前年比19%増も成長分野に偏り:
4年ぶりのマイナス成長から脱却 24年の世界半導体市場
世界半導体市場統計(WSTS)の最新予測によると、2024年の世界半導体市場は前年比19.0%増の6268億6900万米ドルに成長するという。活発なAI関連投資に伴い需要が拡大するメモリやGPUなどがけん引役だ。同市場は2025年にも同11.2%増の成長を遂げ、6971億8400万米ドルに達することが予測されている。(2024/12/5)
板厚100μmのガラスに直接加工:
20μm径の貫通穴を毎秒1000個加工 インターポーザーに適用
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ギガフォトンや早稲田大学と共同で、KrFエキシマレーザーと深紫外域回折光学素子(DOE)を組み合わせ、ガラス材料に効率よく微細貫通穴(TGV)を直接加工できる技術を開発した。高性能CPUやGPUに用いられるインターポーザの精密加工に適用していく。(2024/12/5)
AI向けGPUの正しい基礎知識【前編】
「GPUがCPUよりAI向き」な理由は驚くほど単純だった
グラフィックスを処理するために使われてきた「GPU」は、AI関連のタスクを実行するための不可欠な存在となっている。GPUのどのような仕組みが生かされているのか。CPUとの仕組みの違いを踏まえて考えてみよう。(2024/12/5)
5年で最大14倍の性能向上:
PR:GPU不要? インテルの最新Xeon 6で進化する、CPUのAI処理能力
AI技術の急速な発展を受けて、ユーザー企業が自社のビジネスにAIを活用する動きが加速している。それに伴いAIワークロードは急増し、企業にコストや運用の負荷が掛かっている。その解決策が、インテルの最新プロセッサ「インテル® Xeon® 6 プロセッサー」Pコア搭載モデルだ。(2024/11/28)
Intelの新型デスクトップ向けGPU「Intel Arc B570/B580」登場 新アーキテクチャ+グラフィックスメモリ増量でGeForce RTX 4060以上の性能
Intelが、Battlemage(開発コード名)世代のデスクトップPC向けGPUを発表した。新アーキテクチャとグラフィックスメモリの増量によりパフォーマンスが向上したといい、タイトルにもよるが、ゲーミング性能は「GeForce RTX 4060以上」だという。(2024/12/3)
Ciscoが「AI推論専用機」と「ターンキー型AIサーバ」を発表
CiscoはGPU負荷の高いAIワークロード向けサーバー「UCS C885A M8」と特定業界向けAIインフラ「AI PODs」を発表した。AIインフラの迅速な構築が可能になるという。(2024/12/2)
古田雄介の週末アキバ速報:
ブラックフライデー本番、ハイエンドGPU不足を不安視する声
年末に向けて、ハイエンドな校正のPCを組みたい人に魅力的なセールが連発するが、グラフィックスカードの在庫は小まめにチェックしておいた方が良さそうだ。(2024/11/30)
株式会社ハイレゾ提供Webキャスト
最新LLMにも対応可能な性能と、コストパフォーマンスを両立するGPUサービスとは
(2024/11/28)
アドバンテック、MXM GPUモジュールの利用も可能な産業向け小型エッジコンピュータ
アドバンテックは、第13世代Coreプロセッサを採用した産業向けオートメーションコントローラー「UNO-148 V2」を発表した。(2024/11/26)
「Red Hat OpenShift AI」がNIMに対応 ファインチューニング向け機能も追加
Red Hatが「Red Hat OpenShift AI 2.15」を発表した。データドリフト検出やバイアス検出、LoRA対応、NVIDIA NIM、AMD製GPUサポートなどが含まれる。オンプレミスないしハイブリッドクラウド環境でのAIワークロードの開発、運用に寄与する機能強化だ。(2024/11/26)
MINISFORUM、OCuLink接続に対応したRadeon 7600M XT搭載外付けGPUボックス
リンクスインターナショナルは、MINISFORUM製となるRadeon 7600M XT搭載外付けGPUボックス「MGA1」を発売する。(2024/11/22)
FAニュース:
NVIDIAのGPU搭載産業用PC、産業オートメーションへのAI導入を推進
Siemensは、NVIDIAのGPUを搭載した産業用PC(IPC)の新製品を発表した。同社の「Industrial Operations X」ポートフォリオとともに、高度な産業オートメーションへのAI導入を推進する。(2024/11/22)
AI時代のプロセッサ再入門【第5回】
CPU、GPU、TPU、NPUは何が違い、AI処理でどう役立つのか?
