「アパ社長カレー」開発やプール命名権など話題 アパグループのアイデアマンに迫る
「常に勇敢に立ち向かうため、工夫し、勉強して進化させないといけない」。創業以来52期連続黒字、国内894のホテルを手掛けるアパグループの創業一族で専務、元谷拓さんは、強者ぞろいの一族にあって、「アパ社長カレー」などの企画力と、人の役に立つという精神を発揮して経営の一角を担う。(2024/12/17)
楽天モバイルが楽天グループの“5年ぶり四半期黒字化”に貢献 モバイル単体の黒字化も目前か
楽天グループが、5年ぶりの四半期黒字化を達成した。楽天モバイルは投資フェーズから成長フェーズに移行し、グループ内サービス利用の促進剤にもなっている。楽天モバイルユーザーのグループサービス増収額を反映した「エコシステムARPU」も伸びている。(2024/11/14)
製造マネジメントニュース:
レゾナックが半導体/電子材料事業好調で黒字、通期予想の営業利益も上方修正
レゾナック・ホールディングスは、2024年12月期第2四半期(1月1日〜9月30日)の売上高が前年同期比9%増の1兆275億円で、営業利益は589億円となり前年同期の赤字から黒字に転じた。(2024/11/14)
楽天の三木谷社長、イーロン・マスク氏“政権入り”にひとこと 四半期で5年ぶり営業黒字も
米国のドナルド・トランプ次期大統領によって、政府の支出削減や規制緩和などに関する「政府効率化省」(Department of Government Efficiency、略称はDOGE)のトップに起用されたことが分かったイーロン・マスク氏。同氏と親交を持つとされる楽天グループの三木谷浩史社長はグループの決算会見で、マスク氏の“政権入り”について触れた。(2024/11/13)
製造マネジメントニュース:
シャープの上半期は2022年以来の営業黒字、高付加価値路線が貢献
シャープは2025年3月期第2四半期の決算を発表した。(2024/11/13)
BEV普及の減速など:
ローム、一転通期赤字を予想 SiC投資にブレーキ
ロームは2024年度通期業績について、売上高を期初予想比300億円減の4500億円、営業利益を150億円の赤字(期初予想は140億円の黒字)、純利益を60億円の赤字(同140億円の黒字)にそれぞれ下方修正した。(2024/11/8)
希望退職の“キラキラネーム化”──黒字なのに人員整理に向かう企業の「ある事情」
2024年の春闘賃上げ率は33年ぶりの大幅なものでした。ある程度予想できたことですが、そのしわ寄せは中高年に及んできています。最近の希望退職募集の特徴として、「キラキラネーム」化していることと、黒字企業によるものが多いことが挙げられます。(2024/10/17)
代表者が高齢になるほど黒字企業率は低下、70代以上の黒字企業率はコロナ禍を下回る
東京商工リサーチが行った「代表者の年代別財務分析」で、代表者が高齢になるほど企業の業績は悪化する傾向が強いことがわかった。2023年度の黒字企業率1位は、代表者が「40歳代」の企業だった。(2024/9/18)
オムロン、資生堂も……増える「黒字リストラ」 働き手には“チャンス”なのか?
