工場ニュース:
ダイフクのインド新工場稼働、マテハンニーズ高まり生産スペースは約4倍に
ダイフクのグループ会社Daifuku Intralogistics Indiaが、インドのテランガナ州ハイデラバードに新工場を建設し、本格稼働を開始した。マテハンシステムの生産スペースを約4倍に拡大している。(2025/5/21)
電動化:
ホンダが「2030年度まで10兆円投資」の計画から3兆円減、その内訳は
ホンダは事業戦略説明会を開き、四輪車の電動化戦略の軌道修正など最新の方針を発表した。2024年にホンダは電動化戦略に関連して2021〜2030年度の10年間累計で10兆円を投資する計画を公表したが、3兆円減の7兆円に見直す。(2025/5/21)
新製品開発に挑むモノづくり企業たち(10):
利用シーンから“逆算”したモノづくり、独自の「ダレスバッグ」に込めた設計思想
本連載では、応援購入サービス(購入型クラウドファンディング)「Makuake」で注目を集めるプロジェクトを取り上げ、新製品の企画から開発、販売に必要なエッセンスをお伝えする。第10回は、兵庫県豊岡市発のファクトリーバッグブランド「ARTPHERE(アートフィアー)」が手掛けた、ダレス構造のショルダーバッグ「TONDO ワイドショルダー」について取材した。(2025/5/20)
半導体後工程はAIがけん引:
レゾナック、半導体好調も黒鉛電極不振で69%減益
レゾナック・ホールディングスは2025年12月期第1四半期(2025年1〜3月期)の決算を発表した。半導体材料は好調だったものの、ケミカル事業では黒鉛電極の市況悪化に伴い赤字が拡大。純利益は前年同期比69%減となる88億円だった。(2025/5/19)
「(3a)Pro」ではなく「Nothing Phone (3a)」投入の理由、楽天モバイルが扱う背景は? キーパーソンに聞く日本攻略への道筋
Nothingが4月に発売した「Nothing Phone (3a)」は、シリーズの特徴的なデザインを踏襲しながら、ベースとなるスペックを底上げし、新たに望遠カメラも搭載。販売面も強化し、新たに楽天モバイルが取り扱う。日本市場をどう攻略していくのか、Nothing Japanでマネージングディレクターを務める黒住吉郎氏に話を聞いた。(2025/5/16)
トヨタの“おやじ”が語る人材育成の本質 宇宙産業の新たな成長モデルとは?
トヨタ自動車Executive Fellow(おやじ)、インターステラテクノロジズCEO、三伸工業社長、ミスミグループ本社常務執行役員、SPACE COTAN CSOらのトークセッションをもとに、日本の宇宙産業が進むべき未来の方向性を探る。(2025/5/16)
製造マネジメントニュース:
ソニーグループは過去最高益を達成、2025年度の米国関税の影響は1000億円に抑制
ソニーグループは、2025年3月期(2024年度)の連結業績を発表した。ゲーム事業や半導体事業の好調を受け、過去最高益を達成した。(2025/5/15)
日産、2万人リストラへ 2027年度までに実施 生産拠点も統合で黒字化目指す
日産自動車は5月13日、グローバル全体で2万人を削減すると発表した。同社は経営再建計画 「Re:Nissan」を打ち立てており、人員削減もその一環となる。(2025/5/13)
モノづくり最前線レポート:
門真から世界に向けたモノづくりを実践、パナソニックのアビオニクス事業の実力
パナソニック コネクトのアビオニクス事業が大阪府門真市の中核拠点で会見を開くとともに、同拠点内の生産ラインを報道陣に公開した。本稿では機内エンターテインメントシステムの世界市場で大きな存在感を見せる同事業の新製品開発や生産ラインにおける取り組みを紹介する。(2025/5/13)
工場ニュース:
DMG森精機子会社、従来比約2倍の新工場でX線検査の需要拡大に対応
サキコーポレーションは、企業成長戦略の一環として奈良工場を、親会社であるDMG森精機の奈良事業所に隣接する場所へ移転、拡張した。従来比約2倍の生産能力で、X線検査の需要拡大に対応する。(2025/5/13)
「Switch 2」初年度売れ行き予想は1500万台 初動品薄でも生産可能? 任天堂・古川社長が回答
「Switch 2」の初年度販売台数の予想は全世界で1500万台──。任天堂が5月9日に行った決算説明会で、新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」についてこのように言及する場面があった。同社の古川俊太郎代表がその理由を説明した。(2025/5/9)