CPU、GPU、TPU、NPUはいずれもAI技術の活用において使われるプロセッサだ。それぞれAI技術の演算処理とどのような関係にあり、どのような用途で使われるのか。(2024/11/19)
AI時代のプロセッサ再入門【第4回】
AI特化プロセッサ「NPU」「TPU」が“全く別物”である理由
AI技術の利用で使われるプロセッサには、GPU以外にもTPUやNPUなどがある。TPUとNPUはAI技術に特化した点では似ているが、両者の役割は異なる。その違いを踏まえて、NPUと推論とは何かを考える。(2024/11/12)
AI/HPC用基盤を共同開発へ:
富士通「MONAKA」×AMD GPUで目指す「AIのオープン化」
富士通とAMDは2024年11月、電力性能に優れた最先端プロセッサと柔軟性の高いAI(人工知能)/HPC(高性能コンピューティング)ソフトウェア群からなるAI/HPCコンピューティング基盤の実現に向けて、技術開発から事業までの戦略的協業に関する覚書(MOU)を締結した。(2024/11/8)
CAEニュース:
PCとWebブラウザで利用可能、CAEのクラウドプラットフォームが本格稼働
プロメテック・ソフトウェアは、CAEのクラウドプラットフォーム「Prometech Cloud」の本格稼働を開始した。GPUや大規模な計算システムを導入しなくても、手持ちのPCとWebブラウザでCAEツールを利用できる。(2024/11/8)
技術トレンド:
自動運転専用ハードウェア「Gaggle Cluster」とは AI処理特化で自動運転モデル「TD-1」を動かす
自動運転のスタートアップ企業チューリングが完全自動運転のための専用計算基盤「Gaggle Cluster」(ガグルクラスター)の運用を開始した。AI処理に特化して大量のGPUを最小のボトルネックで運用するように最適化したハードウェア構成を取る。(2024/11/5)
AI時代のプロセッサ再入門【第3回】
「TPU」とはどんなプロセッサなのか? AIインフラの基礎知識
プロセッサの技術はAI技術の台頭とともに様変わりしている。使われているのはCPUやGPUだけではない。AI関連のタスクに使用するプロセッサの一つである「TPU」について紹介する。(2024/11/5)
アドバンテック、MXM GPUカードの拡張に対応した小型設計のエッジAI推論システム
アドバンテックは、小型デザイン筐体を採用したエッジAI推論システム「AIR-310」を発表した。(2024/10/29)
「垂直電源供給設計」を実現:
GPUボードの電力損失5分の1に、村田の受動部品内蔵基板
村田製作所は「CEATEC 2024」に出展し、コンデンサー/インダクター内蔵基板「iPaS」を紹介した。GPUへの垂直電源供給を可能にし、電力損失削減に貢献するという。(2024/10/29)
一般企業にとってハードルの高いGPU導入:
PR:NVIDIAに聞いてみた、NVIDIAの高性能GPUを手軽に調達できる方法はある?
一般企業が独自の生成AI活用に挑戦しやすい環境が整い始めたが、問題となるのはAIインフラの要となるGPUだ。大規模に導入するとなると、調達費用はもちろん、データセンターも厳選する必要がある。ハードルを下げる方法はないものか。(2024/10/29)
AI時代のプロセッサ再入門【第2回】
「CPU」と「GPU」の仕事がこれほど違う“根本的な理由”
AI技術が広く使われるようになる中で、CPUとGPUは共にますます重要なプロセッサとしての役割を果たしている。CPUとGPUの役割にはどのような違いがあるのか。(2024/10/29)
さくらインターネット、営業利益が前年同期比420%増 GPUクラウド伸長で“生成AIフィーバー”? 上期決算
さくらインターネットが、2025年3月期第2四半期累計(24年4月〜9月)の連結決算を発表した。売上高は132億7100万円(前年同期比28.3%増)、営業利益は12億9500万円(同419.4%増)だった。生成AI需要によってGPUクラウドサービスが伸長したという。(2024/10/28)
PR:CAE高速化のために検討すべきGPU活用
(2024/10/25)
情シス目線のビジネスPC選び:
私たちの“仕事”に適したビジネスPCをどう選ぶ? 〜GPU編〜
従業員に支給するビジネスPCの機種選定は意外と大変な作業だ。どのようなポイントをチェックすればいいのか。情シス目線で役立つ各パーツの解説を連載でお届けする。(2024/10/24)
AI時代のプロセッサ再入門【第1回】
GPUやNPUの時代にこそ「CPUの理解」が欠かせないのはなぜ?