2024年に入り、早期退職者を募集する企業が増えている。人員整理はネガティブなイメージ一色だったが、今は人員整理を行う企業にかつてほどの悲壮感は感じられない。「リストラ」のイメージが以前よりネガティブでなくなったのはなぜなのか、それは働く人にとって本当にチャンスなのか、考えてみたい。(2024/8/21)
製造マネジメントニュース:
レゾナックが黒字転換、通期予想も上方修正
レゾナック・ホールディングスは、2024年12月期第2四半期(1月1日〜6月30日)の売上高が前年同期比8.5%増の6685億円で、営業利益は同411億円改善の280億円となり前年同期の赤字から黒字に転じた。(2024/8/15)
楽天モバイルの赤字幅が縮小、プラチナバンドは前倒しでエリア化 三木谷氏は「若年層の利用増」もアピール
楽天グループが、2024年12月期第2四半期の連結決算を発表した。楽天モバイル事業が順調で、マーケティング費用を除いたキャッシュフローで黒字化を達成。プラチナバンドは前倒しで積極的に設置していくとした。(2024/8/10)
顧客在庫正常化や需要回復が寄与:
キオクシアの24年度1Qは売上高が過去最高、純損益も黒字転換
キオクシアホールディングス(以下、キオクシアHD)は2024年8月8日、2025年3月期(2024年度)第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比70.6%増の4285億円と四半期として過去最高を更新した。純利益も前年同期の1031億円の赤字から、698億円の黒字に転換した。(2024/8/9)
ソフトバンク宮川社長が語る「経済圏の戦い」「PayPay黒字化」 “AIスマホ”への思いも
ソフトバンクは8月6日、2025年3月期第1四半期の連結決算を発表した。全セグメントにわたって増収増益となり、特に決済サービスのPayPayは連結後初の黒字化を達成した。モバイル事業については、ドコモの新料金プランや楽天モバイルの躍進について宮川潤一社長がコメントした。(2024/8/6)
PayPay初の黒字化達成、「想定より早かった」とソフトバンク宮川社長 IPOは「急がない」
ソフトバンクの宮川潤一社長は6日、決算会見の席上で関連子会社のPayPay社が四半期ベースで初めて黒字転換したと報告した。(2024/8/6)
独立した「デイリーポータルZ」黒字化 サイト22年の歴史で(ほぼ)初
今年1月に独立した「デイリーポータルZ」が、約3カ月で黒字化した。過去に黒字だったのは2010年6月のひと月だけ。それ以前も以降もずっと赤字運営だったが、今回初めて、黒字が数カ月続いている。(2024/8/2)
イチから分かる! 楽しく学ぶ経済の話(9):
企業が黒字になった分だけ家計の黒字が減る? 「資金過不足」の推移で確かめる
勉強した方がトクなのは分かるけど、なんだか難しそうでつい敬遠してしまう「経済」の話。モノづくりに関わる人が知っておきたい経済の仕組みについて、小川さん、古川さんと一緒にやさしく、詳しく学んでいきましょう!(2024/6/24)
23年度決算も大幅赤字:
シャープがディスプレイ事業を「縮小」、黒字化最優先で再起を図る
シャープの2023年度決算は、売上高が前年比8.9%減の2兆3219億円、営業損益が203億円、最終損益が1499億円と大幅赤字だった。ディスプレイデバイスの不振が影響したもので、同社は「今後は黒字化に向けて、デバイス事業を縮小する」と発表した。(2024/5/22)
シナジーを生かせるか:
武藤敬司「システム全体を変えたほうがいい」 サイバーエージェントがプロレスに本腰
サイバーエージェントがプロレス事業で業界トップを目指そうとしている。同社のプロレス事業子会社「CyberFight」社長に、サイバーエージェント 執行役員副社長の岡本保朗氏が就任する。いかにして黒字化を目指すのか?(2024/5/21)
足元では市況回復、AI関連も期待:
キオクシアの23年度は過去最大の2437億円赤字、4Qは黒字転換
キオクシアホールディングスの2023年度通期連結業績は、売上高が前年度比2055億円減の1兆766億円、営業利益は同1537億円減で2527億円の赤字、純利益は同1056億円減で2437億円の赤字だった。赤字は2期連続で、赤字額は過去最大だ。(2024/5/15)
楽天モバイルは単月黒字化目前に ローミング+プラチナバンドで通信品質向上にも尽力
楽天グループは2024年12月期第1四半期決算を発表した。売り上げは第1四半期としては過去最高を記録してグループ全体では好調。懸案の楽天モバイルも増収と損失改善が続いていて「黒字化目前」だと三木谷浩史会長はアピールする。(2024/5/14)
黒字企業で早期・希望退職者の募集が増加、対象者は前年比で3倍超に 業種別の最多は?
