マクセル開発モジュールを使用:
SUBARU工場で全固体電池搭載ロボのテスト運用開始
マクセルは8月、同社のセラミックパッケージ型全固体電池を使用した電源モジュールが、SUBARUの群馬製作所 大泉工場の産業用ロボット/コントローラーに搭載され、テスト運用が開始されたことを発表した。産業廃棄物の低減や電池交換作業の削減などの効果が期待される(2025/8/21)
リサイクルニュース:
エンビプログループ ケミカルリサイクル実証事業で廃プラの供給開始
エンビプロ・ホールディングスと連結子会社であるブライトイノベーションは、荏原環境プラントが廃プラスチックなどを対象にケミカルリサイクルの実証事業を行うプラント(千葉県袖ケ浦市)に向け、原料となる産業廃棄物の供給を開始した。(2025/8/15)
調査で分かったプリンタのセキュリティホール
「旧式プリンタ」は無害どころか致命的 放置された“まさかの脆弱性”
HPが実施したセキュリティに関する調査で、企業におけるプリンタの脆弱性が明るみに出た。導入から廃棄まで、各段階で企業が見落としがちなプリンタのセキュリティリスクとは。(2025/8/8)
PC調達の常識を変える“新しい選択肢”【前編】
いまさら聞けない「PCaaS」とは “持たないPC”が普及する4つの理由
調達から廃棄までPCのライフサイクルを管理するサービス「PCaaS」が、IT部門の負担軽減やコスト管理の観点から注目を集めている。その仕組みと利点を解説する。(2025/8/8)
武田薬品工業、AI活用し医薬品の需要予測精度を向上 国内製薬企業で初
武田薬品工業は医薬品の安定供給強化に向け、国内の製造・供給部門でAIを活用した新たな需要予測モデルの運用を始めた。医薬品の廃棄削減など環境や財務面の効果も期待され、高精度な予測に基づいた持続可能な生産計画の実現を目指す。(2025/8/5)
ラウンドワンでグラスに放尿、30歳女を迷惑動画配信容疑で書類送検 店は全グラスを廃棄
複合レジャー施設「ラウンドワン」で迷惑行為をライブ配信したとして、大阪府警南署は威力業務妨害の疑いで、大阪市北区の自称動画配信者の女(30)を書類送検した。容疑を認めているという。(2025/7/29)
排ガス中のCO2とシリコンでギ酸生成に成功 廃棄される太陽光パネルを活用
横浜国立大学らの研究グループが、火力発電所の排ガス中に含まれるCO2と、廃棄される太陽光パネルから回収したシリコンを活用し、ギ酸を生成できる触媒の開発に成功したと発表した。(2025/7/28)
JAL、航空機の廃棄部品を活用したグッズを販売 外板を切り出したキーホルダーやシートカバーのスツールなど
JALエンジニアリングは23日、航空機の廃棄部品を活用したアップサイクル商品を横浜高島屋で販売すると発表した。(2025/7/23)
リサイクルニュース:
廃棄物処理から資源化までのプロセスを可視化する新システム
サトーは、廃棄物処理から資源化までのプロセスをデジタル上で可視化するトレーサビリティーシステム「Trace eye Circular Economy」の提供を開始する。バーコードやQRコードを用いて、さまざまな単位でクラウド上に記録、管理する。(2025/7/14)
レゾナックと東北大学が共同研究:
Si廃棄物とCO2からSiCパワー半導体材料を作製へ
レゾナックと東北大学大学院工学研究科、シリコン廃棄物(シリコンスラッジ)と二酸化炭素(CO2)を用いて、炭化ケイ素(SiC)パワー半導体材料を作製するための研究を共同で行う。(2025/7/10)
研究開発の最前線:
シリコンスラッジをパワー半導体の原料に 活用に向けた本格検討スタート
レゾナックと東北大学は、シリコンウエハーの製造過程で発生する廃棄物であるシリコンスラッジと炭化ケイ素(SiC)粉末を、パワー半導体のSiC単結晶材料の成長用原料として応用するための基礎検討が完了し、活用に向けた本格検討を開始した。(2025/7/9)
廃棄物を活用し機能性材料を創出:
もみ殻と鉱山副産物で「燃料電池用触媒」、白金の代替に
東北大学を中心とする研究グループは、農業廃棄物の「もみ殻」と鉱山副産物の「パイライト(黄鉄鉱)」を原料とする「燃料電池用触媒」を開発した。未利用資源から高性能な機能性材料を生み出した今回の成果は、希少資源である白金(Pt)の代替となるばかりでなく、持続可能な材料を開発する新たな取り組みとして注目される。(2025/7/7)
