海外医療技術トレンド(123):
欧州が運用を開始するAI法は医療分野と調和できるか、量子技術との融合にも注目
本連載第116回で欧州保健データスペース(EHDS)を取り上げたが、2025年8月2日に汎用目的人工知能(GPAI)に関わるAI法のルールが適用開始となった欧州では、量子技術との融合に向けたアクションが本格化している。(2025/9/12)
PLCの現在 過去 未来(2):
130人の声が示すPLCの“現在地” 製造現場が抱える課題、期待を分析
本稿では、34年間PLCと共に歩んできた筆者の視点から、全3回にわたって今、PLCが迎えている重要な転換期を読み解きます。今回は、アンケートに寄せられた130人の声を基に、PLCの現在地を探ります。そして、製造現場がPLCに対して抱える課題、期待を分析します。(2025/9/11)
ロボット開発ニュース:
多関節ロボットの姿勢制御を高精度化する量子技術を開発
芝浦工業大学、早稲田大学、富士通は、量子コンピュータを活用して多関節ロボットの姿勢を効率よく制御する手法を開発した。複数の関節を持つロボットの逆運動学計算の解を効率的かつ高精度に導けるようになる。(2025/9/10)
「言葉」が武器になる時代 プロンプトインジェクション成立の流れを徹底深堀り
近年、生成AIを標的にした新たな攻撃が続々と登場している。特に自然言語で巧妙に設計した入力(プロンプト)によって生成AIをハックするプロンプトインジェクションには要注意だ。この攻撃が成立する流れを徹底的に深堀りする。(2025/9/3)
94歳・人間国宝「野村万作」を“未来へ運ぶ” 狂言を広げる映画『六つの顔』の顧客接点
伝統芸能である狂言を、より多くの人に、より長く楽しんでもらうにはどうすればいいのか――。現在公開中の人間国宝・野村万作を追ったドキュメンタリー映画『六つの顔』によって、いかにして伝統芸能を届けようとしているかを、監督の犬童一心氏と、企画・制作を担当した万作の会取締役の野村葉子氏に聞いた。(2025/9/3)
Innovative Tech:
スパコンより“100恒河沙”倍(10の54乗倍)高速 量子コンピュータ「九章4.0」を中国チームが発表
中国科学技術大学を中心とする研究チームは、これまでで最大規模となるフォトニック量子コンピュータ「九章4.0」(Jiuzhang4.0)を開発し、従来の古典スーパーコンピュータでは事実上不可能な計算を瞬時に実行できることを実証した研究報告を発表した。(2025/8/28)
EGセキュアソリューションズが2025年4〜6月の攻撃動向を分析:
ECサイトを狙うサイバー攻撃の手口 1位は「SQLインジェクション」
ECサイトからの情報漏えいや個人情報流出といったニュースは後を絶たない。EGセキュアソリューションズの調査によると、2025年4〜6月にかけてECサイトを狙ったサイバー攻撃の手口の1位は「SQLインジェクション」だった。(2025/8/21)
マテリアルズインフォマティクス:
量子化学技術で素材開発の「壁」を壊す! 新プラットフォームでリードタイム短縮
新しい薬や素材の開発に欠かせない分子設計。この分野で期待される量子コンピュータの活用は、コストや人材の課題からまだ普及が進んでいない。そんな中、三井物産、Quantinuum、QSimulateの3社は、これらの課題を解決する新たな量子古典ハイブリッドプラットフォーム「QIDO」の提供を開始した。(2025/8/20)
知財流出では済まない盗難のリスク
「AIモデル泥棒」のデータ漏えいでは済まない“真の恐ろしさ”とは
AI技術が急速に進化する一方で、深刻化しているのがAIモデルの盗難リスクだ。企業にとって重要な知的財産であるAIモデルが盗まれると、機密情報の漏えいや風評被害など甚大な影響が及ぶ可能性がある。(2025/8/6)
研究開発の最前線:
機械学習を活用した原子シミュレーションで、核燃料の高温物性を解明
日本原子力研究開発機構は、機械学習(ML)を用いた原子レベルのシミュレーション技術により、酸化物核燃料が高温環境下で示す、急激な比熱上昇の原因を明らかにした。比熱異常は、酸素原子の一部が液体のように動く「部分的液体化」に起因することが分かった。(2025/7/29)
“青空文庫に特化したAIチャット”公開、文豪になりきっての回答も 「李徴が虎ではなく、ハムスターになっていたら?」と聞いてみたら……
