブックレット」にまとめました。無料のBUILT読者会員に登録することで、ダウンロードすることができます。今回のブックレットは、千葉商科大学 専任講師 土屋清人氏(租税訴訟学会 常任理事)が建物の大規模修繕工事で生じる会計学や税法上の問題点やその解決策を解説した連載のまとめ後編です。(2023/1/24)
開催70回目を迎える国際学会:
ISSCC 2023、中国が採択論文数で北米を抜き1位に
半導体関連の世界最大規模の国際学会「ISSCC 2023」が、米カリフォルニア州サンフランシスコで2023年2月19〜23日に開催される。論文の採択では、これまでに見られない大きな変化があった。(2023/1/23)
「成人は歯磨き粉を歯ブラシ全体に付けるべき」歯磨き粉の推奨される使い方を日本口腔衛生学会ら提言
虫歯予防のために知識をアップデート。(2023/1/11)
頭脳放談:
第271回 Intelの未来予想図? ムーアの法則は続くよ、どこまでも
Intelが電子デバイスの学会「IEDM 2022」で、パッケージング上での10倍の実装密度向上を目指し、原子3個分の厚さの新素材でトランジスタの微細化を進める計画を発表した。果たして計画通りに進むのか、注目すべき点を解説しよう。(2022/12/19)
電子ブックレット(BUILT):
【連載まとめ上編】建物の大規模修繕工事に対応できない会計学と税法
ウェブサイトに掲載した記事を印刷しても読みやすいPDF形式の「電子ブックレット」にまとめました。無料のBUILT読者会員に登録することで、ダウンロードすることができます。今回のブックレットは、千葉商科大学 専任講師 土屋清人氏(租税訴訟学会 常任理事)が建物の大規模修繕工事で生じる会計学や税法上の問題点やその解決策を解説した連載のまとめ上編です。(2022/11/28)
日本分子生物学会のテーマソングがまさかの「研究者のロックバンド」 議論をコロッセオの死闘に例えて熱唱
京大の医生物学研究所所長や東大の名誉教授ら、そうそうたるメンバーが、学会で打ちのめされた助教の反撃を表現。(2022/10/25)
VR能「攻殻機動隊」、メタバース研究発表会「自在化コレクション」に参戦 “光学迷彩”を最先端技術で再現
11月4日に「IHIステージアラウンドシアター」で公演。(2022/10/16)
一部国立大の共通テスト「情報」配点ゼロ予告に情報処理学会が反発 「不適切な入試を看過できず」
情報処理学会は、大学入学共通テストで「情報」科目の配点を0点にすると予告した一部国立大学に対して、抗議する声明文を発表した。情報処理学会はこのような事態を“不適切な入試”と表現し、全ての受験科目で適切な配点をするよう強く求めている。(2022/10/13)
ダイエットや睡眠療法に全身麻酔薬が有効とする広告が物議 日本麻酔科学会「使用法は推奨しない」と見解示す
睡眠障害への効果は広く認められたものではないとのこと。(2022/9/29)
声優・小岩井ことりさん、電子情報通信学会で表彰される 研究向けオリジナル曲を50曲作り貢献
声優の小岩井ことりさんが、明治大学の森勢将雅専任准教授らと共同執筆した論文が電子情報通信学会で船井ベストペーパー賞を受賞した。作曲で音声合成分野の研究に貢献した。(2022/9/15)
アメリカ最高裁「中絶禁止」の容認に“日本産婦人科学会”が抗議 「女性の人権侵害に断固反対」
「すべての人が望むタイミングで望む数だけ子をもつことを保証する」のは基本的人権の一つです。(2022/7/6)
湯之上隆のナノフォーカス(51):
「IMW2022」3D NANDの最前線 〜EUV適用から、液体窒素冷却の7ビット/セルまで
半導体メモリの国際学会「International Memory Workshop2022(以下IMW2022)」から、筆者が注目した2つの論文を紹介する。Micron Technologyとキオクシアの論文で、いずれも3D NAND型フラッシュメモリに関する発表である。(2022/6/15)
組み込み開発ニュース:
パナソニックが有機イメージセンサーを工場とインフラへ、色再現性の高さも魅力
パナソニック ホールディングスは、「画像センシング展2022」において、開発中の有機イメージセンサーの工場や社会インフラにおける活用を意識した展示を行った。2016年2月に学会発表した有機CMOSセンサーは実用化に向けた技術開発が大きく進展しており、今回はさまざまな現場における有効性を示した形。(2022/6/9)
ザリガニ愛が認められた! 仮面ライダーカイザ役の村上幸平、「国際ザリガニ学会」代表委員に就任 耳慣れない学会名にとまどう声も
すごい。(2022/5/14)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。