20位に食い込んだシャープ:EE Times Japan Weekly Top10
EE Times Japanで2015年8月8〜14日に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!
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1位は「重さ60gの超小型ノートPC用ACアダプタを開発」、2位は「AMDは上位20社圏外に、シャープはランクイン」、3位は「ニコンが展望する10nm以下のリソグラフィ技術(前編)」がランクインしました。
2位の記事は、2015年第2四半期における半導体メーカー売上高ランキングを取り上げたものです。AMDが20位の圏外に落ち、シャープが20位に食い込みました。シャープの2015年4〜6月期における最終損益は、339億円の赤字となっています。その同社が20位に入るのは予想外でした。
今回20位圏外となったのはAMDとNVIDIAで、代わってランクインしたのはシャープと台湾UMCとなっています。「シャープが赤字2223億円、カンパニー制や3500人削減など新中期計画」もお読みください。また巨額の赤字からようやく黒字となったルネサス エレクトロニクスの記事「ルネサス、発足以来初の最終黒字824億円を計上」「相次ぐリストラ、問われる真価――ルネサス 2014」も、おすすめです。
今回は、3位と5位にプロセス技術関連の記事がランクインしました。3位のニコンの記事は前編ですが、後編をこちらに公開しています。後編では、ArF液浸露光技術とEUV(極端紫外線)露光のコストを比較しています。どんな結果になっているのか、ぜひ本稿をお読みください。「「ムーアの法則」継続の鍵となるか、Si/III-V族の“ハイブリッド”ナノワイヤ」「ARMから見た7nm CMOS時代のCPU設計」も、ぜひご覧ください。
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