東京商工リサーチが調査結果を発表した。(2024/5/2)
「ABEMA」含むメディア事業、初の四半期黒字に サイバーエージェント、24年9月期2Q決算は増収増益
サイバーエージェントは4月24日、2024年9月期第2四半期決算を発表した。連結の売上高は4082億500万円(前年同期比12.4%)、営業利益は273億5500万円(同56.0%)、純利益は98億6600万円(同240.4%)の増収増益となった。2Q単体では、売上高が2151億円(同10.0%増)で過去最高、営業利益は210億円(同12.2%)と8四半期ぶりに200億円を超えたという。(2024/4/24)
障害者雇用も「ちゃんと稼ぐ」 DMMの専門組織「BC部」が黒字を実現できたワケ
DMM.comでは専門部署「ビジネスクリエーション部」立ち上げ、障害者雇用に力を入れている。22年度には初めて部署で黒字化(人件費と販管費を上回る売り上げを上げた状態)を達成。この黒字化を達成するまでには、障害者雇用において解消すべきさまざまな課題があったと、BC部の梶進一部長は話す。(2024/3/29)
石野純也のMobile Eye:
楽天モバイルの家族割引で感じた2つの不安要素 「解約抑止」と「黒字化」を両立できるか
家族や複数回線、光回線の契約といった条件付きの割引は提供してこなかった楽天モバイルが、「最強家族プログラム」を提供する。もとの料金が安いため、そこからさらに値下げになるインパクトは大きい。ただし解約抑止効果があるかは未知数だ。(2024/2/17)
半導体市場の悪化影響を強く受け:
レゾナックの23年度通期は減収減益で純損失190億円、24年度は黒字転換へ
レゾナックの2023年度通期(2023年1〜12月)業績は、売上高が前年比7.5%減の1兆2889億円、営業利益は同655億円減で38億円の赤字、純利益は同514億円減で190億円の赤字となった。(2024/2/16)
赤字改善の楽天モバイル、24年は800万から1000万契約を視野に 単月黒字化に向けた秘策も?
楽天グループの2023年度通期の連結業績は、3394億円の赤字だったが、モバイル事業の赤字は回復傾向にある。2024年は契約者数800万から1000万、月次EBITDA黒字化を目指す。ARPU向上のための施策も考えているという。(2024/2/14)
アリババからAIへ、シフト鮮明に 四半期ベース黒字転換を果たしたソフトバンクG
ソフトバンクグループの第3四半期に純利益9500億円と黒字転換を果たした。後藤芳光CFOは「久しぶりの四半期ベースの黒字。ほっとしている」と安堵の表情をみせた。(2024/2/9)
ソフトバンク、モバイル事業は前倒しで黒字化 宮川社長は“楽天モバイルの支援”にも言及
ソフトバンクは2月7日、2024年3月期第3四半期決算を発表した。国の要請による「携帯4割値下げ」以降、赤字続きだったモバイルの売上高がこの第3四半期に反転して増収に。質疑応答では、プラチナバンドを獲得した楽天モバイルを支援する意向を宮川社長が示した。(2024/2/7)
建設業の倒産件数が2023年に急増 「黒字倒産」もチラホラ 地域別で最も多かったのは?