製造マネジメントニュース:
2025年度も減益予想のトヨタ、先を見通せずとも「軸をぶらさずじたばたしない」
トヨタ自動車は、2024年度(2025年3月期)連結業績に加えて、2025年度の業績見通しと重点取り組みについて説明した。(2025/5/9)
製造マネジメントニュース:
富士フイルムとタタ・エレクトロニクス、インドでの半導体材料製造で提携
富士フイルムは、タタ・エレクトロニクスとインドでの半導体材料の生産体制およびサプライチェーンの構築について提携する基本合意書を締結した。(2025/5/8)
電子ブックレット(FA):
ヤマ発、ミスミ、DMG森精機などスマート工場最前線2024まとめ
MONOistに掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、工場のスマート化に取り組み事例などをまとめた「スマート工場最前線2024まとめ」をお送りします。(2025/5/8)
"粉末"の「味ぽん」がドンキでバカ売れ、担当者が語る人気の秘密
液体調味料の常識を覆す「粉末味ぽん」が登場した。ドン・キホーテでわずか4日で完売するなど大反響を呼んだわけだが、人気の理由は?(2025/5/3)
あらためて取り組む中小製造業のIoT活用(5):
IoTで品質管理を強化するための手順と管理のポイント
本連載では、あらためて中小製造業がIoT導入を進められるように、成功事例を基に実践的な手順を紹介していく。第5回は、IoTを活用した品質管理の強化に向けて、検査結果や製造条件の収集/分析を行うための手順と管理のポイントを解説する。(2025/5/1)
日刊MONOist月曜版 編集後記:
トランプ関税は意外に日本が得をするシナリオも?
意外に日本が損をするシナリオだけではなさそうです。(2025/4/28)
ロボットビジネス:
総菜は誰がつくっているのか? 実はロボットかもしれません
総菜や弁当など「中食」の需要が高まる中、食品製造の現場では人手不足を背景にロボット導入が進んでいる。ポテトサラダの盛り付けや生八つ橋の仕分けなど、これまで自動化が難しかった工程にも……。(2025/4/27)
「当面はNintendo Switch 2を店頭販売しない」――任天堂が案内 その店舗はどこ?
「当面はNintendo Switch 2を店頭販売しない」――。任天堂がこのように案内している。その店舗は……?(2025/4/24)
「Switch 2」、第1回抽選は“相当数当選しない”──任天堂・古川社長が説明 日本だけで約220万人応募
「Nintendo Switch 2」の抽選販売への応募数は日本だけで約220万人──任天堂の古川俊太郎社長は、同社の公式X(@Nintendo)でそんな投稿を行った。(2025/4/23)
生産計画の基本と応用 需要予測からスケジューリングまでを解説
生産計画は生産プロセスの効率化に役立つ。本記事では、生産計画の重要性や、実際のプロセス、生産計画の種類について解説する。(2025/4/23)
製造マネジメントニュース:
アイリスオーヤマ、トランプ関税による中国生産リスクで米国内生産体制を強化
アイリスグループの米国現地法人IRIS USAは、米国政府による相互関税措置の影響で、輸入製品のコスト上昇や供給リスクが顕在化したことを受け、米国内工場の生産体制強化を目的とした設備投資を決定した。(2025/4/22)
25年度1Qも出荷額は高水準を予想:
ディスコの24年度は増収増益、5期連続で過去最高更新
ディスコの2024年度通期(2024年4月〜2025年3月)業績は、売上高が前年同期比27.9%増の3933億円、営業利益が同37.3%増の1668億円、利益率が42.4%といずれも過去最高を更新した。生成AI向けなどが引き続き堅調に推移した。(2025/4/18)
スマートファクトリー:
奈良で2030年700億円創出へ、DMG森精機が従来比4倍の自動化システム工場稼働
DMG森精機は、約90億円を投資して改装工事を行っていた奈良事業所の開所式を開催した。(2025/4/17)
ITmedia Virtual EXPO 2025 冬 講演レポート:
“真のメドテック”に向け、オリンパスが選んだサプライチェーン組織改革
アイティメディアは「ITmedia Virtual EXPO 2025 冬」を開催した。本稿では、その中から「『真のメドテック』へ――オリンパスが挑むサプライチェーン組織変革」をテーマとした、オリンパス 執行役 CMSOの小林哲男氏による講演内容を紹介する。(2025/4/11)