「『山月記』の李徴が虎ではなく、ハムスターになっていたら?」――そんな無茶振りにも応えてくれる、“文学特化型”のAIチャットサービス「Humanitext Aozora」が登場した。(2025/7/24)
Microsoft幹部が語る量子コンピューティング【前編】
さらば「NISQ」 Microsoftが目指す“ノイズなし量子コンピューティング”とは
非常に高度な分析を可能にする技術として「量子コンピューティング」がある。Microsoftはその課題の一つであるエラー発生の解決に取り組んでいる。同社幹部に施策を聞いた。(2025/7/21)
EDS工程のセットアップロス削減:
半導体製造工程に「量子技術」を本格導入、ロームなど
ロームとQuanmaticは、EDS(Electrical Die Sorting)と呼ばれる半導体製造工程の一部に量子技術を導入し、EDS工程セットアップ時のロスを従来比で40%も削減した。「大規模な半導体製造工程に量子技術を本格導入するのは世界で初めて」(ローム)という。今後、前工程への導入も検討していく。(2025/7/14)
職人の年収が低い──沖縄の伝統工芸の課題に、社員100人のIT会社はどう挑んだ?
沖縄の伝統工芸の1つ「琉球紅型」は、職人の年収が低いという課題を抱えていた。この課題に、社員100人のIT会社が取り組んだという。(2025/7/14)
AMDのデータセンター向けGPU「Instinct MI350シリーズ」って? 歴史と構造、シリコンなどをチェック!
AMDが新型のデータセンター向けGPU「Instinct MI350シリーズ」を発表した。どのようなGPUなのか、そのあらましを見てみよう。【訂正】(2025/7/11)
PR:Windows 10サポート終了 入れ替えるならセキュリティ対策万全のHPのAI PC
(2025/7/7)
「AI社外取締役」爆誕へ 孫子の知識体系をプリセットした永遠の42歳、三谷産業のアドバイザーに
三谷産業は3日、バーチャルヒューマン「北斗泰山(ほくとたいざん)」が「AI社外取締役」候補に内定したと発表した。「孫子」にまつわる知識体系をプリセットした東洋思想の専門家だという。(2025/7/3)
Merkmal:
ロボットに「敬意」払う日本人、「使い倒すもの」と考える西洋人 この違いはどこから?
ロボットやAIに対する日本人の独特な敬意が、自動運転技術の普及に新たな可能性を示す。日米600人の実験で判明した日本人の非利己的行動は、誠実さを重視する文化的背景に由来。こうした感性は、東京が世界に先駆けて自動運転タクシーを普及させる土台となり得る。(2025/6/29)
金融機関が熱い視線
「量子コンピュータ」の商用化はすぐそこ? “量子AI”で見えてきた活用例
驚異的な計算能力を持つ量子コンピュータは、さまざまな分野の複雑な課題を解決する能力を秘めており、AI技術との組み合わせによる強化事例も登場した。どのような場面での実用化が想定されるのか。(2025/6/28)
「生成AIで競馬予想」って勝てるの? AI予想歴20年のベテランに聞く最新の勝ち方と、宝塚記念の結果
生成AIの登場で変化したAI競馬予想の世界。最新状況を、AI競馬予想歴20年のベテラン「ヤナシ社長」に聞く。(2025/6/19)
量子コンピューティング時代のネットワーク
Ciscoが発表した「量子ネットワーク用チップ」は何が画期的なのか?
Cisco Systemsは、量子ネットワーク戦略の一環として、新たな量子もつれチップの開発を発表した。量子ネットワーク用チップの仕組みと同社の量子ネットワーク戦略について解説する。(2025/6/16)
社員の実力を最大限発揮させるために必要な、経営者の考え方
データ活用は業務の効率化や収益増だけでなく、従業員の働き方や給与の見直しにもつながる。(2025/6/6)
CAE解析とExcelを使いながら冷却系設計を自分でやってみる(8):
時々刻々と変化する温度分布
CAE解析とExcelを使いながら冷却系の設計を“自分でやってみる/できるようになる”ことを目指す連載。連載第8回は、非定常熱伝導問題に取り組む。(2025/5/26)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
まるで“ファンミーティング”な熱気 NVIDIA基調講演でフアンCEOは何を語ったのか?