リサイクルニュース:
コンビニ業界初 廃棄ユニフォームを“ガス”に再資源化
ローソン、レゾナック、MCFは、全国のローソン店舗で発生した使用済みユニフォームの一部を対象に、ガス化ケミカルリサイクルを開始した。(2025/7/4)
リサイクルニュース:
廃棄されるホタテ殻を有効活用! 古河電工の「ふるさとトラフ」
古河電工は、日本タルクと協業し、ホタテの貝殻を材料として用いたリサイクル樹脂製ケーブルトラフを開発し、発売した。(2025/7/3)
モノづくり総合版 編集後記:
再生モノづくりは広がるのか、リファービッシュが生む新たなデータ
無駄な廃棄を減らす取り組みは、さまざまな価値があると思います。(2025/6/26)
BAS:
床置き型エアコンのフィルターを自動再生で15年交換不要に 大成建設が開発
大成建設は、床置き型の業務用エアコンフィルターに付着したごみを吸引し、円形ドラム型ろ材を自動で洗浄する自動再生機能付きユニットを開発した。フィルター維持管理の省力化で、メンテナンスコストと廃棄ろ材の削減が実現する。(2025/6/20)
脱炭素:
鋳造工程の廃棄物でガス吸脱着材を開発 CO2の回収も視野
中央可鍛工業は、名古屋大学発のスタートアップ企業であるSyncMOFと共同で、鋳造工程で発生する廃棄物を原料として、多様なガスを選択的に吸脱着するMOF「Castreasure(キャストレジャー)」を開発したと発表した。(2025/6/18)
国際規格に準拠する8製品を紹介【後編】
DellやMicrosoftも提供 “徹底的”にデータを消去できるツール4選
PCを廃棄する際、安全かつ確実にデータを消去することは、企業のコンプライアンス順守において重要だ。そのために役立つデータ消去ソフトウェアやツールを4つ紹介する。(2025/7/7)
国際規格に準拠する8製品を紹介【前編】
迷ったらこれ 消去証明書の発行も抜かりない「データ消去」ソフトウェア4選
PCのリプレースや廃棄で必要になるのがデータの消去作業だ。安全かつ確実に機密情報を消去すると同時に、消去証明書を発行できるデータ消去ソフトウェアを4つ紹介する。(2025/7/1)
製造マネジメントニュース:
全電力を再生可能エネルギーに移行、医療廃棄物の中間焼却施設で
古河産機システムズの関連会社となる群馬環境リサイクルセンターが、購入電力の全てを2025年4月から再生可能エネルギーに切り替えた。年間約1300トンのCO2削減効果が見込まれる。(2025/6/6)
東北大学と住友商事:
CO2とシリコン廃棄物がSiCに「生まれ変わる」 合成技術開発へ
東北大学の研究チームと住友商事は、CO2とシリコン廃棄物を有効活用して再資源化する「カーボンリサイクル型SiC(炭化ケイ素)合成技術」の共同開発を始めた。研究期間は2028年3月までの約3年間で、「CO2削減」「産業廃棄物の有効利用」「低コスト化」の同時達成を目標とする。(2025/5/15)
リサイクルニュース:
使用済みIT機器の廃棄を安全安心に行うには、双日が無料見積もりサービスを提供
双日は、法人が使用した中古PCなどのIT機器の買い取りについて、見積もりの一括取得から比較、契約締結までをワンストップで行えるプラットフォームサービス「Hi-Kii(ハイキー)」の提供を開始した。(2025/5/15)
小倉唯、“廃棄処分依頼した物”が高額転売される 「刑事面での対応も視野」と声明
発表。(2025/5/13)
サーキュラーエコノミー:
建設現場の廃プラを現場で高度選別、有価売却 清水建設が都内現場に導入
清水建設は、建設現場で発生したプラスチック廃棄物を現場内で樹脂種類ごとに分別し、再資源化材として有価売却するマテリアルリサイクルスキームを構築。都内の建設現場に導入した。売却対象となる廃プラスチックは、総廃棄物量の約2割に相当する約4000立方メートルを想定している。(2025/5/13)
医療機器ニュース:
鉛フリー材料を用いた医療従事者向け放射線防護メガネを開発
トクヤマと昭和光学は、鉛フリー材料を用いた医療用放射線防護メガネを開発した。鉛を使用したメガネと同等の耐衝撃性、放射線防護性能を持つ他、鉛使用のメガネとは異なり、通常の方法で廃棄できる。(2025/5/8)
モバイルバッテリーの正しい捨て方は? 火災や事故を防止するために定期的な整理は必須
