Merkmal:
日産「2万人リストラ」の後に待ち受けるもの 人の次に削るのは……
日産自動車は、2025年5月13日に発表した経営再建計画「Re:Nissan」において、2万人規模の人員削減を明らかにした。これは2007年以来18年ぶりとなる大規模なリストラで、国内外でコスト削減だけではなく、企業構造の根本的見直しが進行中であることを示唆している。日産の再建策は、業績不振から抜け出すための岐路に立たされている。(2025/5/18)
Cybersecurity Dive:
人手不足に悩むNIST 従業員の大規模離職でさらなる追い打ち
NISTのコンピュータセキュリティ部門のトップと、その部下およそ10人がトランプ政権による早期退職優遇制度を受け入れたことで、重要なプログラムが危機にさらされている。(2025/5/18)
主力の車載事業切り離しも発表:
赤字拡大のJDI、国内1500人削減へ CEOのキャロン氏は辞任
ジャパンディスプレイ(JDI)の2024年度通期業績は、売上高は前年比21%減の1880億円、営業損失は同29億円拡大し371億円の赤字、当期純損失は同339億円拡大し782億円の赤字だった。国内で1500人規模の人員削減を行うという。(2025/5/16)
ジャパンディスプレイ、希望退職1500人募集へ 国内従業員の57%に相当
ジャパンディスプレイは15日、赤字が続くディスプレイ事業のコスト削減のため、国内で1500人程度の希望退職者を募集すると発表した。(2025/5/15)
KLab、希望退職者100人募集 25%人員削減で「少数精鋭へと体制を転換」 1Qは約4.8億円の最終赤字
ゲーム事業などを手掛けるKLabは、希望退職者を募集すると発表した。退職日は6月30日とし、正社員を対象に100人程度を募集する。(2025/5/15)
ジャパンディスプレイ、1000人超人員削減報道に「検討は事実」
ジャパンディスプレイは15日、一部報道に対し、人員削減の「検討を進めていることは事実」と認めた。(2025/5/15)
製造マネジメント インタビュー:
パナソニックHD楠見CEOが語るグループ経営改革と1万人削減の真意
パナソニック ホールディングス グループCEOの楠見雄規氏は報道陣の合同取材に応じ、グループ経営改革の内容や思いについて説明した。(2025/5/15)
Microsoft、約6000人削減へ 階級・地域問わず AI以外でコスト抑制
米Microsoftが、従業員の3%弱に当たる約6000人を削減すると発表した。(2025/5/14)
日産、2万人削減、7工場の閉鎖を含む新たな経営再建計画「Re:Nissan」 国内工場も対象か
日産自動車は月13日、決算説明会で新たな経営再建計画「Re:Nissan(リ・ニッサン)」を打ち出した。(2025/5/13)
日産、2万人リストラへ 2027年度までに実施 生産拠点も統合で黒字化目指す
日産自動車は5月13日、グローバル全体で2万人を削減すると発表した。同社は経営再建計画 「Re:Nissan」を打ち立てており、人員削減もその一環となる。(2025/5/13)
日刊MONOist月曜版 編集後記:
赤字でもないのに1万人を削減するパナソニックHDの危機感
厳しいグローバル競争で勝ち抜く危機感が求められています。(2025/5/12)
「半年で辞めた」が57% 企業を悩ませる早期離職、その理由は?