コンピューティングの技術はAI技術の台頭とともに様変わりしている。CPUやGPUの他、TPUやNPUといったプロセッサも使われるようになっている。まずは、全てのプロセッサの理解に欠かせないCPUの基本を押さえよう。(2024/10/22)
HPEがAI向けサーバに新しい選択肢 より少ないGPUでAIトレーニングに最適化、電力消費量も抑制
HPEはAIモデルのトレーニングを加速させる新しいソリューション「HPE ProLiant Compute XD685」を発表した。この製品はAMDのプロセッサーおよびアクセラレーターを搭載し、AIトレーニングに最適化されている。(2024/10/21)
週末の「気になるニュース」一気読み!:
NVIDIAのGPU「GeForce 256」が発売から25周年を迎える/Google「Gemini」の「Imagen 3」や「Gems」が日本語対応
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、10月13日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!(2024/10/20)
メモリとGPUがけん引:
世界半導体市場は2年連続で2桁成長へ、25年に7167億ドル
米国の調査会社Gartnerによると、世界半導体売上高は2024年に前年比18.8%増の6298億米ドル、2025年に同13.8%増の7167億米ドルにそれぞれ成長するという。AI向けのGPUやメモリが成長をけん引する。(2024/10/29)
世代最強のCPUとGPUのパワーを1台に! Ryzen 9 9950X搭載の「DAIV FM-A9G90」を試して分かったこと
マウスコンピューターから、AMDの最新CPU「Ryzen 9 9950X」を採用した「DAIV FM-A9G90」が登場した。ハイエンドモデルの実力を試してみよう。(2024/10/18)
最大42.5Gbpsの高速転送も:
Samsungが「業界初」24GビットGDDR7 DRAMを開発、次世代AI向け
Samsung Electronicsが「業界初」(同社)となる24GビットのGDDR7 DRAMを開発した。2024年中に主要GPU顧客の次世代AIコンピューティングシステムでの検証が開始され、2025年初めには生産開始する予定だという。(2024/10/18)
CEATEC 2024:
GPUボードの電力損失を垂直電源供給で5分の1に、村田製作所が「iPaS」で実現
村田製作所は、「CEATEC 2024」において、電源回路のコンデンサーやインダクターをパッケージ基板に内蔵することでGPUボードの消費電力を大幅に低減できる部品「iPaS」を披露した。2026年ごろの実用化を目指している。(2024/10/16)
「iPad mini」新モデル発表 A17 Pro搭載でApple Intelligence対応、7万8800円から
Appleが10月15日、iPad miniの新モデルとして「iPad mini(A17 Pro)」を発表。プロセッサに「A17 Pro」を搭載しており、CPUやGPUの性能が向上。Appleの生成AI機能「Apple Intelligence」にも対応している。(2024/10/15)
ポータブルGPUを借りて試せる! Rentioで「ONEXGPU」「GPD G1 2024」の貸し出しがスタート
天空グループが、Rentioを通してポータブルGPUボックスの貸し出しサービスを開始した。14泊15日で購入する前に試せることが特徴だ。(2024/10/15)
株式会社ハイレゾ提供Webキャスト
生成AIやLLMモデルの導入・活用に必要、GPUのコストを抑える方法とは?
(2024/10/8)
消費電力はGPU比で100分の1:
「電流を流すだけで積和演算」 TDKの超省電力AI用デバイス
TDKは、スピントロニクス技術を活用するニューロモーフィック素子として「スピンメモリスタ」を開発した。AIで多用される積和演算を、GPUに比べて100分の1の消費電力で実行できるという。フランスCEAと東北大学との協業により、2030年の量産技術の確立を目指す。TDKは、スピンメモリスタのデモを「CEATEC 2024」で公開する予定だ。(2024/10/3)
湯之上隆のナノフォーカス(76):
NVIDIAの「GPU祭り」はまだ序章? 生成AIブームは止まらない
NVIDIA製GPUの需要が高まる“GPU祭り”は、今後どうなっていくのだろうか。本稿では、AI(人工知能)サーバの出荷台数のデータを読み解きながら、NVIDIAの“GPU祭り”の行く末を予想する。(2024/10/2)
AIチップのCerebras Systems、NASDAQにIPO申請
AI処理システムを手掛けるCerebras Systemsは、米証券取引委員会に新規株式公開の目論見書を提出した。8月には自社のAI推論ソリューションがNVIDIAのGPUベースのシステムより20倍高速で、はるかに安価だと発表した。(2024/10/1)
Core UltraとGeForce RTX 4060搭載ノートPCで27万円切り! マウスの「DAIV S4-I7G60SR-C」を試す
マウスコンピューターのクリエイター向けノートPC「DAIV S4-I7G60SR-C」は、可搬性を維持しつつ、Core Ultra(シリーズ1)とGeForce RTX 4060 Laptop GPUを備えたパワフルな1台だ。実機を細かくチェックした。(2024/9/30)
「GPU」以外の選択肢は?:
AI用半導体の可能性を解き放つ
AIの普及でGPUへのニーズが増える中、「GPU以外のAI用半導体」を模索することの重要性が高まっている。(2024/9/30)
一般企業にとってハードルの高いGPU導入
NVIDIAに聞いてみた、NVIDIAの高性能GPUを手軽に調達できる方法はある?