増えがちなモバイルバッテリーの処分方法を解説。誤った廃棄は火災の危険も。メーカーや自治体、キャリアによる回収を紹介する。(2025/4/22)
「廃棄物を出さない」万博に パンクしないタイヤ、リサイクルトレー……環境に貢献する技術
2025年大阪・関西万博はサーキュラーエコノミー(循環経済)の実現をテーマの一つとしており、会場内で「廃棄物を極力出さない」ためのさまざまな技術や取り組みが導入されている。(2025/4/22)
材料技術:
廃棄物に混入するリチウムイオン電池を検出するシステムを発売
Integral Geometry Scienceは、廃棄物に混入するリチウムイオン電池を検出する「リチウムイオン電池検知システム」を2025年4月21日に発売する。(2025/4/22)
電子ブックレット(素材/化学):
資源循環動向調査2024 7割が「資源循環に取り組むべき」
近年、環境配慮の施策として使用済み製品を廃棄せず、資源として循環させる「資源循環」が国内外の企業から関心を集めています。そこで、MONOistの読者を対象に行いました「資源循環動向調査2024」を紹介します。本調査では国内の企業における業務と資源循環の関わりや推進する上での課題、解決策として役立つと考えているツールおよび手法などを調べました。(2025/4/17)
サステナブル設計:
ホタテの廃棄貝殻から生まれたベンチを万博で展示 建設用3Dプリンタで製造
甲子化学工業は、清水建設、TBWA/HAKUHODOと共同でホタテ貝殻を再利用して作られたサステナブルなベンチ「HOTABENCH」を開発し、「大阪・関西万博」での展示を開始した。東京と大阪の2拠点で、同ベンチの製造プロセスなどを学べるツアーも計画する。(2025/4/16)
すべてのリチウムイオン電池の回収を市町村で 環境省「一般廃棄物として自治体が回収するのが“あるべき姿”」
環境省は、ごみ処理施設やごみ収集車などの火災事故の原因になっているリチウムイオン電池について、市町村による分別回収を徹底する方針を示した。15日の閣議後会見で浅尾環境大臣が明らかにした。(2025/4/15)
歴史的ハード多数「西村コンピュータコレクション」廃棄の危機に、支援の申し出相次ぐ
東京農工大学に保存されていた日本有数の計算機コレクション「西村コンピュータコレクション」が全廃棄の危機に陥っているという情報がXで拡散し、支援の申し出が相次いでいる。(2025/4/10)
有害な廃棄物を資源に変える窒素循環技術(12):
廃水中のアンモニウムを有価値化して再利用する新技術
温室効果ガス、マイクロプラスチックに続く環境課題として注目を集めつつある窒素廃棄物排出の管理(窒素管理)、その解決を目指す窒素循環技術の開発を概説しています。今回は廃水中のアンモニウムを回収し、再利用可能な資源に転換する技術を紹介します。(2025/3/27)
第9回「太陽光発電設備リサイクル制度小委員会」:
太陽光パネルのリサイクル義務化 費用負担と制度設計の方向性がまとまる
太陽光パネルの義務的な廃棄・リサイクル制度の創設に向け、国は2024年12月に「太陽光発電設備のリサイクル制度のあり方について(案)」を取りまとめ、パブリックコメントを実施した。本稿ではその概要を解説する。(2025/3/26)
製造マネジメントニュース:
JFEエンジニアリング、プラント解体工事で生じる廃棄物再資源化に向け業務提携
JFEエンジニアリンググループのJ&T環境が、ベステラと業務提携した。提携により、解体工事で生じた廃棄物の効率的な処理や適正処理厳格化スキームの確立を図り、廃棄物運搬などにおいても協力し合う。(2025/3/26)
リサイクルニュース:
廃棄物を有効利用しプラスチック使用量の削減を目指すコンソーシアムを設立
丸紅ケミックスは、廃棄物を有効利用しプラスチック使用量の削減を目指す有志団体「アップサイクルコンソーシアム Do What We Can」を設立した。(2025/3/10)
ライブ終了後、会場に大量廃棄された“まさかのもの”に驚愕 圧巻の光景に「食べ放題みたい」「これどう処分するん」
カニ感がすごい。(2025/3/7)
「廃棄される牛」に再び光を 仕入れコスト3分の1で黒毛和牛を提供可能に 社長が語った“苦い記憶”とは
複数回の出産を経験した牛は、低価格なペットフードに加工されるか、廃棄される運命にある……。そうした牛を再肥育して価値を高め、日本の食卓にきちんと届ける取り組みを、北海道の外食チェーンHIR(札幌市)が実施している。(2025/2/27)