採用にコストをかけてきた企業にとって頭の痛い早期退職。エン・ジャパンの調査によると、直近3年以内に入社者がいた企業のうち、57%が「半年以内での早期離職があった」ことが分かった。(2025/5/12)
製造マネジメントニュース:
パナソニックHDは構造改革で国内外1万人削減、関税影響は米国生産で780億円に抑制
パナソニックHDは、2025年3月期(2024年度)の連結業績を発表するとともに、グループ経営改革の進捗状況について説明した。事業撤退や縮小、拠点の統廃合なども含め、グローバルで1万人の人員削減を行い、2026年度までに1500億円の構造改革効果を実現する。(2025/5/12)
「人員は少し足りないぐらいがちょうどいい」 1万人削減のパナソニックHD楠見社長
パナソニックホールディングス(HD)は9日、経営改革の一環としてグループ人員を1万人削減すると発表した。営業・間接部門を中心に業務効率を見直し、2027年3月期までに国内、海外でそれぞれ5千人規模の削減を実施。人員の適正化により700億円の収益改善を見込む。(2025/5/10)
なぜ今? 1万人削減は「成長のため」とパナソニックHDの楠見社長 自身も報酬4割返上へ
パナソニック ホールディングスは9日、構造改革の一環として1万人規模の人員削減を行うと発表した。なぜ、今なのか。(2025/5/9)
パナソニックHD、1万人規模の人員整理 25年度中に 組織再編で生産性向上を目指す
パナソニックホールディングスは、1万人規模の人員整理を実施すると発表した。2025年度中に実施予定。(2025/5/9)
「早期・希望退職」募集した企業、コロナ禍に次ぐ規模に
東京商工リサーチは、2024年度に「早期・希望退職」を募集した上場企業について調査した。「早期・希望退職」を募集したのは51社で、コロナ禍以降では2020年度に次ぐ規模だった。(2025/5/3)
赤字幅が2倍に拡大:
Intel、25年Q1は8億ドルの赤字 さらなる人員削減へ
Intelは2025年4月24日(米国時間)、2025年第1四半期(1〜3月)の業績を発表した。売上高は126億6700万米ドルで、純損失は8億2100万米ドルだった。赤字幅は前年同期から約2倍に拡大した。(2025/4/28)
Cybersecurity Dive:
CISAが人員削減を新たに開始 サイバーセキュリティ能力への影響が懸念される
批判者たちは、国土安全保障省(DHS)の一部門であるCISAにおける大幅な人員削減が、サイバー攻撃に対抗する国の能力を低下させると警鐘を鳴らした。(2025/4/29)
2025年4月7日週の動き:
半導体メーカーの「悲喜こもごも」 絶好調のTSMC、人員削減のST
STMicroelectronicsは2025年4月、製造拠点と従業員の再編を全社的に実施することを明らかにした。またInfineon Technologiesは、Marvell Technology(以下、Marvell)の車載イーサネット事業部門を25億米ドルで買収すると発表している。(2025/4/16)
WordPress.comやTumblr運営のAutomatticがリストラ発表 約16%の人員削減
WordPress.comやTumblrなどを運営するAutomatticがリストラを発表した。従業員の約16%を削減する。(2025/4/3)
Cybersecurity Dive:
トランプ政権の大胆な改革は吉か凶か 人員削減がもたらすリスク
NSAの元サイバーディレクターであるロブ・ジョイス氏は、議員たちに対して「連邦職員の大量解雇が、中国やその他の敵対国からの悪質なサイバー活動に対抗する米国の能力を損なうだろう」と指摘した。(2025/3/22)
ITトレンド5分でまとめ読み
SAP「最大1万人の組織再編」が生む“想定外の好機”とは?
最大1万人の人員整理を含む組織再編をSAPが進めている。大規模な組織再編は悪影響を及ぼしかねない一方、好影響をもたらす可能性もある。どのような影響が考えられるのか。(2025/2/25)
Z世代の若手社員の離職を防ぐマネジメント:
Z世代の若手が突然の離職 「残念な早期退職」を防ぐために必要なのは?
若手の離職防止を図るうえで重要な考え方を解説するとともに、社歴別に若手が陥りがちな症例と対応策をお伝えする。(2025/2/18)
IT労働市場を統計で考察【後編】
平均年収“1100万円超え”も、レイオフは継続中――世界のIT人材トレンド
昨今のIT雇用市場にはどのような変化が起きているのか。給与水準やスキル需要の変化、業界ごとの雇用動向などに焦点を当てて解説する。(2025/1/30)
労働市場の今とミライ:
希望退職後のキャリアは「いばらの道」か 中高年フリーランスのリアル
ミドル転職者を「希望退職」が襲っている。早期退職し、フリーランスを選択するものもいるようだが、意外と苦戦しているようで……(2025/1/28)
「早期・希望退職」の募集人数、3年ぶりに1万人超 電機業界を中心に大型化の流れは継続か
東京商工リサーチが調査結果を発表した。(2025/1/22)
Computer Weekly日本語版+セレクション
「IT業界の人員削減」が止まらない恐怖の理由
IT業界を中心に大規模な人員削減が進んでいる。その主な理由は、必ずしも業績不振によるものではない。むしろ事業が好調な企業が積極的にレイオフを実施する背景には、どのような事情があるのか。(2025/1/15)
組織再編を進めるSAP【後編】
「最大1万人再編」で揺れるSAP “痛み”の先に見える“進化”とは?
