Analog Devices(ADI)が展開する「E2B」は、車載ネットワークを容易にイーサネット化できる技術だ。ソフトウェア定義自動車(SDV)の実現に向け、ゾーンアーキテクチャへの移行における課題を解決する技術だとADIは意気込む。
村尾麻悠子()
佐賀大学とJVCケンウッドが、次世代の高周波パワー半導体として期待されるダイヤモンド半導体の社会実装に向けた共同研究を開始する。佐賀大学は、JVCケンウッドから共同研究契約を通じた支援を受け研究を促進するとともに、JVCケンウッドに主にマイクロ波帯、ミリ波帯通信用半導体の技術情報を提供する。
永山準()
今回は、高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)の無線通信用周波数帯域の再編成について解説する。
福田昭()
今回は、「協調型自動運転」に関する通信技術を解説する。協調型自動運転を支える通信技術は主に2つある。「V2X(Vehicle-to-Everything)」と「V2N(Vehicle-to-Network)」だ。
福田昭()
シリコンフォトニクスを手掛けるLightmatterが、新しい光インターコネクト技術を発表した。単一パッケージで最大256TbpsのI/Oを実現できるという。
Sally Ward-Foxton()
情報通信研究機構(NICT)は、ソニーセミコンダクタソリューションズと共同で、光ファイバー通信に向けた1550nm帯用面発光レーザー(VCSEL)を開発した。光ファイバー通信向け光源の小型化や低消費電力化、低コスト化が可能となる。
馬本隆綱()
早稲田大学の研究グループは、テラヘルツ帯に対応した無線通信システムを試作し、286.2GHz帯を用いたOFDM無線伝送としては世界トップクラスとなる72.4mの伝送距離を実現した。
馬本隆綱()
東京科学大学は、ビーム数を従来の2倍にできる衛星通信機用「無線チップ」を開発した。衛星通信のさらなる高速化や通信エリアの拡大などが可能となる。
馬本隆綱()
Marvell Technology(以下、Marvell)が、同社の車載イーサネット事業を25億米ドルでInfineon Technologies(以下、Infineon)に売却する。Marvellは注力するデータセンター事業に開発資源を投入し、競争力を強化していく方針だ。
永山準()
TOPPANエッジとSinumy、三菱HCキャピタルは、顔認証機能とBluetooth技術を組み合わせた「スマート認証」の実証実験を、三菱HCキャピタルのオフィスで2025年3月末から始めた。ハンズフリーで利便性が高く、認証時間も1秒未満と速い。
馬本隆綱()
情報通信研究機構(NICT)未来ICT研究所とアストロデザイン、フジクラは、新たに開発したマルチコアファイバーケーブルを用いた伝送ユニットを、非圧縮8K映像システムに実装し、安定したシステム動作を実現した。
馬本隆綱()
KDDI総合研究所と東芝デジタルソリューションズは、量子鍵配信(QKD)方式の暗号鍵と33.4Tビット/秒の大容量データ信号を、1心の光ファイバーで80km伝送することに初めて成功した。従来技術に比べ伝送容量は約3倍、伝送性能指数(容量距離積)は約2.4倍という高い性能を実現した。
馬本隆綱()
2025年3月にスペイン バルセロナで開催された世界最大級のモバイル技術展示会「Mobile World 」では、通信業界のリーダーたちが結集してコネクティビティの未来について議論し、同分野の課題やチャンスを明らかにした。
Pablo Valerio()
早稲田大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、テラヘルツ領域に対応する無線通信システムを試作、4.4kmの通信距離に対し伝送速度4Gビット/秒という大容量伝送に成功した。
馬本隆綱()
村田製作所は、非地上系ネットワーク(TNT)とセルラーLPWA(Low Power Wide Area)の両方で、Skylo Technologiesの認証を取得した小型通信モジュール「Type 1SC-NTN」を開発した。ウェアラブル機器やトラッキング機器などの用途に向ける。
馬本隆綱()
マグナ・ワイヤレスと大阪大学、情報通信研究機構(NICT)は、遅延時間を従来の50分の1に短縮できる「ポスト5G対応半導体チップ」を共同開発した。産業分野におけるローカル5Gの普及を視野に入れており、マグナ・ワイヤレスが2025年度中に製品化する。
馬本隆綱()