製造マネジメントニュース:
日本製鉄が中山製鋼所と電気炉保有会社設立 スラブを製造
日本製鉄と中山製鋼所は、両社の共同出資による新会社の設立、新会社が新設する電気炉を用いて中山製鋼所が鉄鋼製品を製造し日本製鉄が購入することなどを内容とする業務提携に関する基本合意書を締結した。(2025/5/13)
NEWS Weeky Top10:
NTTはNTTになったけど、NECは「日本電気」でいいのかな?
NTTが「日本電信電話株式会社」から「NTT株式会社」に社名変更した記事が話題になった。このニュースで思いだしたのがNECだ。NECの正式な社名は「日本電気株式会社」。創立の1899年から、一時期を除いて変わっていない。(2025/5/12)
製品動向:
三菱電機の給湯機事業を支える群馬工場 エコキュート累計約260万台の生産ラインを見学
三菱電機の給湯機事業を担う群馬工場では、エコキュートや電気温水器を中心とした給湯システムを製造している。2025年4月時点で累計生産台数は約700万台、エコキュートだけでも約260万台を達成する見込みだ。その製造ラインを間近に見れる視察会で、給湯機事業の歴史を振り返るとともに、実感型ショールーム「ユクリエ」で普及が進むエコキュートの最新機能を体感した。(2025/5/9)
スマホの価格が高騰している理由 iPhoneやXperiaで10年前の機種と比べながら考える
スマートフォンの価格が高騰している理由を考える。10年前からどのブランドも一括9万円前後の価格のまま2019年ごろまで推移している。電気通信事業の影響は大きかったが、iPhoneでは大差のないケースもある。(2025/5/5)
中国製EVからの情報漏れ、英で警戒強まる 防衛企業が社員にスマホ非接続要求報道も
英防衛産業の複数の企業が社員に、中国製の電気自動車(EV)にスマートフォンを接続しないよう求めたと英メディアが相次いで報じている。(2025/5/1)
Volkswagen、Uberとの提携で2026年にID.Buzzのロボタクシー配車へ
フォルクスワーゲンはUberとの提携で、米国市場に全電気式完全自動運転車「ID.Buzz AD」でのロボタクシー事業を展開していくと発表した。(2025/4/25)
研究開発の最前線:
効率的にSiC結晶中の単一スピン情報を読み出し成功
京都大学は、室温下で、4H型炭化ケイ素結晶中の単一スピン情報を電気的に読み出すことに成功した。光照射によって生じる光電流を計測するPDMR法を用いて、従来手法の約1.7倍となる信号対雑音比を達成した。(2025/4/25)
Wired, Weird:
電源基板修理のリスク トップ10
過去13年ほどにわたっていろいろな電気機器の修理に挑戦してきたが、中には修理が完了できないものもあった。今回は修理できない要因を「リスク」として、上位10個を紹介する。(2025/4/24)
リノベ:
コンセプトは「ビルを百年使う」、丹青社が築50年超の旧耐震ビルをフルリノベ
丹青社は、東京都中央区東日本橋で築50年を超える旧耐震ビルをフルリノベーションし、「リブラ東日本橋」としてオープンした。既存構造体を残したまま耐震補強を施し、電気や空調、給排水などの設備、内外装を刷新している。(2025/4/23)
Innovative Tech:
“電気照明”でIoTデバイスを遠隔操作する攻撃 最大20m先から蛍光灯を制御、電磁干渉で機器を妨害
浙江大学に所属する研究者らは、別の部屋から室内の電気照明を使ってIoTデバイスを遠隔操作できる攻撃を提案した研究報告を発表した。(2025/4/16)
鴻海・関氏の逆襲 日産から日本電産移籍「高地トレーニング」経て自動車産業の表舞台に
台湾の電子機器受託生産大手、鴻海精密工業で電気自動車(EV)事業のトップを務める関潤・最高戦略責任者(CSO)は9日、都内で同社のEV事業について説明会を開いた。(2025/4/10)
前世代品に比べ帯域を2倍に拡大:
PCIe 5.0対応の広帯域光SSD、キオクシアらが開発
キオクシアとアイオーコア、京セラは、PCIe 5.0に対応した「広帯域光SSD」を開発し、動作確認を行った。データセンター内に設置される機器間の接続を電気配線から光配線に切り替えることで、高い信号品質を維持しながら大幅な省エネを実現できる。(2025/4/9)