帝国データバンクが建設業の倒産状況を調査した結果を発表した。2023年は前年比で30%を超え、ここ10年で2番目の水準となった。(2024/1/17)
磯部孝のアパレル最前線:
三陽商会「バーバリーショック」から復活? 7期ぶり黒字の裏側
三陽商会の2023年2月期連結業績は、売上高が582億円(会計基準変更前の前期は386億円)、営業損益が22億円の黒字(同10億円の赤字)、純損益が21億円の黒字(同6億6100万円の黒字)となった。本業のもうけ=営業損益が黒字になるのは7期ぶりで、「バーバリー」のライセンス事業を失って以来初となる。(2023/12/22)
楽天モバイル、2024年末までに800万回線突破で黒字化を目指す SPUは「多くの方々にはアップグレードになる」と三木谷氏
楽天モバイルは赤字が続いているが、営業利益は改善している。700MHz帯の獲得や新ローミング契約でネットワークの品質も改善していく。契約者数と売上アップのためには、「楽天グループのエコシステムのベネフィットを最大に活用していく」(三木谷氏)という。(2023/11/9)
悲願のIPOへ:
ソフトバンクG「反転攻勢の切り札」アームは上場間近 3Q連続赤字もファンド事業は黒字に
ソフトバンクグループは8月8日、2023年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)の最終損益が4776億円の赤字と、3四半期連続で赤字だったと発表した。(2023/9/5)
2025年度の黒字化目指す:
JDI決算は赤字継続、技術開発で再起図る
ジャパンディスプレイの2023年度第1四半期業績は、売上高が前年同期比7%減の530億円。営業損益が同70億円減で139億円の赤字、純損益が同72億円減で122億円の赤字となった。「eLEAP」などの独自技術開発で黒字化を目指す。(2023/8/18)
メルカリ、売上と純利益が過去最高 GMVは1兆円規模に 生成AIやLLM「年内に何らかの実装」
メルカリが10日に発表した2023年度6月期連結決算は、売上高が前年同期比17%増の1720億円、純利益は130億円の黒字といずれも過去最高を記録した。(2023/8/10)
楽天モバイルは789億円の赤字もコスト削減を徹底 三木谷氏「黒字化して国内ナンバーワンキャリアに」
楽天モバイルの2023年度第2四半期業績は、789億円の赤字。契約数は7月に入って491万に達し、解約率は低下している。2023年は「フェーズ2」に位置付けており、コストの最適化を図って黒字化を目指す。(2023/8/10)
Amazon決算、増収黒字転換 AWSの成長は鈍化も生成AIで強化中
Amazonの4〜6月期決算は、2桁増収で黒字に転換した。AWSの成長は鈍化しているものの、予想を上回る売上高だった。ジャシーCEOはAWSを生成AIで強化していると語った。(2023/8/4)
損失は前四半期から35億円の改善:
太陽誘電の23年度1Q、回復傾向も黒字転換には至らず
太陽誘電の2024年3月期第1四半期(2023年4〜6月)決算は、売上高が前四半期比0.2%増の726億1200万円、営業損益が5億7700万円の赤字だった。中国系スマートフォン向けの売り上げが好調も、情報インフラ/産業機器向けの在庫調整によるマイナス影響を受けた。(2023/8/4)
23年度1Qは過去最高益を更新:
世代転換戦略が好調、ニデックのE-Axleが初の黒字化
ニデックの2023年度(2024年3月期)第1四半期決算は、売上高が5660億5500万円、営業利益は601億5200万円と増収増益だった。トラクションモーターシステム「E-Axle」の収益改善や前年度に実施した固定費削減が奏功した。(2023/7/25)
「Twitter Blue」も名前変わる? 公式アカウントに変化
「Twitter Blue」公式Twitterアカウントの名前が「Blue Subscription」に変わった。アイコンも、黒字にXマークの新ロゴに切り替わっている。(2023/7/24)
マネフォ決算、Fintechサービスが2年で売上高3.4倍 24年11月期のEBITDA黒字化にも死角なし