電動化:
鴻海のEVは「レファレンスデザイン」、自社ブランドでは販売せず
鴻海精密工業はEV事業の説明会を開いた。(2025/4/10)
FAニュース:
自動化プロジェクト再始動、FOOMA JAPAN 2025では海外向け認知策も強化
日本食品機械工業会は、食品製造の総合展示会「FOOMA JAPAN 2025」の概要を発表した。(2025/4/10)
メカ設計ニュース:
試作段階の問題を3Dデータでリアルタイム共有 不良コスト削減に貢献
ラティス・テクノロジーは、試作段階の問題点を設計部門と3Dデータでリアルタイムに共有し、不良コストの削減と設計品質の向上を支援する「問題点管理オプション」をリリースした。(2025/4/9)
産業動向:
丹青社と米Autodeskが戦略的提携を更新 BIM全社展開を経て次なるステージへ
丹青社と米Autodeskは、2022年に締結した「戦略的提携に関する覚書」を2.0に更新した。丹青社は、これまでにBIMの全部署での展開と実プロジェクトでの導入を進めてきた。新たな提携により、設計と制作のBIM連携を強化し、プロジェクトを横断したBIMデータ活用にも取り組む。(2025/4/3)
キユーピー社長に聞く「海外展開を加速した真意」 アジアや欧米に商機あり
キユーピー マヨネーズが100周年を迎えたキユーピーが、海外展開を加速させる構えだ。高宮満社長に、今後の展望をインタビューした。(2025/4/3)
ITmedia Virtual EXPO 2025 冬:
止まらないラインはなぜ最悪? 無線機メーカーが行う多品種少量生産の工程改善
製造業向けの国内最大級のオンラインイベント「ITmedia Virtual EXPO 2025 冬」で実施された、基調講演「『止まらないラインは、最悪?』無線のアイコムが目指すスマート工場」の内容を紹介する。(2025/4/4)
パナソニック電材事業の重要拠点ベトナム視察:
日本の70年代を彷彿とさせるベトナム パナソニック現地法人が電材など30年で売上高222億円
パナソニックのベトナム工場は、日本品質の電設資材や照明、室内空調機器の製造拠点として重要な役割を担っている。2014年の稼働開始以降、増築や新棟の建設に加え、生産プロセスでも自動化と内製化を進め、生産能力を強化。配線器具は従来の月産900万台から2030年度までに約1.8倍となる月産1600万台の量産体制を整備する。(2025/4/2)
パナソニックは「神様」の呪縛から脱却できるのか 新たに示した組織再編の課題
パナソニックホールディングスが、新たな組織再編を実施すると発表した。同社の歴史は、そのまま「組織再編の歴史」ともいえ、今度の施策がどのような結果を生むのか注目が集まる。何よりの課題は「神様」である松下幸之助の呪縛から脱却できるかといえそうだ。(2025/3/31)
北海道限定の“生食感”チェルシーが大ヒット 見た目をガラッと変えても、なぜファンを離さなかったのか
道南食品(北海道函館市)が2024年8月に発売した「北海道 生食感チェルシー」が売れている。ロングセラー商品の形を一変させたことに、厳しい意見も上がるのではないか。担当者は当初、そんな懸念も抱いていたというが――。(2025/3/25)
DellとNVIDIAのパートナーシップが深化
AI PC新モデルにもGPU「Blackwell」搭載 Dell×NVIDIAのAIインフラの進化とは
2024年のGTCで発表された「Dell AI Factory with NVIDIA」がさらに発展した。PCからサーバ、ストレージ、ネットワークまでインフラ全体を提供可能なDellの新たな製品群とは。(2025/3/24)
工場ニュース:
ベトナム2カ所目の光学製品の生産拠点稼働、2028年に生産能力を1.2倍増に
タムロンは、ベトナムで2カ所目の生産拠点となる「タムロンベトナム・ビンフック工場」の稼働を開始した。2026年に量産体制を確立し、2028年にフル稼働を開始することで、同社グループの生産能力は2024年比で約1.2倍増となる予定だ。(2025/3/21)
素材/化学メルマガ 編集後記:
自動化ライン構築企業の3Dプリンタ活用事例 80個超の小型パッケージ容器を生産
米国の菓子メーカーにおける米Markforged製3Dプリンタの導入事例についてつらつら語っています。(2025/3/21)