研究開発の最前線:
次世代太陽電池用SnS薄膜の最適組成を新手法で解明
東北大学は、太陽電池などへの応用が期待される硫化スズ薄膜の組成を、精密に制御する成膜技術を開発した。スズと硫黄の比率が微妙に異なる薄膜を作製し、電気的性質と膜質への比率の違いによる影響を解明した。(2025/4/9)
研究開発の最前線:
ジャイロイド構造の金属有機構造体で圧電転移を発見
東京大学は、ジャイロイド構造を持つ金属有機構造体(MOF)で、対称性の変化を伴う相転移を発見した。このMOFが温度が低下すると結晶の対称性が低下し、応力を加えている間だけ電気分極を生じる圧電性が発現することも分かった。(2025/4/8)
2035年に7兆7710億円規模へ:
パワー半導体市場、25年後半に在庫が正常化 26年から成長拡大
富士経済はパワー半導体の世界市場を調査、2035年には7兆7710億円規模に達すると発表した。2024年に比べ2.3倍の市場規模となる。2024年は電気自動車(EV)の需要鈍化などで在庫を抱えたが、長期的には電動車の普及拡大などにより、パワー半導体市場は大きく伸びると予測した。(2025/4/7)
60テスラまでに超量子極限状態へ:
強磁場下で奇妙な電気伝導特性示す ビスマスアンチモン合金
東京大学物性研究所は、東京都立大学や東京理科大学、神戸大学、東北大学と共同で、BiSb(ビスマスアンチモン)合金が強磁場下において、奇妙な電気伝導特性を示す状態になることを確認した。(2025/4/4)
100均アイテムを組み合わせて、電気を消した瞬間……「うおおおおおおお!」 驚きの発想に「天才か?」「これマジですごい」
置いたら、照らすだけ。(2025/4/3)
ハノーバーメッセ2025:
混乱の時代に業界の道筋を示す……ハノーバーメッセ2025が開幕
2025年3月31日(ドイツ時間)、世界最大級の産業見本市「ハノーバーメッセ(HANNOVER MESSE) 2025」(ドイツ・ハノーバー)が開幕する。会期は4月4日までの5日間で、機械工学、電気産業、ソフトウェア、ITなど4000以上の企業/団体が出展する。(2025/3/31)
導入事例:
関電不の分譲マンションに、停電時でもエレベーターが14時間稼働するV2Xシステム導入
関電不動産開発が大阪府交野市で計画している新築分譲マンション「シエリアシティ星田駅前」に、日立ビルシステムが開発した「V2Xシステム」を全国初導入する。V2Xシステムは太陽光発電で電気自動車や蓄電池を充電し、停電時でも蓄電した電気でエレベーターが利用ができる。(2025/3/28)
組成を精密に制御する手法も開発:
東北大、太陽電池用SnS薄膜の最適組成を解明
東北大学は、太陽電池に用いられる硫化スズ(SnS)薄膜の組成を精密に制御する手法を開発するとともに、「組成のずれ」が電気的特性や膜質に与える影響を実験的に解明した。(2025/3/28)
電動化:
VWがエントリーレベルの新しい電気自動車を世界初公開
フォルクスワーゲンは、エントリーレベルの新しい電気自動車のコンセプトカー「ID. EVERY1」を世界で初めて公開した。欧州で製造され2027年に欧州市場で販売される予定で、価格は約2万ユーロとなる。(2025/3/26)
これまでにない高精度測定が実現:
「第2の量子革命」 商用化が近づく量子センサー
量子現象を利用することで従来のセンサーと比べて感度を飛躍的に向上する量子センサーは、電気自動車(EV)やGPS非対応のナビゲーション、医療用画像処理、通信など、さまざまな新しい用途を切り開いている。業界の専門家は、これを「第2の量子革命」と呼んでいる。(2025/3/25)
25μ〜100μΩ・cmの抵抗率に対応:
銅系抵抗材料の「EFCR」シリーズで3製品を追加
古河電気工業は、銅系抵抗材料である「EFCR」シリーズとして新たに3製品を開発した。多様化する抵抗器の要求に応えるもので、同シリーズは既存製品も含め25μ〜100μΩ・cmの体積抵抗率に対応したことになる。(2025/3/25)
「テスラの高級EV」事実上撤退 日本で売れなかった理由は?
