Marvell Technologyは同社のカンファレンスで「当社はエンドツーエンドのコネクティビティメーカーだ」と述べた。AIがさらなる発展を遂げるためには、演算能力だけでなく、コネクティビティの性能も向上させていく必要があると強調する。
Majeed Ahmad()
Nordic Semiconductor(以下、Nordic)は2025年12月、Bluetooth Low Energy(BLE)対応の無線SoC(System on Chip)「nRF54LV10A」を発表した。1.5Vの酸化銀コイン電池で直接駆動可能な低電圧設計と、シリーズ最小サイズを有し、ヘルスケア用途に適するとしている。
杉山康介()
ルネサス エレクトロニクスが、Arm Cortex-Mコア搭載の32ビットマイコン製品群「RAファミリー」の新製品で、スマート家電やIoT用途向けの「RA6シリーズ」を発表した。Wi-Fi 6の2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応品と、それに加えてBluetooth Low Energy(LE)にも対応した製品をそろえる。
浅井涼()
NTTは、窒化アルミニウム(AlN)系高周波トランジスタの動作に「世界で初めて」(同社)成功したと発表した。これまで困難とされてきた高アルミニウム(Al)組成での高周波動作を低抵抗構造の設計によって実現したものだ。ミリ波帯における信号増幅が可能で、ポスト5G時代の無線通信サービスの向上が期待される。
浅井涼()
アナログ・デバイセズ(ADI)は「マイクロウェーブ展 2025」に出展し、同社製品によるRFソリューションを紹介。ISAC(無線とセンシングの融合)のデモンストレーションや開発中のBLEモジュールの展示などを行った。
杉山康介()
NTTは2025年11月19〜21日、25〜26日にかけて、最新のR&D関連の取り組みを紹介する「NTT R&Dフォーラム2025」を開催中だ。基調講演「光技術によるコンピューティングの革新」では、IOWN構想によるコンピュータの光通信化について語った。
杉山康介()
Nordic Semiconductorは「EdgeTech+ 2025」に出展し、超低電力ワイヤレスSoC(System on Chip)「nRF54シリーズ」を使ったAI対応電動歯ブラシや、パワーマネジメントIC(PMIC)「nPMシリーズ」採用の充電不要スマートリングなどを展示した。
杉山康介()
京セラは、2026年1月に米国ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2026」に出展する。同社はそれに先立ってプレス向けの説明会を開催し、水中光無線通信技術や3眼AI測距カメラなどの出展内容を紹介した。
浅井涼()
Bluetooth SIGは2025年10月16日、記者説明会を開催し、Bluetoothの2025年現在の市場動向や、今後のロードマップについて解説。ハイレゾ、ロスレスオーディオの標準規格策定やHDT化を2026年10月ごろに行う予定であることを明かした。
杉山康介()
東京理科大学の研究グループは、光ファイバー内の希土類原子を1つだけ選択的に励起し、単一光子を生成することに成功した。光を用いた量子通信ネットワークにおいて高効率の伝送が可能となる。
馬本隆綱()
Quectel Wireless Solutionsは「CEATEC 2025」で、1cm以下の高精度測位が可能なマルチバンドGNSSモジュールや、LTE Cat.1 bis対応モジュールの日本対応版などを展示した。GNSSモジュールを用いて、RTK(Real Time Kinematic)サービスを低価格で提供することを目指す。
村尾麻悠子()
NTT東日本と三菱電機、CC-Link協会(CLPA)は、産業用ネットワーク「CC-Link IE TSN」を搭載した産業用機器同士をIOWN APN(アイオン・オールフォトニクスネットワーク)で結び、遠距離間でのリアルタイム通信に成功した。最大1600km離れた場所に設置された機器をリアルタイムに監視/制御できることを確認した。
馬本隆綱()
シャープは「CEATEC 2025」で、5G 非地上系ネットワーク(NTN)通信に対応した低軌道(LEO)衛星通信ユーザー端末の試作機を紹介した。LEO衛星通信は現在各社が独自の通信方式で開発しているが、5G NTN通信を利用することで標準化を進められる。
浅井涼()
超広帯域(UWB)無線通信技術に注力するQorvoは、2025年に車載向けと民生/産業機器向けの2種類のUWB SoC(System on Chip)を発表した。車載グレードの「QPF5100Q」は256KバイトのSRAMと2Mバイトのフラッシュメモリを搭載し、置き去り防止などの用途にもワンチップで対応できる。
浅井涼()
現在、仕様策定が進んでいるPCI Express 8.0。同規格ではPCI Express 7.0の帯域を倍増させることが明らかになっている。だが、その鍵になる技術については実現の見通しが甘い部分があるのは否めない。どういうことか、解説しよう。
大原雄介()
東北大学と情報通信研究機構(NICT)は、量子もつれ光子の伝送経路を低損失で偏光状態によらず切り替えられる「光子ルーター」を開発し、その動作実証に成功した。
馬本隆綱()
京セラは、京セラSLDレーザー製のGaNレーザーを搭載した水中光無線通信システムを試作し、実海域における実証実験で750Mビット/秒(bps)という世界最速レベルの高速通信に成功した。水中ドローンとの通信など次世代海洋IoTの実現に向け、通信速度をギガレベルまで高めながら、2027年までに同システムの実用化を目指す。
馬本隆綱()