研究開発の最前線:
有機材料のみの太陽電池で従来の2倍以上の光電変換効率を達成
金沢大学らは、有機材料だけで太陽電池を作製し、光電変換効率を従来の2倍以上に高めることに成功した。従来は困難だった場所にも導入できて、容易に廃棄可能な全有機太陽電池の実装化を目指す。(2025/2/27)
サーキュラーエコノミー:
建設混合廃棄物の「ふるい下残さ」をソイルモルタルに活用
大成建設と光洲産業は、建設混合廃棄物の中間処理過程で発生する「ふるい下残さ」をソイルモルタルの母材として利用する技術を確立した。(2025/2/25)
メルカリで“電車の落とし物”をテスト販売 保管期間を過ぎた廃棄分を再利用 傘や洋服など出品中
メルカリは、保管期間を過ぎた電車などの落とし物を販売する実証実験を始めた。(2025/2/20)
「にじさんじ」運営、所属していたVtuber宛のファンレターを誤廃棄 再度募集へ
VTuberグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLORは、同社に過去所属していたVTuber「鈴谷アキ」さんへのファンレターの一部を誤って廃棄したと発表した。(2025/2/12)
そうはならんやろ 廃棄予定の厚紙→“まさか過ぎる姿”に大変身 信じられない技術に「ビフォーアフターが凄すぎ」「劇的」
とんでもない技術力。(2025/2/11)
ボロボロなブーツを職人が修理したら…… とんでもない姿に変貌したレッドウイングに反響「靴ってやっぱり……」
廃棄を考えるレベルのボロボロっぷりからの再生。(2025/2/5)
サーキュラーエコノミー:
粗骨材に回収骨材100%使用、施工中の建設現場に約300m3打設 西松建設
西松建設は、生コン工場で発生する回収骨材を粗骨材として100%使用したコンクリートを、施工中の建設現場に適用した。捨てコンクリートとして約300立方メートルを打設し、廃棄予定の粗骨材を約270トン再利用した。(2025/1/30)
災害廃棄物:
能登半島地震の災害廃棄物処理にICT活用、種類と量を推定 奥村組
奥村組は石川県珠洲市と輪島市の災害廃棄物仮置場で、ICTを活用した災害廃棄物の分類/体積の算出に関する実証実験を行い、有効性を確認した。(2025/1/27)
サーキュラーエコノミー:
清水建設が廃棄する作業用ユニフォームを土壌改良材に再資源化、CO2排出量8割減
清水建設は不要になった作業用ユニフォームを炭化し、土壌改良材として再資源化する取り組みを開始した。廃棄に伴うCO2発生量を焼却処分と比較して約80%削減できるという。第一弾として作業用ユニフォームのデザイン/機能刷新に伴う約14万着、累計60トンの再資源化に取り組む。(2025/1/21)
燃やせるエコな容器、ナチュラルローソンで導入 プラ使用量やCO2排出量を削減
ローソンは1月21日、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県のナチュラルローソン134店舗において、国産の石灰石(炭酸カルシウム)が主成分の容器を使用した「1食分の野菜が摂れる麻婆茄子丼(五穀ご飯)」(599円)を発売する。容器1つ当たりでプラスチック使用量を約30%、廃棄時のCO2排出量は約35%削減できるという。(2025/1/20)
リサイクルニュース:
東港金属が第七ヤードで容器包装プラなどのリサイクルをスタート
東港金属は、本社に隣接する京浜島工場(東京都大田区)に新設した第七ヤードで、一般廃棄物(容器包装プラスチックおよび製品プラスチック)のリサイクル処理を開始する。(2025/1/15)
約700のドメインを利用組織ごとで運用、廃棄ルールは形骸化:
NTTドコモのドメイン名オークション出品事例を教訓に考える“ドメイン終活”の在り方
近年、利用してきたドメイン名を廃止したところ、第三者に悪用されるというケースが複数報告されている。2024年11月に開催された「JPAAWG 7th General Meeting」では、NTTドコモの三浦未来氏と日本DNSオペレーターズグループ/NTTコミュニケーションズの髙田美紀氏が登壇。利用を終えたドメイン名の廃棄などライフサイクル管理をテーマに講演した。(2024/12/25)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。