最近、東京都内などでも目にする機会が多くなった米テスラの電気自動車(EV)−。だが、テスラは……。(2025/3/21)
医療技術ニュース:
脳への微弱な電気刺激が記憶力を活性化する
新潟医療福祉大学は、脳への微弱な電気刺激が記憶力の活性化に寄与する可能性があることを発見した。認知症リハビリテーションや治療法開発への応用が期待される。(2025/3/19)
マツダ、「マルチ電池」対応の次世代EVを2027年投入 商品拡充と投資抑制を両立へ
マツダは18日、脱炭素に向けた新たな商品戦略を発表した。形状や素材特性が異なるさまざまな車載電池の搭載が可能な「マルチ電池対応」の次世代電気自動車(EV)と、世界最高水準の環境性能を実現する新開発エンジン搭載の独自ハイブリッド車(HV)を2027年に投入する。(2025/3/18)
スマートメンテナンス:
東急電鉄が鉄道施設の点検にBoston Dynamicsの四足歩行ロボを導入
東急電鉄は、鉄道施設の点検や検査に四足歩行ロボットを導入する技術検証を開始する。Boston Dynamicsの四足歩行ロボット「Spot」を用い、変電所の電気設備のメーター読み取り業務などを進める。(2025/3/18)
福田昭のデバイス通信(492) 2024年度版実装技術ロードマップ(12):
環境と安全の二大課題を解決するモビリティーの電動化
今回からは「第2章第4節(2.4) モビリティー」の概要をご報告する。電気自動車(EV)の潮流や自動運転、電動化技術という3つのパートで構成されている。(2025/3/18)
電動化:
世界の都市部若年層は電気自動車を支持
日産自動車は、世界の都市部在住の若年層に対するモビリティの選択に関する調査をエコノミスト・インパクトに依頼し、同層が電気自動車を移動手段として支持しているという結果を得た。(2025/3/17)
NTT法改正案を閣議決定、電話サービスの全国提供義務を緩和 競合3社は「賛同」の意向を表明
3月14日、電気通信事業法と日本電信電話株式会社等に関する法律(NTT法)の一部を改正する法律案を閣議決定した。改正案では、電話サービスを提供する基礎的電気通信役務について、指定事業者がいる地域ではその事業者が、指定事業者がいない地域ではNTT東西が提供する義務を負う。今回の改正案を受けて、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル3社が見解を表明した。(2025/3/14)
大阪メトロ、顔認証で通れる改札を導入 大阪万博に向けて130駅に設置
大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は3月25日から、顔認証システム搭載の改札機を導入する。大阪メトロ全134駅中130駅に設置する。大阪・関西万博開催に向けた取り組みの一環だ。(2025/3/14)
大阪メトロ、タッチも要らない“顔パス”改札を設置 25日から130駅で
大阪市高速電気軌道は11日、ウォークスルー型の顔認証改札サービスを25日に開始すると発表した。(2025/3/12)
リテルヒューズ TPSMB-Lシリーズ:
AEC-Q101準拠 低クランプ電圧の車載用TVSダイオード
リテルヒューズは、低クランプ電圧の車載用TVSダイオード「TPSMB-L」シリーズを発表した。800V電気自動車のバッテリーマネジメントシステム専用に設計されている。(2025/3/12)
PR:【動画】 関西人ならおなじみの「関西電気保安協会」、デスゲームを開催してしまう 生き残りをかけた関西人たちの戦いの結末は……?
どこかで見たことあるような気がするデスゲーム会場。(2025/3/13)
古田雄介の「アキバPickUp!」:
「ミドル以下でもWeb注文が主体に?」――PCパーツの主役を巡る電気街の不安
話題の新GPUが次々と登場するのとは裏腹に、アキバのPCパーツショップではグラフィックスカード売り場のガラガラ状態が続いている。少し前のように普通に買える日は、いつになるのだろうか?(2025/3/10)
EV版キャデラックが日本上陸へ 米GM、2026年までに投入計画
米ゼネラル・モーターズ(GM)は7日、2026年までに日本市場に高級車ブランド「キャデラック」の電気自動車(EV)3車種を投入する計画を発表した。第1弾として日本法人がスポーツタイプ多目的車(SUV)の主力EV「リリック」の販売を8日に始める。(2025/3/7)
ちょっと昔のInnovative Tech:
クモの巣は“帯電”していた 昆虫が近づくと巣から寄っていく戦略 米UCバークレーが2013年に研究発表
米UCバークレーに所属する研究者らは2013年、静電気を帯びた昆虫によるクモの巣の変形に関する研究報告を発表した。(2025/3/7)
材料技術:
RFIDを活用した水素検知システムを開発 電源不要で発火リスクを低減
大日本印刷は、横浜国立大学と共同で、水素に反応すると電気抵抗が変化する水素検知膜とRFID(ICタグ)を組み合わせて、水素の漏えいを検知する「水素検知システム」を開発した。(2025/2/26)
