「3nmまでいく」、IMECトップの見解に注目集まる:EE Times Japan Weekly Top10
EE Times Japanで2016年6月4〜10日に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!
「EE Times Japan Weekly Top10」バックナンバー
IMEC、「微細化は3nmまでいく」
今回は、「IMEC Technology Forum 2016」におけるIMECのCEOの発言に注目が集まりました。CEOのLuc Van den Hove氏は、半導体プロセスの微細化は「3nmまでいくのではないか」という見解を示したのです。
半導体ICにおいて長年にわたり集積化の指標となってきた「ムーアの法則」は、限界が近いといわれて久しく、業界では「More than Moore(モア・ザン・ムーア)」など、微細化とは別の方向でICを進化させていこうという動きもみられます。それでも微細化の努力は続いていて、業界からの関心が非常に強いテーマでもあります。「「ムーアの法則」を超えた進化」「ムーアの法則、半数以上が「22nm以降では難しい」」などもお読みください。
2位は、日本のベンチャー企業が開発した、“もふもふ”したスポンジ型センサーの記事です。この“もふもふセンサー”を使った楽器が登場します。どんな楽器なのか、なぜ楽器に採用しようと思ったのか……。詳細は、ぜひ記事をお読みください。センサー関連では「磁気センサーの“異端児”がウェアラブルを変える」「室温で生体の磁場を検出、高感度磁気センサー」「脊髄機能を見える化するセンサー、MRIと併用へ」もオススメです。
IoT(モノのインターネット)機器には欠かせない部品であるセンサー。さまざまな種類がありますが、磁気センサーなど日本が強い分野でもあります。IoT時代に日本が大きな役割を担える可能性が高いセンサー技術について、最新の情報をこれからも取り上げていきたいと思います。
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