SAPが2024年、最大1万人規模の人員整理を発表した。専門家によると、再編は悪影響をもたらす恐れがある一方、必ずしも悪くない効果もあるという。どのような影響があるのか。(2025/1/9)
CFO Dive:
「AIに仕事を奪われても解雇は起きない」 財務の専門家がそう語るワケ
AIの導入により財務部門の縮小が起こると予想されている。しかし「必ずしも人員削減が起きるとは限らない」と専門家は指摘する。AIの普及は雇用にどのような影響を与えるのだろうか。(2024/12/19)
セキュリティニュースアラート:
Yahooがセキュリティチームの従業員を大量レイオフ レッドチームも解散へ
Cybersecurity NewsはYahooがサイバーセキュリティチーム「Paranoids」の従業員をレイオフし、レッドチームを廃止する方針であることを明らかにした。一体なぜそのような判断に至ったのか。(2024/12/17)
「技術の冬」が直撃するIT業界【前編】
女性がIT職を避けるのはなぜ? 業界が抱える根本的な課題
IT企業による人員削減の波は、多様性を重視した雇用にも影を落としている。女性人材の確保と定着が困難になりつつある現状に警鐘を鳴らす業界団体のレポートから、女性を取り巻くIT業界の問題と解決策に迫る。(2024/11/29)
労働市場の今とミライ:
中高年はつらいよ 「希望退職」の狙い撃ち、賃上げからも取り残される厳しい現実
中高年のキャリアは大きな転機を迎えているのかもしれない。彼らを取り巻く労働市場の実態を解説する。(2024/11/26)
レイオフが続く本当の理由
AMDは4%削減へ ITベンダーに共通する“人員削減の本音”
半導体ベンダーのAdvanced Micro Devices(AMD)は、従業員の4%を削減する計画を明らかにした。同社の今回の計画は、IT業界で続いている人員削減の例に共通する部分がある。何が原因なのか。(2024/11/25)
スピン経済の歩き方:
日産9000人削減の衝撃 「技術自慢の会社」ほど戦略で大コケする理由
日産自動車は、なぜここまで経営危機に陥ってしまったのか。特に中国市場が厳しい理由や、問題の本質とは――。(2024/11/13)
半導体ライバルとは対照的に【前編】
Intelやはり独り負け “期待の半導体”は失望に変わったか……?
大規模な人員削減策を発表するなど業績不振が顕著になっているIntel。このほど同社が発表した業績でも、まだ回復の兆しは見られない。うまくいかない原因はどこにあるのか。(2024/11/2)
Dropbox、従業員の約20%(528人)を削減
Dropboxは、従業員の約20%に当たる528人を削減すると発表した。ヒューストンCEOは、過剰投資した分野を削減し、よりフラットで効率的なチーム構造を設計すると説明した。(2024/10/31)
希望退職の“キラキラネーム化”──黒字なのに人員整理に向かう企業の「ある事情」
2024年の春闘賃上げ率は33年ぶりの大幅なものでした。ある程度予想できたことですが、そのしわ寄せは中高年に及んできています。最近の希望退職募集の特徴として、「キラキラネーム」化していることと、黒字企業によるものが多いことが挙げられます。(2024/10/17)
レイオフの新たな真実【後編】
IT業界「赤字じゃないけど人員削減」が続く謎――語られぬその理由
IT業界ではレイオフが相次ぐ中で、明らかになってきたのは人員削減の理由が必ずしも業績不振ではないことだ。企業はその本当の理由を公にしようとしていない。それはなぜなのか。(2024/9/28)
レイオフの新たな真実【前編】
「IT業界の人員削減」が止まらない――その恐怖の理由
2024年にIT企業が大規模な人員削減を進める理由は、コロナ禍で採用し過ぎた人員を減らすことが主な理由ではないと専門家はみる。背景にどのような事情があるのか。(2024/9/25)
半年ぶりの大規模削減
Ciscoが約6000人の人員削減 “大量解雇”を繰り返す理由とは?