妻「電気代2万ごえ」→単身赴任中の夫にLINEで報告したら…… “予想外”の返信に反響「ウルウルです」「最高of最高」
優しい……!(2025/2/23)
古田雄介の週末アキバ速報:
1分で売り切れた店もあるGeForce RTX 5070 Ti搭載カード、電気街ではまるで幻
NVIDIAの新GPU「GeForce RTX 5070 Ti」を搭載したグラフィックスカードの販売がスタートした。が、PCパーツショップの店頭で見かけることは皆無だ。グラフィックスカード売り場を減らすショップもある。(2025/2/22)
BIM:
ダイダンとAutodeskが戦略的提携を締結 RevitとACCで空調・衛生・電気のBIM連携強化
ダイダンと米Autodeskは「戦略的提携に関する覚書(MOU)」を締結した。BIMソフトウェアのRevitとBIMプラットフォームのAutodesk Construction Cloudを採用し、施工段階での業務効率化を目的に、空調・衛生・電気設備の連携を強化するワークフローを構築する。(2025/2/20)
電力ブラックアウトを予測する(2):
フォトカプラを使って商用電源の周波数を捉えるプローブを作製する
商用の系統電力において発送電システムが崩壊し停電を引き起こす「ブラックアウト」。本連載では、製作費数円程度(電気プラグを除く)の自作プローブを使ってブラックアウトを予測するシステムの構築を試みる。第2回は、フォトカプラを使って商用電源の周波数を捉えるプローブを作製する。(2025/2/18)
半年、スマホ通信費タダ 「お試し割」に楽天モバイルが慎重な理由 過去の提言から見えたこと
総務省が2024年12月5日、電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドラインの改正案を公表。通信キャリアに新しい割引を認めたが、通信キャリア各社からの具体的な施策発表はまだない。一定期間に通信料金を割り引く、いわゆる「お試し割」はいつ始まるのか。(2025/2/16)
電動化:
電気自動車にも搭載可能な効率95%以上のモーターの開発に成功
工学院大学と同大学発のベンチャーであるマグネイチャーは、1000回転〜15000回転の全領域において効率95%以上で、電気自動車にも搭載可能な出力64kW級モーター「MagNach」を開発した。(2025/2/10)
扉がないのに温かい!? 大阪メトロ、新しい待合室を実験
大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)とパナソニックは2月7日、扉がなくても冷暖房した空気が逃げない「駅待合ブース」の実証実験を開始した。Osaka Metroの高架駅(屋外ホーム駅)である朝潮橋駅に駅待合ブースにおいて、9月まで行う。(2025/2/8)
HEMS:
家の電気をAIで制御する「知能を手に入れた家」 パナソニックのHEMS機器「AiSEG」に最新型
パナソニック エレクトリックワークス社は、住宅内の家電や設備をインターネットでつなげて連携させるホームエネルギーマネジメントシステムの中核機器「AiSEG」の最新型「AiSEG3」を2025年3月に発売する。AiSEG3の導入で、“エネルギーを最適化した家計にやさしく地球に配慮した未来の暮らし”が叶うという。(2025/2/7)
前は全開だけど冷気や暖気を逃さない「駅待合ブース」、Osaka Metroで実証実験
パナソニックは7日、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)と共同で、前面開放型でも冷暖房が可能な「駅待合ブース」の実証実験を行うと発表した。(2025/2/7)
アナログ/デジタル回路設計を効率化:
新手法で磁気結合回路を等価な電気回路に変換
電気通信大学と三菱電機は、磁気結合回路を等価な電気回路に変換する手法を共同開発した。磁気結合回路をグラフネットワークとして表現できれば、グラフニューラルネットワーク(GNN)を活用し、回路の寿命予測や自動設計などの精度向上が可能となる。(2025/2/5)
ソフトバンク、「脳組織」をコンピュータに活用 iPS細胞を培養 消費電力を極小化
ソフトバンクは、iPS細胞を培養して脳組織の一部を再現した「脳オルガノイド」を計算に利用するコンピュータ技術を紹介した。脳オルガノイドに電気的な刺激を与え、その反応を制御することでコンピューターの役割を果たす。実用化は数十年先だが、半導体などを使った従来のコンピューターよりも低電力で計算ができるメリットがあるという。(2025/2/3)
ワークマン・ドンキの「着るこたつ」、電気代高騰を追い風に進化 消費者のニーズにどう対応?
近年、手軽に温まることができる「着るこたつ」が人気を集めている。電気代の高騰を受け、エアコンで家全体を温めるのではなく、体を温める方が経済的だと考える人が増えたことが背景にあるという。各社が発売する着るこたつの特徴や売れ行き、消費者の反応をまとめた。(2025/1/31)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。