COMPUTEX TAIPEI 2025開幕の前日、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOが基調講演を開催した。会場周辺は熱気に包まれ、さながら「ファンミーティング」のような様相だった講演の模様をお伝えする。(2025/5/20)
PR:「国産256量子ビット量子コンピュータ」の衝撃、見えてきた“実用化”──富士通と大阪大学のキーパーソンに聞く現在地と2030年までに目指すもの
(2025/5/19)
量子コンピュータ:
東大IBMの量子コンピュータが156量子ビットに、Miyabiとのハイブリッド演算も
東京大学とIBMがゲート型商用量子コンピュータ「IBM Quantum System One」の2回目のアップデートを行うことを発表。また、東京大学と筑波大学が共同運営するスパコン「Miyabi」と接続した「量子AIハイブリッドコンピューティング」にも取り組む。(2025/5/19)
Innovative Tech:
いまだ謎の「二重スリット実験」を説明? 見えなくても“暗い状態の光子”が存在する新理論 海外チームが発表
ブラジルのサンカルロス連邦大学などに所属する研究者らは、光の波と粒子という2面性に新たな視点を示す研究報告だ。(2025/5/16)
PR:量子コンピュータは「極めて高い山」──それでも踏破を目指すワケ 創薬・材料・金融のトップランナーたちに聞く
(2025/5/20)
タイムアウト東京のオススメ:
東京、名画座3選
東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。(2025/5/13)
リノベ:
横浜の歴史的建造物「横浜郵船ビル」をホテルに改装、2026年秋竣工
神奈川県横浜市の歴史的建造物「横浜郵船ビル」が、ホテルへ生まれ変わる。日本郵船とPlan・Do・Seeは2025年5月、同ビルのコンバージョン工事に着手。竣工は2026年秋を予定している。(2025/5/12)
AIと脳神経科学の融合でリアルタイム音声合成が可能に:
AIを活用して脳から直接「声」を生み出す革新技術とは? カリフォルニア大学が長年の課題を解決
カリフォルニア大学バークレー校とサンフランシスコ校の研究者チームは、脳信号をほぼリアルタイムで可聴音声に合成する技術を開発した。これにより、重度のまひを持つ人々が自然な音声で発話できるようになるという。(2025/5/8)
ITmedia Security Week 2025 冬:
「キミの部門で一番重大なセキュリティ脅威は何かね?」から始める“いまさら”アタックサーフェス管理のススメ
2025年3月4日に開催されたITmedia Security Week 2025 冬の「アタックサーフェス」セクションで、イー・ガーディアングループ CISO 兼 EGセキュアソリューションズ 取締役 CTOの徳丸浩氏が『アタックサーフェスが「いまさら」注目されている理由とは』と題して講演した。(2025/4/24)
デンソー新東京拠点の狙い(後編):
デンソーが強化する東京エリアでの開発、ソフトウェアだけでなくSoCやAIも
東京支社が入居するオフィスを日本橋から新橋に移転するとともに、首都圏に散在していたさまざまな機能を集約したデンソー。新たな東京オフィスを取り上げた前編に続き、後編の今回は東京エリアでの開発活動を強化しているソフトウェア、SoC、AIの取り組みについて紹介する。(2025/4/21)
ChatGPTで自分の写真を「抽象化」したら……? AIの“巧みな仕事ぶり”に45万表示の反響 「センス良くてびっくり」
元の要素をほんのり残す匙加減が絶妙。(2025/4/4)
「これは二度見」 公開中ヒット映画のポスターかと思ったら…… “思ってたのと違う”駅広告に250万表示の共感 「わかるw」「ずっと笑ってる」
薄目で見たらそうとしか見えない。(2025/4/3)
うしろ、うしろーっ! 柴犬がお気に入りのボールを見失ってしょんぼり→ほのぼのするオチに13万いいね
ほのぼの4コマ漫画みたい。(2025/4/1)
サダタローのゆるっとマンガ劇場:
実写版「白雪姫」にマンガ家ら7人の観客がフクザツな表情を浮かべた理由【ネタバレあり】