Cisco Systems は6000人以上の人員削減を発表した。同社は2022年にも4000人以上の人員を解雇している。同社がレイオフを繰り返す理由は何か。(2024/9/24)
頭脳放談:
第292回 落日のIntel? いまIntelに何が起きているのか
Intelが大規模なレイオフを発表した。過去にも何度かレイオフを実施しているが、今回は少し様子が違うようだ。半導体の雄、Intelに今何が起きているのか、筆者が分析する。(2024/9/20)
リコー、2000人規模の希望退職者を募集 理由は「収益性の改善ため」
リコーは、同社とグループ会社で計2000人の希望退職者を募集すると発表した。国内で1000人と海外グループで1000人をそれぞれ募集する。(2024/9/12)
リコー、国内で希望退職者を約1000人募集へ 「収益性の改善」が目的
リコーは9月12日、国内グループ会社との合計で約1000人程度の希望退職者を募集すると発表した。10月1日から「セカンドキャリア支援制度」として実施。海外のグループ会社でも構造改革を進めており、国内外で合わせて2000人規模の人員適正化を見込む。(2024/9/12)
湯之上隆のナノフォーカス(75):
Intelはどこで間違えた? 〜2つのミスジャッジと不調の根本原因
Intelの業績が低迷している。業績以外でも、人員削減や「Raptor Lake」のクラッシュ問題など、さまざまな問題が露呈していて、Intelが厳しい状況に追い込まれていることが分かる。Intelはなぜ、このような状況に陥っているのか。そこには2つのミスジャッジと、そもそも根本的な原因があると筆者はみている。(2024/8/29)
なぜIT業界で人員削減が続くのか【後編】
「IT業界の人員削減」が止まらない“複雑過ぎる要因”
パンデミックを契機とした高成長期が終わり、IT業界では人員削減が相次いでいる。IT企業の人員削減にはさまざまな要因が影響している。(2024/8/26)
大原雄介のエレ・組み込みプレイバック:
Intelに追い打ちをかける「Raptor Lake」クラッシュ問題 根本原因はいまだ不明
Intelが「Raptor Lake」のクラッシュ問題の対応に追われている。2024年春ごろに露呈し始めたこの問題、実はいまだに根本原因は解明されていない。業績悪化や人員削減など、最近はあまり明るい話題がないIntelだが、クラッシュ問題がそれに追い打ちをかけている。(2024/8/23)
オムロン、資生堂も……増える「黒字リストラ」 働き手には“チャンス”なのか?
2024年に入り、早期退職者を募集する企業が増えている。人員整理はネガティブなイメージ一色だったが、今は人員整理を行う企業にかつてほどの悲壮感は感じられない。「リストラ」のイメージが以前よりネガティブでなくなったのはなぜなのか、それは働く人にとって本当にチャンスなのか、考えてみたい。(2024/8/21)
なぜIT業界で人員削減が続くのか【前編】
IT企業の「大型レイオフ」が止まらない“業績低迷”だけではない理由
IT業界で大型の人員削減が相次いでいる。ITベンダーが人員削減に動く背景には、幾つかの要因がある。考えられる9つのポイントを解説する。(2024/8/19)
AI PCで復調なのになぜ?
Dellが人員削減を続ける“PC不調ではない”本当の理由
Dellが大規模な人員削減を続けている。その理由の一つはPC市場が不振だったことだと考えられるが、本当の狙いは別にあると専門家は指摘する。どういうことなのか。(2024/8/18)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。