マネーフォワードの業績が好調だ。売上高もSaaS ARRも期初見通しの上限レンジを超え、年間計画を上方修正した。また、次の事業の柱として期待するFintechサービスが急成長。2年で売上高3.4倍になっている。(2023/7/19)
東京商工リサーチ調べ:
“ジューンブライド”復活なるか 結婚式場の6割が黒字も、加速する競争
東京商工リサーチが結婚式場業の業績を調査したところ、2022年の売上高合計は2903億8400万円(前期比44.0%増)だった。婚礼取扱件数が増加した上場企業を中心に、コロナ禍前の19年(3815億8300万円)の7割強まで回復している。(2023/6/9)
【リテールDX】心理的安全よりもまえに「そもそもそれはなぜ?」:
ドムドム「3期連続黒字」に見る「人がついてくる組織、意見を出す組織」
いまいる人材のポテンシャルを最大限に引き出して成果につなげるには、組織全体の風通しの良さが重要。言葉ではわかっていても、どう行動すれば風通しが良くなるのかは成功した人に聞かなければ分からないことも多い。危機的な状況から一転、3期連続の黒字達成を実現して躍進する企業に、組織の変え方を聞く。(2023/6/5)
スピン経済の歩き方:
幸楽苑の“低迷”はどうなる 「安くてうまいものを提供する」ビジネスの行方
幸楽苑ホールディングスの業績が低迷している。コロナ禍で苦戦していた外食産業は多いが、ライバルの日高屋は黒字化。このほかにも復活しつつある店が増えている中で、幸楽苑はどのような手を打てばいいのだろうか。(2023/5/30)
Amazon決算は増収黒字化 AI活用でAWSや広告が順調とジャシーCEO
Amazonの1〜3月期決算は、売上高は9%増、純利益は黒字となった。AWSと広告が2桁台の成長。ジャシーCEOはAWSに「独自のMLチップ採用でLLMや生成AIを使いやすくすることで顧客関係の構築を優先している」と語った。(2023/4/28)
妄想する決算「決算書で分かる日本経済」:
売上大幅減なのに6年ぶり最終黒字 ミニストップ浮上のカギは「トップバリュ」と「ベトナム」
決算書から日本経済を読み解く本連載。今回は業界4位のコンビニチェーンを運営するミニストップを取り上げていきます。直近の23年2月期では、売り上げを大きく減らしながら6期ぶりの純利益黒字化を達成しています。なぜでしょうか?(2023/4/28)
Google親会社のAlphabet、増収減益 YouTube広告不調もクラウドは初の黒字
Google親会社Alphabetの1〜3月期決算は前四半期に続けての増収減益。主力の広告が不調でYouTube広告は3四半期連続の減益。クラウド事業はセグメントとして開示するようになって初の黒字になった。(2023/4/26)
「四方よし」の肝:
アパホテル元谷専務に聞く 赤字だったプール事業を黒字化した一手
アパホテルの新たな可能性を引き出し続けているのが、アパホテル社長の次男・元谷拓専務だ。アパ社長カレーやポカリスエットプールなどを企画・プロデュースする。(2023/3/31)
IT産業のトレンドリーダーに聞く!(Dynabook 後編):
2023年度の黒字転換に向けて取り組んだこと Dynabook 覚道社長 兼 CEOの悩みと覚悟
コロナ禍以降も、経済環境や社会情勢が激変する昨今。さらに急激な円安が進む中でIT企業はどのような手を打っていくのだろうか。大河原克行氏によるインタビュー連載のDynabook 後編をお届けする。(2023/3/28)
沖縄・宮古島:
売り上げ1億5000万円、460人集落の「共同売店」が黒字経営を続けるワケ
黒字経営を続ける沖縄県宮古島の共同売店「狩俣マッチャーズ」のノウハウを学ぼうと、意見交換会があった。コンビニの出店や集落の過疎化が進む中、共同売店が地域で果たす役割や将来像について考えた。(2023/3/7)
妄想する決算「決算書で分かる日本経済」:
全国旅行支援で「宿泊料が高止まり」──ドーミーイン、稼働率は“復活”せずとも黒字転換できたワケ
決算書から日本経済を読み解く本連載。今回はホテル「ドーミーイン」を運営する共立メンテナンスを取り上げます。2022年10月に全国旅行支援が始まったことで、宿泊料金は高止まりしており、ホテル業界全体がこれまでの苦境から一転して、好調の模様です。(2023/3/7)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。