新規参入者への用語集としても活用できる:
全部説明できたらアジャイルマスター? 知っておきたいアジャイル用語34選
TechTargetは2025年1月13日、「知っておくべきアジャイル用語」に関する記事を公開した。アジャイルは、多くの開発プロジェクトの基盤となっている。この用語集をアジャイルの専門用語や概念を素早く確認できるレファレンスとして役立ててほしい。(2025/3/21)
「スマートエネルギーWeek 春 2025」:
ペロブスカイト太陽電池の最前線 製品化で先行する中国企業が大型モジュールを披露
ペロブスカイト太陽電池の開発は、どこまで進んでいるのか。「スマートエネルギーWeek 春 2025」では製品化で先行する中国メーカー各社が大型モジュールを展示し、大きな存在感を示していた。(2025/3/17)
「Next GIGA」で学習用端末はどう変わる? 「教育DX推進フォーラム」で見たPC/周辺機器メーカーの戦略
「GIGAスクール構想」で小中学校に導入された学習用端末のリプレースが2024年度から始まった。ピークは2025〜2026年度にかけてやってくるが、調達方法が変更されたこともあり、PCメーカーは自社を採用してもらおうとアピールに余念がない。周辺機器メーカーと合わせて、「2024年度 教育DX推進フォーラム」の出展内容からその動向を探ってみよう。(2025/3/14)
スマートアグリ:
国内スマート農業市場規模は約332億円、スマート田植え機システムが普及
矢野経済研究所は、国内のスマート農業市場の市場規模や参入企業の動向、将来展望について発表した。2024年度は可変施肥対応スマート田植え機システムなどの普及が継続し、市場規模は331億5400万円を見込む。(2025/3/11)
大谷翔平効果で「お〜いお茶」販売数量9%増 伊藤園副社長に聞く海外戦略
お〜いお茶はMLBと、ロサンゼルス・ドジャースとのパートナーシップ契約を締結した。海外展開の狙いと、国内トップシェアであり続けられる理由を、本庄副社長に聞く。(2025/3/4)
ディスプレイの低収益は「構造的な問題」:
「予想通り」赤字拡大のJDI、半導体パッケージング事業で収益確保へ
ジャパンディスプレイ(JDI)は、2024年度第3四半期(2024年10〜12月)の業績を発表した。売上高は前年同期比33%減の405億円、営業利益は同20億円減で83億円の赤字だった。当期純利益は同227億円減で319億円の赤字だった。(2025/2/17)
製造マネジメントニュース:
経営統合に至らなかった日産ホンダ、戦略的パートナーシップは維持
日産自動車とホンダは両社の経営統合に向けた検討に関する基本合意書を解約した。これに伴い、三菱自動車を含めた3社間での協業形態の検討も覚書を解約した。(2025/2/14)
製造マネジメントニュース:
OKIがリコーと東芝テックの合弁会社に合流 LEDプリントヘッド技術で競争力強化
リコーは東芝テックと設立した合弁会社のエトリア(ETRIA)に、新たに沖電気工業(OKI)が参画すると発表した。(2025/2/14)
工作機械:
牧野フライスが新事業計画を公表、2029年度までの5カ年計画
牧野フライス製作所は2025〜2029年度の事業計画を公表した。(2025/2/14)
国内生産は石川工場に集約:
JDIが主力の茂原工場の生産終了へ、eLEAPはファブレス展開を協議
ジャパンディスプレイ(以下、JDI)は、2026年3月をめどに液晶パネルの主力工場である茂原工場(千葉県茂原市)での生産を終了する。同工場は、売却を主眼とするAIデータセンターとしての活用を見込む。今後、JDIの国内生産は石川工場(石川県能美郡)に集約する方針だ。(2025/2/12)
電動化:
いすゞが米国に新工場、2030年に年間生産能力5万台
いすゞ自動車は米国サウスカロライナ州に生産拠点を新設する。(2025/2/12)
工場ニュース:
富士フイルムがベルギーの生産拠点にCMPスラリーの生産設備を導入
富士フイルムは、半導体材料事業をさらに拡大するため、ベルギーの生産拠点において、先端半導体材料であるCMPスラリーの生産設備を新たに導入するとともに、フォトリソ周辺材料の既存設備を増強する。(2025/2/7)
「日向坂46」人気メンバーの“写真展”作品の転売相次ぐ…… ギャラリー「規定違反」「法的措置も検討」
ギャラリーが注意喚起。(2025/2/6)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。