一般企業が独自の生成AI活用に挑戦しやすい環境が整い始めたが、問題となるのはAIインフラの要となるGPUだ。大規模に導入するとなると、調達費用はもちろん、データセンターも厳選する必要がある。ハードルを下げる方法はないものか。(2024/9/30)
高い冷却能力で高発熱サーバに対応:
PR:「GPUを使い倒せる」液冷対応データセンターサービス NTT Comが本格展開へ
AI処理などで使われる高性能GPUは発熱量が大きく、既存の環境では十分な冷却が難しくなっている。NTT Comのデータセンターサービス「Green Nexcenter」は液冷方式のサーバ機器に対応しており、高性能GPUを十分に活用できるようになる。(2024/9/27)
Radeon RX 7800Mを搭載した外付けGPUボックス「ONEXGPU 2」 9月27日に「Indiegogo」でクラウドファンディングが開始
One-Netbookは、Radeon RX 7800Mを搭載した外付けGPUボックス「ONEXGPU 2」のクラウドファンディングを開始する。(2024/9/26)
「モンハン」新作、PCの推奨スペック判明 快適に遊べるGPUは?
2025年2月28日の発売が決定したモンスターハンターシリーズの新作「モンスターハンターワイルズ」。PlayStation 5、Xbox Series X|Sの他、Steamでも配信を予定している。発表に合わせてPC版の最低・推奨スペックも公開された。(2024/9/25)
VRニュース:
HTCの新型VRヘッドセット「VIVE Focus Vision」はスタンドアロンとPC接続の両対応
HTC NIPPONがVRヘッドセットの新製品「VIVE Focus Vision」を発表。ヘッドセット単体でのスタンドアロン利用が可能であるとともに、DisplayPortケーブルを用いた有線接続によりPC搭載のGPUカードの高い処理性能も活用できる両用機として設計された。(2024/9/25)
福田昭のデバイス通信(472) AIサーバの放熱技術(5):
GPUの台頭と進化がサーバの消費電力を急増させる
AI(人工知能)対応でCPUとGPUの消費電力は増大している。そのため、既存のデータセンターの冷却に大きな負担がかかっている。(2024/9/25)
抽選でAmazonギフトカードが当たる
【技術開発・エンジニア対象】「GPU・アクセラレータ活用」に関するアンケート
簡単なアンケートにご回答いただいた方の中から抽選で10名にAmazonギフトカード(3000円分)をプレゼント。(2024/9/24)
UHD BDドライブは別売:
GPUを強化した「PlayStation 5 Pro」11月7日発売 12万円弱
ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、PlayStation 5の上位モデルを発売する。主にGPUコアの強化と、それに伴う映像表現の改善が行われていることが特徴で、日本では9月30日から販売予約を受け付ける。(2024/9/11)
IFA 2024:
「Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)」は驚きの内蔵GPU性能に メモリ帯域が当初発表から“倍増”
IntelがLuna Lakeこと「Core Ultra 200Vプロセッサ」を発表した。Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)のモバイル向けモデルという位置付けだが、どのような特徴があるのだろうか。ドイツ・ベルリンで開催された発表会で得られた情報をもとにまとめた。(2024/9/5)
福田昭のデバイス通信(468) AIサーバの放熱技術(1):
熱に関する基礎知識
「Hot Chips 2024」の技術講座(チュートリアル)のテーマは放熱技術だった。CPU/GPUの消費電力が増加し、サーバやデータセンターの放熱技術に対する注目が集まっているからだ。本シリーズでは、Hot Chips 2024の技術講座などをベースに、最新の放熱技術を解説する。(2024/9/3)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。