ディズニーの実写映画「白雪姫」が3月20日に公開されました。あまりに不評なのでボクも見に行ってきたのですが、平日の昼間とはいえ、観客はボクを含めて7人しかいなかったことに驚きました。(2025/3/30)
半径300メートルのIT:
たったこれだけでマルウェアに感染? “古くて新しい”サイバー攻撃の手口
サイバー攻撃はこれまで見たこともなかった未知のものだけでなく、既に浸透している手法に少し手を加えてユーザーをだまそうとしています。今回は筆者が気になった古典的でありながら“新しい手口”を紹介します。(2025/3/18)
量子コンピュータ:
三菱電機、量子情報処理実用化に向けた複数量子デバイスの共同研究を開始
三菱電機は、クオンティニュアムや慶應義塾大学らと合同で、拡張性の高い量子情報処理の実用化に向けた、複数量子デバイスの接続実証実験に取り組む共同研究の契約を締結した。(2025/3/11)
120年以上未解決だった“古典パズル”の証明に成功 日本人研究者が成果 「解が存在しない」を実証
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)と米マサチューセッツ工科大学の研究チームは、120年以上未解決だった古典パズル「デュードニーの裁ち合わせパズル」の証明に成功したと発表した。(2025/3/10)
そうはならんやろ! 「2025」を翻訳したら……? “まさかの結果”が210万表示 「どう見つけたんや…」
デーヴァナーガリー数字かわいい。(2025/3/9)
グッドパッチとUXの話をしようか:
なぜ、都会に大きな公園? 街の「体験価値」を上げる”関係性の仕掛け”
大阪駅前の「うめきた公園」など、都会に大きな公園をつくる動きがよくみられます。なぜなのか? 「街の体験価値」をキーワードに読み解いていきましょう。(2025/3/5)
「これはすごいw」 電車で目の前にいる人をよく見たら…… “奇跡の出会い”が起きた瞬間が600万表示「すごい偶然」
ボトムスまで似てる!(2025/2/12)
「システムを人に合わせる」が、生成AIで実現できるように:
「システムはLLMが前提に」――LayerX CTO松本氏が語る、生成AIがシステムにもたらす変化 「AIエージェントがSaaSを操作する時代」に危機感を募らせる理由
生成AIの進化は、ビジネスと同義となっているシステムの在り方をどう変化させていくのか。ブログやコミュニティー活動を通じて「システムはLLMが前提に」と情報発信しているLayerX CTOの松本勇気氏に、話を聞いた。(2025/2/12)
国立国会図書館、遠隔複写サービスがついにPDF対応 20日から
国立国会図書館は、同館が所蔵する資料の一部を複写して郵送するサービス「遠隔複写サービス」について、PDFで複写物の提供を始める。(2025/2/6)
Innovative Tech:
「37次元」の実験に成功 量子力学の”不思議なパラドックス現象”を実証 中国チームが研究報告
中国科学技術大学を中心とする研究チームは、光子を使った量子物理学の実験で、37次元という極めて複雑な状態を作り出すことに成功した研究報告を発表した。(2025/2/3)
量子コンピュータ:
光量子コンピュータの60GHz動作が可能に、量子もつれ生成を1000倍以上に高速化
東京大学大学院工学研究科とNTTは、従来の1000倍以上高速なピコ秒スケールの量子もつれの生成とリアルタイムな観測に成功したと発表した。今回の実験ではクロック周波数として60GHzを実現しており、数GHzのクロック周波数が限界となっている古典コンピュータを大幅に上回る超高速光量子コンピュータの実用化にさらに近づいたとする。(2025/1/30)
【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
リユースショップ巡りをしたくなります。(2025/1/21)
アクセサリー作家が「超欲しかった本が届いた」 120年前の貴重な資料に「これいいなあ!」「キテレツ大百科みたい」
モダンささえ感じさせる匠の技。(2025/1/16)
キャンバスに“秘密の道具”を押し当てて…… 雪道を疾走するスポーツカーの絵画に「疾走感がすごい!」
駆け抜ける疾走感!(2025/1/16)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。